Last Banisher
放浪の99 〜艦内決戦! 後編〜



ユノ一人をSGに残したロードスだが・・・やはりいてもたってもいられないのか自分もSG内部へと行く
ことを決意・・・アスモデウスは自動操舵でSGへと向かう
アスモデウス「行くぞ!ロードス!」
ロードス「OK!」
ドゴアアアッ
突貫撃爪刃クラッシャー・ファングで内部へと入る
ロードス「ユノ・・・無事でいろよ・・・」
ダダダダッ
すぐさまジャミルのいる場所=コクピットへと向かう・・・
そのころ・・・
ジャミル「フフフフ・・・」
ユノ「く・・・か・・・」
首を捕まれて持ち上げられるユノ
ジャミル「そろそろおしまいですよ・・・ユノ皇女」
ユノ「・・・まだ・・・終わって・・・」
ロードス「ユノぉおおおお!!」
ジャミル「ぬうう!?」
ユノ「ロードス!?」
ダダンッ
ロードス参上!
ロードス「黄金銃!ユノ!」
弾き飛ばされている黄金銃に持ち上げられているユノ
ジャミル「・・・艦を見捨ててここまで来るとは・・・」
ガシッギュルンッ
黄金銃を銃形態にして構える
ロードス「ジャミル!!ユノを放せ!撃つぞ!」
ジャミル「何をほざく・・・撃てるものなら撃ってみるがいい・・・ユノが盾になるだけだ・・・」
ユノ「く・・・ロードス・・・」
ロードス「・・・シューティングマスターを・・・なめるなぁ!」
ドヒュンッ
ジャミル「ぬう!」
バシュアアアッ
ユノの首を掴んでいた左手だけを打ち抜く
ジャミル「ぐうう!?」
ユノ「かはっ・・・」
ロードス「大丈夫か!?ユノ」
ユノ「平気です・・・信じてましたから・・・」
ジャミル「ぬううう!?ふざけおってぇええええええ!!」
ユノ「それよりも今はジャミルを・・・」
ロードス「ああ・・・」
ギュルンッ
再び剣形態へと変える
ジャミル「ぬああああ!!」
ズルンッ
腕を再生させる
ジャミル「良かろう・・・トール皇族をここで絶つ!」
ゴアアアアアアアアッ
今までに無い邪気があたりを走る
ロードス「くうぅ・・・この気は・・・」
ユノ「大丈夫です・・・ロードス・・・」
ジャミル「獄龍潰殴破ごくりゅうかいおうは」
ドゴアアアアアアッ
黒き剣閃が無数に飛び交い触れるものを押し潰していく
ユノ「神龍卅裂陣じんりゅうそうれつじん!」
ドドドッ
*字に斬り裂いて黒き剣閃を打ち落とし・・・
ロードス「てぇええい!!」
バビュアアアア〜〜
銃形態で反撃に出る
ジャミル「ぬうう・・・」
バシバシバシバシッ
銃撃を剣で斬り払うジャミル
ジャミル「ならば・・・獄龍魔弾破ごくりゅうまだんは」
ドギャオオオオオッ
黒く禍々しいオーラの球体を打ち出す
ロードス「銃撃には銃撃!!神龍覇転弾じんりゅうはてんだん」
ドワオッ
強力なチャージショットで応戦
ガカアアッ
BOOOOOOOOMB!!!
一同「ぐうううっ・・・」
2つの技がぶつかり合って爆発が巻き起こる
ジャミル「くうう・・・自己回復機能がなければ墜落だ・・・くそっ!」
ロードス「なんて威力だよ・・・」
ユノ「大丈夫ですか!?ロードス」
ロードス「ああ・・・」
ジャミル「ユノ皇女!!これでトドメです!獄龍砕天破ごくりゅうさいてんは」
ドギャアアアアアアッ
天をも砕く巨大な黒き龍を放って触れるものを全て消滅させる
ユノ「こっちも・・・行きますよ・・・」
ロードス「・・・ああ・・・」
2人で剣を構え・・・
ユノ、ロードス「神龍無空陣じんりゅうぶくうじん!」
ドギャアアアアッ
剣圧で具現化されたいくつもの龍がジャミルに襲い掛かり、黒き龍とぶつかる
ジャミル「なんの!これしき!!」
ユノ、ロードス「はあああああ!!」
ズバアアアッ
しかし、ユノ、ロードスの放った龍、ジャミルの黒き龍、そしてジャミルまでもまとめて一気にオーラで形成
したブレードで斬り裂く
ジャミル「ご・・・ごあああああ!?なぁ・・・」
ユノ「もう終わりです!ジャミル!」
ロードス「うおおおっ!」
ドスウウッ
そのままロードスを引きずってジャミルの心臓を貫く
ジャミル「ぐ・・・ぐぐぐ・・・ユノ・・・皇女!!!!?」
ついに・・・全てが・・・終わる!!


続

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