Last Banisher
放浪の86 〜突入!中央国家ユグドラシル



一刻も早くユグドラシルを、ジャミルを斃さなくてはならないと考えた一行はついにトールを離れ、
ユグドラシルに攻め入る事にした・・・
ゴロー「しっかし・・・ユグドラシルに攻め込んでいる間にトールが滅びちまったらどうするんだ?」
ユノ「大丈夫です。永久機関とAフィールドを設置しておきましたから」
ローズ「てか最初からそうすればよかったんじゃ・・・」
ロードス「おいおい・・・」
ユノ「1000年もの間に廃れてしまっていたんですから・・・」
アイ「ま、とにかく、ぱっぱとジャミルを斃しましょう!!」
ゴロー「・・・そうだな・・・」
・
・・
・・・
一方ユグドラシルでは・・・
天空龍「・・・トールがついに攻めてきますね・・・」
火炎鳳「・・・ご丁寧に星にはAフィールドを張ってやがる・・・」
ジャミル「・・・決着をつける・・・ということか・・・よかろう・・・スターダストを全部出せ!」
天空龍「全部・・・ですか?」
ジャミル「ああ、そうだ・・・私もSCUで出る・・・お前らも戦闘配置に着け!」
大地麟「あいよ!」
ジャミル「やつらを・・・皆殺しだ!」
一同「御意・・・」
ズアアアアアアッ
ユグドラシル周辺がスターダストで埋め尽くされる
ローズ「うわぁ・・・いるわいるわ・・・」
ゴロー「・・・なぁ、ロードス」
ロードス「あん?」
ゴロー「どっちがより多くのスターダストを斃せるか競わないか?」
ロードス「・・・お前な・・・ゲームじゃねぇんだぞ」
アイ「え〜〜〜せっかくスタートラインを決めたのに!」
ローズ「あのな・・・」
アテナ「ジャミルは見えませんねぇ・・・」
ローズ「おおかたユグドラシル宮でくつろいでいるんだろ・・・」
ジャミル「私はそんなに暇ではないのだよ・・・」
ロードス「ジャミル!どこだ!」
ジャミル「フフフ・・・焦るな・・・直にキサマを葬り去ってやる・・・」
ゴロー「とにかく、まずはスターダストを排除しないとな・・・」
ロードス「・・・OK、分かった!ジャミル!首を洗って待っていやがれっ!再帰的操作型光集束銃撃兵装レーザー・ファンネル!!」
ズギャギャギャギャギャッ
無数のビット兵器がスターダストを駆逐していく
ゴロー「こっちだって自立型素粒子銃撃兵装クォーク・ドラグーン!」
ズバウウッ
ゴローも負けじとスターダストを駆逐していく
アイ「行け行けゴロー!30〜40機ほどロードスに負けているよ〜〜〜」
ロードス「・・・マジにゲーム感覚かよ・・・」
ローズ「・・・お前だって・・・なぁ・・・」
ロードス「・・・ま、否定はしないさ・・・」
バズガガガガッ
天空龍「・・・よくもまぁ・・・」
ユノ「道が開けた・・・」
ゴロー「あそこからユグドラシル宮へ一気に突っ込むぞ!」
ロードス「あ、待てって・・・」
ドウンッ
2隻の艦はユグドラシル宮へと突き進む
ロードス「・・・ジャミルは・・・いない!?」
アイ「代わりかどうか知らないけど、生体兵器四天王ジェネシックスがいますよ・・・」
アンナ「面白い!相手をしてあげようじゃないのさ!!」
ダダッ
一気に出入り口へと行く
ゴロー「待て待て!!まだ着陸もしていないんだぞ!!」
アンナ「そんなもの!ジャンプでどうにか!」
ガラガラッビュオオオ〜〜
地面までの距離・・・10mくらい・・・
アンナ「・・・」
ローズ「・・・生体兵器四天王ジェネシックスは俺たちが相手をする。ロードス、お前はジャミルを追え!」
ロードス「いいのか!?」
ユノ「大丈夫です。」
アンナ、ローズ、アテナ、ユノ・・・1人1体の割り当てだな・・・
アイ「じゃ、アンナさん、気をつけてくださいね。」
アンナ「アンタの方こそジャミルにぶっ斃されないように気をつけな!!」
ゴロー「へいへい・・・」
ロードス「ゴロー、一気に突き抜けるぞ!」
ゴロー「任せておけ!」
ズドウウッ
と、言うわけで4人を残してロードス、ゴローはユグドラシル宮へと急ぐ・・・


続

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