Last Banisher
放浪の97 〜静かなる虐殺者サイレント・ジェノサイダー



生体兵器四天王ジェネシックスを全て打ち破り、ユグドラシル宮へと入ったユノ一行。しかし、突如
ジャミルは笑い出した・・・
アイ「SCUのエネルギー反応・・・さらに高まっていきます」
アンナ「どういうこと!?」
とりあえず、アンナやローズ、アテナ、ユノは乗り換えました。
ユノ「ジャミル・・・あなた一体何をするつもり!?」
ジャミル「ふふふ・・・」
スターダスト「ぐ・・・ぐごごご・・・」
ズズズズズッ
ローズ「見ろ・・・スターダストが吸い寄せられているぞ・・・」
ユノ「まさか・・・SCUがスターダストを取り込んでいる!?」
ロードス「なんだって!?」
ローズ「SCがスターダストを取り込んでパワーアップしたように・・・SCUもまた・・・スターダストを
 取り込んでパワーアップしようってのか!?」
ジャミル「違うな・・・」
ローズ「何!?」
ゴヒュオ〜〜〜
アイ「後方から何か来る・・・」
アテナ「ん〜〜・・・あれは・・・」
ローズ「斃した生体兵器四天王ジェネシックスの残骸!?」
ゴロー「・・・もしかして・・・」
ズガカカカカッ
一同「くうっ」
スターダスト、生体兵器四天王ジェネシックスがSCUに吸い寄せられ、強力な光が放たれる
アイ「エネルギー反応・・・なおも増大・・・」
ジャミル「フフフ・・・これぞ、私の切り札!全てを制圧する圧倒的な力!!・・・最強の生きた兵器バイオ・アームズ!!
 名づけて・・・静かなる虐殺者サイレント・ジェノサイダー」
一同「サイレント・ジェノサイダー!?」
シュオオオッ
そこには・・・さらに凶悪になったSCUが・・・いや、SGいた・・・
ロードス「・・・何!?」
黒く禍々しいオーラに西洋龍のようなボディ・・・
ジャミル「さぁ!終末の始まりだ!有意志収束双光爆撃リビング・ツインレーザーキャノン」
ドギュオオオアアアアッ
有意志収束光爆撃リビング・レーザーキャノンが2連になって襲いくる
アイ「これは・・・粒子集束砲パーティクル・ブラスト!!粒子集束砲パーティクル・ブラストで相殺よ!」
ゴロー「お・・・おう」
バシュアアアアッ
ジャミル「フフフ・・・」
ロードス「・・・ヤベぇぞ・・・ゴロー・・・EF0じゃあSGに太刀打ちできないぞ・・・」
ゴロー「んなこと言ったってな・・・」
ユノ「・・・再帰的操作型光集束銃撃兵装レーザー・ファンネル」
バシュアアアッ
ジャミル「フン・・・有意志自立型爪兵装リビング・ファング・ドラグーン」
ドドオオオッ
互いのビット兵器が攻撃し合う
ローズ「こいつは・・・」
ゴロー「アスモデウスと互角か!?」
ジャミル「フフフ・・・どうです!?ユノ皇女・・・私の力・・・最高でしょう!?」
ユノ「最低だわ・・・ジャミル!」
ロードス「ゴロー!」
ゴロー「ん?」
ロードス「EF0を守りながら闘うのはキツイ、戦線離脱してくれ」
アンナ「はあ!?ふざけないでよ!!」
ローズ「おいおい・・・」
アイ「分かりました。」
ゴロー「おいおい、アイ・・・」
アイ「え!?あ、いえ・・・SGを斃す手がかりが分かりましたよ。」
ロードス「はい!?」
アイ「SGの内部にあるコア・・・それを破壊すれば・・・」
ローズ「コア・・・ねぇ・・・それって・・・」
ユノ「・・・ジャミル・・・ですね・・・」
アイ「・・・ええ・・・そう・・・」
ジャミル「さぁ!踊れ!踊れ!!星屑突撃弾スターダスト・クラック」
ドガアアアッ
SGからスターダストの刃が無数に放たれる
ロードス「ちいいっ!突貫撃爪刃クラッシャー・ファング!」
ズガキンッ
アスモデウスの両腕で斬り払う
ロードス「・・・SG内部でジャミルをぶっ斃せば・・・いいんだな!?」
アイ「ええ・・・おそらく・・・」
ユノ「・・・私が・・・行くわ!」
ロードス「え!?」
ユノ「だって、ロードスは艦を操縦しなきゃいけないでしょ?」
ローズ「ま、そうだな・・・」
ロードス「・・・分かったよ・・・ユノ・・・死ぬなよ・・・」
ユノ「・・・はい。」
ついに・・・最終決戦が始まる!?(いや、もう始まっているか・・・)


続

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