Last Banisher 外伝
放浪の拾 〜ゴローとダイゴ〜



ニーズヘッグの新王が挨拶に来たときにそれは起こった・・・ゴローの父親がこの世界にいる!?
アイ「そう言えば・・・ゴオウサツもテキサツもアンケンサツも陰陽道では凶とされる方角ですしね。」
ゴロー「いきなり何を!?」
アテナ「じゃ、ダイギャクサツは?」
ローズ「いや、普通に虐殺の・・・」
*「しかし・・・トールでもロキでもなく技術力を評価する国なんてありましたかな?」
ゴロー「えええ!?」
ユノ「・・・もし1000年前から変わっていないならば・・・発明王の国が・・・」
ゴロー「発明王の国!?な、なんだ!?それ!?どこだ!?」
*「発明王の国・・・ユミルですか!?」
ゴロー「・・・どっかで聞いた事があったような・・・」
アイ「アスモデウスを探していたときにゲートを開いた場所の近くですよ!」
ゴロー「な!?東大最も入りがたし!!もとい灯台下暗し!」
一同「おいおい・・・」
アイ「行って見る?」
ゴロー「そうだな・・・行くか!」
ダダダダッ
そう言ってゴロー一行は去っていく
アキーバ「ダイゴ殿によろしく頼むよ〜〜」
ゴロー「任せろ!!」
コフィン「では、私も国務が忙しいのでこれで・・・」
と言い、コフィンとアキーバは去っていく
・
・・
・・・
一方・・・
ゴロー「待ってろオヤジ!!」
アンナ「そんなに親に逢いたいモン!?」
ゴロー「あったりまえだ!!逢って一発ぶん殴ってやるんだ!おふくろを残して旅に出て帰らなかったこと
 ・・・」
アイ「でも召喚されちゃったんなら・・・仕方ないんじゃないの!?」
ゴロー「・・・そうかもしれないけど・・・アキーバさんにだって連絡いれてないんだぜ?オヤジはいつも
 そうなんだ・・・旅に出る時もこっそり置手紙残して夜逃げのように・・・」
アンナ「ふぅ〜〜〜ん」
ドドドドドドドドッ
ユミル
アイ「スゴイですねぇ・・・さすが発明の国・・・特許省ばっかありますね。」
アンナ「新発明!溶けないアイスクリーム・・・夏場に最適・・・はあ〜〜〜よくもまぁ・・・」
ゴロー「・・・なぁ、この辺でダイゴ、もしくはダイギャクサツってヤツに心当たりないか?」
*「ダイギャクサツ!?ああ・・・ユミルの発明部長ね・・・あの人ならいまは・・・ユミル王宮にいると
 思うが・・・一般人は入れないぜ」
ゴロー「あ、そう・・・」
アンナ「どうすんのさ!!」
アイ「私は入れますよ。きっと。だってデータですし。」
ゴロー「きっとロックとかされていると思うぞ・・・」
試してみる
アイ「ふぇ〜〜ん、アクセス禁止ですぅ〜〜」
と、そこへ
*「そこのお嬢さん!悩みがあるんじゃないかね?うんうん、言わずとも私にはわかる。君がほしいのはそう、
 コレ!新発明Xカプセル!これを飲めば今日から君もXカップ!!」
アンナ「はあああ!?」
ゴロー「今の声!」
アイ「アンナさんがまた暴れまわってます!!」
ゴロー「そうじゃねぇ・・・オヤジの・・・」
アンナ「殺す!!!」
ゴロー「ままま・・・待て!!!」
*「うん!?その声・・・」
ゴロー「やっぱりかこのクソオヤジ!!!」
アンナ「ええええええ!?」
ダイゴ「実の親に向かってクソオヤジとは何だ!このドラ息子が!」
ゴロー「うるせぇ!クソオヤジ!おふくろに心配ばっかかせやがって!許さん!!」
ドッ
一足飛びにかかる
ダイゴ「あまいわ!!ハイパーダイゴスペシャルゥウウウウ!!」
ズッ・・・ドゴシャアアアッ
アッパーでゴローを持ち上げてそのままエルボーで地面に叩きつける
ゴロー「ガハァッ!!」
アイ「ああん!ゴロー!!ゴロー!!」
ダイゴ「親の偉大さ、分かったか!!」
アンナ「凄まじくふざけた親・・・」
ゴロー「・・・」
アイ「しっかりしてよぉ!ゴロー!!ウソだと言ってよゴロー!!・・・三途の川まで何マイル!?」
アンナ「あ〜〜〜、こりゃクリティカルだわ・・・本当・・・」
ゴロー・・・死す!?


続

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