Last Banisher 外伝
放浪の捌 〜遺伝子兵器ジェネシック・アームズ始末〜



ルシュファーの主砲を辛くも防ぎ、3つのコア目掛けて一気に反撃をした一行・・・果たして・・・
BOMB!BOMB!BOMB!BOMB!
*「ダメージ80%・・・自己修復不能・・・ダメです・・・持ちません」
アンケンサツ「バカな!」
ルシュファー「ぬ・・・ぐぐぐ・・・これ・・・までかっ!?だがっ!このルシュファー、タダでは死なん!
 アスモデウス・・・キサマを道連れよおお!!」
グオオオッ
アンケンサツ「ま・・・待て!!俺は・・・」
そのままアスモデウスに歩み寄る
アリス「地獄へはあなた1人で逝ってください。銀色の螺旋撃シルバー・スパイラル」
ドギュアアアアッ
ルシュファー「ぬぐおおお!?」
SCIがルシュファーを貫く
ユノ「バリアを張って!早く!!」
ロードス、ゴロー、アリス「あ・・・ああ」
ババッ
3隻ともAフィールドを張る
ゴロー「兄さん・・・ルシュファーから脱出するんだ!今なら・・・間に合う」
アンケンサツ「脱出!?ふざけるな!艦長は艦と命を供にする者!!ゴオウサツ・・・いや、ゴロー・・・
 お前は・・・お前の道を行け!」
ルシュファー「フッ・・・勝ったつもりでいるなよ!アスモデウス・・・極秘裏に開発され・・・眠りつづける
 艦は・・・まだ・・・」
BOOOOOOOMB!!!!
ゴロー「兄さぁああああ〜〜ん」
ルシュファー・・・爆破!
ロードス「・・・終わった・・・か!?」
ユノ「いえ、終わってませんよ・・・まだ・・・」
アンナ「はぁ!?どこがよ!!ルシュファー斃したでしょ!!」
アテナ「ルシュファー以外の艦ってことですね?」
ロードス「いや、それもあるかもしれないけどさぁ・・・」
アンナ「じゃあなんなのよ!!」
アイ「ニーズヘッグのことです。」
パッ
イキナリ通信が入る
シャーニ「これはこれはトールの皇帝陛下様・・・私、ニーズヘッグの王、シャーニ・O・パーツと言いまして
 ・・・」
ロードス「・・・で?」
シャーニ「ルシュファーとの素晴らしい戦い振りでした。どうでしょう?アスモデウスを研究のためにこちらに
 ・・・?」
アスモデウス「対宙域重力破砕砲グラビトロ・ブラスター用意」
キュゴゴゴゴゴゴッ
シャーニ「え!?ちょ・・・ちょっと・・・」
ユノ「遺伝子兵器ジェネシック・アームズとて禁じられた学問フォビドゥン・スタディですよ。」
アリス「そういう事。その研究をさらに続けるというのならば・・・」
ゴゴゴゴッ
ゴロー「容赦はしないぜ?」
ゴゴゴゴッ
SCI、EF0、ともに主砲発射用意
シャーニ「まま・・・待て!!待ってくれ!!分かった!!遺伝子兵器ジェネシック・アームズの研究開発は諦める!!だが・・・
 聞いてくれ・・・私は・・・こうなることを予測してだな・・・」
アリサ「何を予測したですって!?」
アイ「口から出任せもいいところです。」
ユノ「遺伝子兵器ジェネシック・アームズの研究、開発も永久凍結です。あなた方もユグドラシルと・・・」
シャーニ「ぐぐぐ・・・」
*「た、大変です!シャーニ様!!」
シャーニ「何だ!?この忙しい時に!?」
*「ク・・・クーデターです!!」
シャーニ「何いぃ!?」
*「今まで遺伝子兵器ジェネシック・アームズが禁断の学問の一端として不満を抱いていたものの・・・」
*「シャーニ!!キサマの横暴もここまでだ!!トールで定められた禁學法・・・禁じられた学問フォビドゥン・スタディの研究、開発
 の禁止を破り国を間違った道へと進めた!」
シャーニ「何をほざく若造!!全てはニーズヘッグ繁栄のため!!」
*「そうやって我々を弾圧してきたのだ!王!お前はもはや王たる資格なし!!」
一同「わああああ!!!」
シャーニ「まま・・・待ってくれ!!!」
ブツンッ
通信は切れる・・・
ローズ「・・・なんだか大変なことになっちまったな・・・」
ゴロー「・・・確かに・・・」
アリス「帰りますか・・・」
ロードス「だな・・・」
後日・・・シャーニ政権は解体され、新たな政権が成立したという・・・


END

前の話へ 戻る 次の話へ