Last Banisher
放浪の80 〜蒼き上着ブルージャケットの最期〜



腐敗した平和を打開する!某シャドウミラーみたいな理論で故郷ブーリを攻撃する元ブーリ特殊部隊、
ブルージャケット・・・彼らの暴走を静めるべく、ブーリ首相はブルージャケット殲滅の決断をくだしたので
あった・・・
アスモデウスの前方の高エネルギー反応に恐れもせず突っ込んでくるブルージャケット
ローズ「恐れを知らぬというか・・・」
ユノ「タダの馬鹿ですね・・・」
ロードス「・・・対宙域重力破砕砲グラビトロ・ブラスター!」
バシャアアアッ
ヴェノム「な・・・なああああ!?」
ジュオアアアアッ
一瞬にしてブルージャケットが蒸発する
ローズ「すげぇ、蒸発しちまった・・・」
ロードス「・・・これで・・・良かったんだろうか・・・」
フェーン「・・・道を間違えた彼らは・・・滅ぶべく存在・・・これで・・・いいのです・・・」
ローズ「・・・しっかし、なんだか後味の悪い戦闘だったなぁ・・・」
ユノ「・・・フェーンさん・・・これから・・・ブーリは・・・?」
フェーン「ブルージャケット無き今、我らの攻撃力は無に等しい。だが・・・我らは決してユグドラシルにも
 ジャミルにも屈しませんぞ・・・それが我々の誇りなのだから!」
ユノ「・・・そうですか・・・」
フェーン「それよりも、トールを・・・あそこが堕ちてしまっては全ての希望が無くなってしまう・・・」
ロードス「・・・じゃ、ひとまず、帰りますか?」
アテナ「そうですねぇ〜〜」
ローズ「・・・そうしますか・・・」
そして、一行はひとまずトールへと戻る・・・そのころ・・・
天空龍「ま、予測はしていたが・・・ブルージャケットは壊滅したぜ・・・」
火炎鳳「でも、いいんじゃないの?どうせあいつらは捨て駒だし。」
ジャミル「・・・アスモデウスの主砲か・・・アレを喰らったらさすがのSCUでもタダでは済まんな・・・」
大地麟「まぢ!?」
ジャミル「まぁ、手が無いわけではない。」
大地麟「なら、いっか・・・」
火炎鳳「いいの!?」
天空龍「・・・」
氷水龜「ジャミル様・・・ミズガルズからメールが届いていますよ。」
ジャミル「ミズガルズ?」
大地麟「どこ?そこ?」
ジャミル「『攻め』に対して『守り』の国・・・『勝つ為』ではなく『負けない為』の国・・・和平交渉でも
 申し込んできたか?」
さっそくメールを開くと・・・
*「ジャミル・・・いや、アージェか・・・ま、名前などどうでも。よい。我が名はロック・A・スクェイク
 ミズガルズの首相なり。キサマらの愚行は我が国内でも評判である・・・だが、我がミズガルズの神童、
 レッド・デュクシオールがキサマらを蹴散らしてくれるわ!攻めてくるならいつでも・・・」
ブツンッ
いきなりメールを閉じる
ジャミル「フン・・・『負けない為』の国の分際で!!」
天空龍「ってか神童ってことは子供だろ?そんなガキ1人に国を任せなくてはならないような国などとっとと
 滅ぶべきだ!」
火炎鳳「あ、それは言えてるわ。」
大地麟「ジャミル様・・・」
ジャミル「良かろう・・・我がユグドラシルに挑んだことを地獄で後悔させてやろう・・・行け!」
天空龍、火炎鳳、大地麟、氷水龜「はっ・・・」
バヒュアッ
と、言うことで早速生体兵器四天王ジェネシックスはミズガルズへと向かうのであった・・・一方・・・
ミズガルズ
ロック「・・・ジャミルめ、来るなら来い、ミズガルズここがキサマの墓場となるのだ!!」
*「お父様・・・本気ですか!?レッドにジャミルを討たせるなどと・・・」
ロック「当たり前だ。エストレヤ・・・レッドのあの能力の前にどんな攻撃も通じん!」
エストレヤ「でも・・・」
ロック「何を恐れる・・・我がミズガルズの防衛力を世界に知らしめるときがきたのだ!!」
エストレヤ「・・・お父様・・・」
レッドの能力とは!?そして、生体兵器四天王ジェネシックスとレッド・・・どちらに軍配があがるのか!?


続

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