Last Banisher
放浪の85 〜アスガルド攻防〜



ユグドラシル繁栄の礎となったアスガルド・・・しかし、ジャミルはそこでさえも侵攻しようとする・・・
と、その時、光とともに一隻の艦が・・・
ゴロー「待たせたな!」
一同「・・・」
アイ「みなさんアスモデウスを期待していたみたいですよ」
ゴロー「・・・やっぱりぃ!?」
アンナ「何よ!?それ!!毎回毎回ロードスばっかり旅して・・・だから今回はロードスが留守番なのよ!」
*「・・・どんな理由だ・・・」
ジャミル「ふん、その艦でどこまでやれるか見せてもらおう・・・」
ドドドドドドドドッ
スターダストが群がる
ゴロー「道が無くなりゃ造るのみ!粒子集束砲パーティクル・ブラスト」
ズギャアアアッ
蒼き閃光が走り、EF0の前方のスターダストが駆逐される
天空龍「へぇ〜〜〜」
アイ「ゴロー、この艦はアスモデウスと違って永久機関搭載じゃないんですから、ENエネルギーの残量
 には注意してくださいね」
ゴロー「へいへい。」
火炎鳳「・・・これだけのスターダストを相手に、どこまでやれるかしら?」
ゴロー「俺はロードスみたいに回避がうまいわけじゃあないけどさ・・・」
アンナ「アレは化物よ」
ゴロー「操艦テクには自信がある」
ドギュアアッ
迫り来るスターダストを直撃を回避して反撃する
ジャミル「ぬうう・・・」
ゴロー「コレでどうだっ!自立型素粒子銃撃兵装クォーク・ドラグーン」
バシャアアッ
ビット兵器が宙域を舞い・・・
ズバアアアアッ
次々と行動不能に陥るスターダスト
大地麟「やるじゃん、あいつ・・・ゾクゾクしてくる・・・」
氷水龜「ロードスとゴロー・・・2人で組んで来られると厄介かもね・・・」
すでに500以上居たスターダストの2/3が駆逐される
ジャミル「・・・スターダストを下げろ!」
天空龍「はっ・・・」
ザザザッ
ゴロー「おっと・・・ボスとの対決か・・・」
アイ「気を付けてください。AフィールドがあるとはいえSCUに油断は禁物です・・・」
ジャミル「あれだけのスターダストを相手にここまで闘えるとはな・・・」
ゴロー「ほめ言葉ありがとうさん・・・」
ジャミル「だからこそ、この場で潰させてもらう・・・」
ゴロー「やってみな・・・」
ジャミル「有意志収束光爆撃リビング・レーザーキャノン」
グニャリッ
アイ「3時、5時、8時、11時・・・来ます」
ゴロー「おっしゃあっ自立型素粒子銃撃兵装クォーク・ドラグーン」
バババババッ
全ての有意志収束光爆撃リビング・レーザーキャノンを相殺する
ジャミル「ならば、その邪魔なビット、破壊させてもらう!有意志壊撃爪兵装リビング・ファング・クラッシャー」
ドガシャッバキャアッ
SCUの両腕が飛んできてEF0の自立型素粒子銃撃兵装クォーク・ドラグーンを引き裂いていく
ゴロー「ななな・・・何!?」
ジャミル「そろそろ死ね!」
キュゴアアアッ
SCUの前方に巨大なエネルギー反応・・・
アイ「・・・撤退したほうがいいですね・・・」
ジャミル「あまい!」
ズバアアアッ
逃走よりも先にSCUの有意志超級連装砲リビング・ハイメガキャノンが当たる
ゴロー「ぐううう・・・」
とっさにAフィールドで防御するも・・・ENエネルギーはもうわずか・・・
ゴロー「アイ、Aフィールド張って、粒子集束砲パーティクル・ブラスト撃てるか?」
アイ「う〜〜ん、やってみます・・・」
ヴンッ
Aフィールド展開
ジャミル「今更何をしようが無駄だ・・・」
ゴロー「そうかいっ」
ゴガアアッ
そのままSCUに体当たり
火炎鳳「白兵戦!?」
ゴロー「うおおおお!粒子集束砲パーティクル・ブラスト」
ズバアアアアッ
ジャミル「無駄だ!Dフィールドの前にそれは・・・」
粒子集束砲パーティクル・ブラストの威力を利用して戦線離脱
ゴロー「あばよ!!ジャミル!!」
氷水龜「Dフィールドを壁代わりに粒子集束砲パーティクル・ブラストの噴射で逃げるとは・・・」
ジャミル「・・・フン・・・いいだろう・・・退くぞ・・・」
天空龍「はっ・・・」
そして、アスガルドはユグドラシルから完全に離反した・・・


END

前の話へ 戻る 次の話へ