Last Banisher 外伝
放浪の玖 〜ダイゴの手掛り〜



ニーズヘッグで行われたルシュファーとの攻防・・・通称ルシュファーの反乱から1ヶ月・・・ニーズヘッグは
政権交代により平和を取り戻したのだと言う・・・
アテナ「それで、今回は一体何が起きるんですかぁ?」
*「ですから、ニーズヘッグの新王が挨拶に来る・・・とああ、もう来られたでは無いですか」
*「始めまして、トール皇帝。」
ロードス「皇帝じゃあ無いんだけどなぁ・・・」
*「失礼、放浪王様。私、ニーズヘッグの新たなる代表。コフィン・B・ルディングと言います」
ユノ「始めまして、コフィンさん。」
コフィン「して、こちらにおられますは側近のアキーバ・C・クラース」
左にいる人物を紹介する。
アキーバ「どうも。」
コフィン「・・・ゴオウサツさんは・・・」
ゴロー「その名前で俺を呼ばないでくれ・・・」
コフィン「失礼。ゴローさんは・・・そちらでしょうか?」
アイ「何なの!?まさか!ゴローを奪うつもり!?」
ひしっ
ゴローにしがみつくホログラム
ゴロー「だ〜〜〜、あいつは漢だろうがぁ!!!」
アイ「いえいえ、めくるめく禁断のBL・・・あ、BLゲッターってブラックの略ですからね!くれぐれも
 間違いの無いよう注意してチェンゲをお楽しみくださいね」
ゴロー「どんな説明だああ!!」
※隼人×竜馬派の人がそれを見たらやっぱりブラックじゃない意味を思い浮かべるのだろうか?
アキーバ「ゴロー・オウト・サッシュ・・・ですね?」
ゴロー「・・・ああ・・・それが何か!?」
アキーバ「・・・ダイゴ・ギャクテン・サッシュに心当たりは・・・ありませんかな」
ゴロー「なっ!?親父の名前!?何でアンタが!?・・・」
ヅカヅカッ
アイ「あ、ゴロー」
アキーバに駆け寄るゴロー
ゴロー「なんでアンタが親父の名前を知っているんだ!?教えてくれ!!もしかして親父がどこにいるのか
 知っているのか!?」
アキーバ「落ち着いてください。・・・私は・・・おそらくこの世界で最初に彼と知り合った人物・・・」
ゴロー「で?」
アキーバ「あれは、何年も前のことです。突如光と供に現われた漢がいました・・・」
アイ「それが・・・ダイゴ・・・」
アキーバ「彼は自分のことを『ダイギャクサツ』と言う不思議な人物でした」
アンナ「・・・アンケンサツにゴオウサツにダイギャクサツって一族そろってトンデモな名前をつけたもん
 よね・・・」
ゴロー「悪かったな・・・ちなみに死んだおふくろはテトラ・キング・サッシュ・・・テキサツって呼んで
 くれって言っていたが・・・」
ローズ「・・・」
アテナ「ローズさんとこはどうなんですかぁ!?みんなローズみたいにおかしな名前をつけているんですかぁ?」
ローズ「・・・お前喧嘩売っているのか!?・・・あいにく俺だけだ!」
アンナ「・・・ヘンなヤツ!」
ローズ「うるせぇ!」
ゴロー「で、親父は!?」
アキーバ「彼は・・・その独創的な技術力を買われて・・・どこかある国に出向いた・・・んですが・・・
 それっきり連絡が途絶えましてね・・・」
ゴロー「か〜〜〜っ使えねぇ!!」
*「こら!ニーズヘッグの代表の方々に失礼にあたるぞ!!」
ユノ「独創的な技術力を買われ・・・ある国に・・・」
ローズ「それってトールじゃねえのか!?」
*「違いますよ。だいたいもしそうなら知らせていますし。」
ローズ「・・・だよなぁ・・・」
アリス「ロキにもそんなヘンなヤツいないよ。」
ゴロー「おおい!誰がヘンなやつだよ!!」
一同「その名乗り!」
ゴロー「・・・」
アイ「・・・まぁ、確かにヘンな名乗りですが、いいじゃないですか!人の勝手じゃないですか!!少なくとも
 ローズにはそう言われたくないですよ!!」
ローズ「なっ」
ロードス「ん〜〜、確かにいえているかも・・・」
ローズ「おいおいおい!!」
果たしてゴローは父、ダイゴに逢う事ができるのだろうか!?


続

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