S.B.J.
FILE024 〜クラミツハ突入〜



心機一転・・・改めてサイコミュを止めようと一行はルーデンス雪原を目指す
ビュオオオオオ〜〜〜
ユラ「寒い寒い寒い寒い・・・」
イオン「大丈夫?お兄ちゃん?」
ユラ「大丈夫・・・じゃないかも・・・」
ダマスクス「炎系魔法で温まるにしても魔力を消耗するわけにもいきませんしねぇ・・・」
ミー「ガタガタ言ってないでさっさと歩くのよ!」
ユラ「お前はよく平気だよな・・・う〜〜、寒い・・・」
ミー「トーダも結構寒かったからね・・・慣れたのよ」
ユラ「あっそ・・・」
・
・・
・・・
クラミツハの遺跡
デュラク「おお、見えてきたぞ〜〜」
リーサル「爺さん、早速このイオスソードとやらをありがたく使わせてもらうぜ」
デュラク「ほっほ、儂には雷の大刀があるからのぉ・・・存分に使え!」
フィー「シルビアは?」
リーサル「ほっとけ!あんな女居なくとも俺たちだけで事足りる」
デュラク「ま、そういうことかのぉ」
クラミツハの遺跡の前
ジェーン「やっと・・・ついたわね・・・」
ユラ「寒い・・・闘う前に温まろうぜ・・・凍え死ぬって・・・」
ジェーン「んじゃ・・・イラプションノヴァ」
ドガンッ
凄まじい熱量を持った火の玉が放出される
一同「熱いっ!!」
ダマスクス「・・・ジェーンさん、もうちょっと威力を抑えてくださいよ・・・」
ジェーン「ごめん・・・」
イオン「・・・さ、行きましょうか!」
ユラ「おう!」
ギギギギギギギギギギギギッ
扉を開けて中へと入ると、そこには・・・
リーサル「ようこそ・・・クラミツハの遺跡へ・・・」
フィー「歓迎するわよ・・・」
デュラク「ま、すぐに死んでもらうことになるがのぉ・・・」
元ハーデン四天王の3人がお出迎え・・・
ユラ「どきな、そこの3人衆、俺はサイコミュに用があるんだ」
イオン(あれ?シルビアさんは・・・?)
リーサル「ならば、俺達を斃す事だな!」
ジェーン「・・・いいでしょう!斃してあげるわ!」
フィー「来なさい!ジェーン・・・」
デュラク「ふぉふぉふぉ、儂の相手はどなたかのう」
ダマスクス「では、私が・・・」
リーサル「・・・天空に座す武神よ、我にその御力を示せ・・・アマカケル!」
ドギャオッ
ユラ「な・・・」
白き剣閃がユラに走る
ビシッ
間一髪で回避するユラ
ユラ「なんだよ、今の技は!?」
デュラク「ふぉふぉふぉ・・・イオスソードの真骨頂の1つ!見るものを死へと誘う高速の太刀じゃ!」
ジェーン「ってことは、リーサルの腕がいいってこととは関係ないのね」
デュラク「・・・」
リーサル「ふん、だとしてもこの高速の太刀筋に反応できるわけがねぇ!!」
ユラ「だったら、試してみるか!」
リーサル「おおっと、そんな挑発には乗らん!」
ユラ「別に挑発したつもりじゃあないんだがな・・・」
ダマスクス「行きますよ、サンダーボルト」
THUNDER!!
デュラクに向けて雷を落とす
デュラク「ふぉふぉふぉ、この雷の大刀に向かって雷を使うとは愚の骨頂じゃ!ホノイカヅチ」
THUNDER!!
ダマスクスの雷を吸収して跳ね返す
ミー「コメットフォール」
ドガンッ
近くの岩を持ち上げて雷に対抗する
デュラク「ほっほ、やりおる・・・」
フィー(この女・・・すごい魔力波動だわ・・・)
ジェーン(さて・・・どう闘おうかしら・・・)
※ジェーンが拳銃を使わないのは流れ弾に味方が当たってしまわないかと考えているからです。弾はもう錬金術アルケミー
 でいくらでも作り出すことが可能です。
フィー「イラプションノヴァ」
ドゴアアッ
凄まじい熱量の炎の弾を打ち出す
ジェーン「ショットアイスバーン」
ガキインッ
巨大な氷の板で炎の弾を相殺させる
フィー、ジェーン「相殺!?」
三者三様の闘いはかくて始まったのであった・・・


続

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