Last Banisher
放浪の72 〜究極VS至高!〜



クロノ・ギャロッパーがイカれてしまったゴロー・・・新たな艦を求めてアッサマーラボへと足を運んだのだが
そこで、フーリ、ブリスが行く手を阻む!
フーリ「えええ!?あんな胸の無い女がいるわけないでしょ!!」
ブリス「現にいるじゃないの!!」
ぶちぶちぶちっ
ゴロー「・・・あいつら・・・恐ろしいことを・・・」
アンナ「うるっさい!!テメェらとっとと死ね!!!!」
グオアアッ
2刀を構えていつでも瞬殺準備完了
ブリス「では、始めましょうか・・・」
フーリ「3分料理対決!!」
一同「なんじゃそりゃあああ!!!!」
フーリ「あら?誰が『剣で殺しあう』とか言いました?」
ブリス「我々2人の世界では死合=料理と相場が決まっているんです!」
アイ「2人の世界では・・・って狭っ!」
ゴロー「・・・確かに・・・」
アンナ「・・・ええええい!!だったらその料理勝負とやら受けて立つ!!そしてブチ殺す!!!」
アイ「殺す以外に無いんでしょうかねぇ?」
ゴロー「全くだ・・・」
フーリ(ふふん・・・あんな凶暴女とまともに戦いあって無事で済むわけが無い・・・)
ブリス(だからこそ料理勝負を挑むのよ!!さぁ・・・見てなさい!!!)
ズカカカカカカカカッ
ゴロー「・・・う〜〜む、すごい包丁捌きだ・・・」
アイ「確かに・・・普通の人間では扱えない衝撃と威力を秘めた生きた兵器バイオ・アームズでも破壊
 されないあの俎板・・・すごいわ!」
※感心するところそこかよ!
アンナ「うおおおおおおりゃあああ!!!」
妙に殺気だって料理を作るアンナ
BOOOOMB!!
ゴロー「・・・マジでキッチンデストロイヤー・・・」
フーリ「ふふふ・・・料理をして爆発が起こるなんて聞いたことが無いわよ・・・」
アンナ「はぁ!?料理して爆発が起こらないほうが不思議よ!」
ブリス「クスクス・・・」
※いや、爆発するほうがおかしいって・・・
・
・・
・・・
そして、あっと言う間に3分は経過し・・・
ゴロー「・・・いや、マジメに3分経過してくれよ!!」
フーリ、ブリス「ノルニル料理・フルコース!完成!!」
ドバァ〜〜〜〜ン
無駄に豪華な料理が並べられる
アイ「たった3分でこんなに作れるなんて・・・タダものじゃないわ!」
アンナ「こっちだってねぇ!あんなのよりは37564倍はおいしいミートパイなんだから!!」
ゴロー「すいません、なんでそんな不吉な数字なんですか・・・」
アイ「では、審査員の不肖、アイ・・・早速・・・」
ゴロー「お前ホログラムなんだから食えないだろうが!!!」
アイ「えへっ・・・」
冗談はさておいて、美食家がズラリとやってくる
*「では・・・審査を始める・・・」
まずはフーリ、ブリス側・・・
もぐもぐ・・・
一同「うまい!!」
フーリ「ふん!どんなもんよ!!」
ブリス「私達のフルコースにミートパイ1つで張り合おうなんて正気の沙汰じゃないわね!」
次にアンナ側・・・
もぐもぐ
一同「こ・・・これはあああ!?」
ガタタンッ
一斉に席を立つ一同
*「これは・・・ミートパイにしてミートパイにあらず!」
*「まさに肉とパイの出会いミート!!」
*「感動した・・・こんなウマいミートパイがこの世に存在するなんて!」
フーリ、ブリス「え!?」
アイ「では、審査の方をお願いします・・・」
一同「アンナのミートパイ!」
フーリ、ブリス「うそん!!?」
ゴロー「そりゃキッチンデストロイヤーに負けたくはないよな・・・」
アンナ「あはははは!アンナこそ最強です!さぁ!とっとと艦をよこしなさい!!」
フーリ「・・・くっ!!!」
ブリス「・・・分かった・・・艦は譲ろう・・・」
フーリ、ブリス「その代わり、アンナ、あなたの料理を私に伝授してください!!」
ゴロー「何でやねん!!」
艦を手に入れたゴロー・・・さぁ、トールに戻ろう!


END

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