Last Banisher
放浪の71 〜永劫な零の運命エターナル・フォーチュナー0



ジャミルの悪足掻きに巻き込まれてしまったロードス、ゴロー、何とかユグドラシルの世界へと戻ることは
出来たのだが・・・ジャミルの艦も、ゴローの艦も見当たらず・・・ユノも目を覚まさない・・・
アイ「ゴロー・・・朝ですよ〜〜〜ってか朝だお〜〜〜」
ゴロー「・・・はっ・・・」
気がつくと・・・
アンナ「ああ?ここどこよ!?」
ゴロー「知るかよ!!ジャミルは!?ロードスは!?」
アイ「あ〜〜ん、艦も大分イカれています・・・きっとさっきの爆発のせいですよ・・・」
ゴロー「んなコト言ってもなぁ・・・」
アイ「近くに・・・あ、ノルンってな国がありますね・・・そこでちょっと修理をして・・・」
ゴロー「おっし・・・早速・・・」
と、言うわけでノルンに着陸する。
・
・・
・・・
*「この星にあなたたちの艦を修理できる技術者はいない・・・」
アンナ「あああ?どういうことよ!」
ゴロー「おいおい、怒っても仕方ないだろ・・・」
アイ「すみませんねぇ、凶暴で・・・」
アンナ「ああああん!?」
*「しかし・・・あなたたちのそれに代わる艦ならば・・・ある。」
アンナ「へ!?マジ!?」
ゴロー「その艦を譲ってくれたり・・・しませんよねぇ?」
*「・・・いや・・・我らには不要な物・・・」
アンナ「おっし!そうと決まれば!!」
*「待ってください・・・」
アンナ「ああ?何?」
*「今艦はアッサマーラボにあるのですが・・・いえ、神で悪魔デモンズゴッドという組織が所有して
 いるのです。」
アイ「はぁ・・・それは・・・」
アンナ「なんだかイヤな予感だわ・・・」
*「・・・彼女達に何とか譲ってもらえればよいのだが・・・」
アンナ「・・・そんなのっ!私が一人残らず蹴散らして見せるわ!!で、場所は?」
*「場所はな・・・」
・
・・
・・・
と、言うことでアッサマーラボへとやって来た一行
アイ「この研究所が所有している艦はエターナル・フォーチュナー0・・・かつてサラ皇女がトールから逃走
 する際に使用された艦で・・・『永劫な零の運命』と、言う意味らしいです。」
アンナ「あっそ」
アイ「五大兵器のプロトタイプ的艦だったんですけど、6番目の艦と呼ばれていたんですよ。面白いですね」
ゴロー「1番最初に作られた艦が6番目の艦か・・・そいつぁ傑作だ!」
*「来たわね!!」
アンナ「来てやったわよ!!」
*「私達、神で悪魔デモンズゴッドに挑もうなんて正気の沙汰じゃあ無いわね。」
アンナ「うるっさい!!とっとと艦を渡しなさい!!」
*「イヤ・・・と言ったら?」
アンナ「ブチ殺す!」
アイ「話し合いってな雰囲気になれないのはアンナのせいですね。」
ゴロー「うん・・・」
*「ふふ・・・ならば・・・このフーリ・ジヴァーナリーと・・・」
*「ブリス・ジヴァーナリー・・・」
フーリ、ブリス「我ら2人の屍を超えてゆけ!」
※なんか違くない?
ズダダンッ
研究所の塀から2人の女が飛び降りてくる
アンナ「上等よ!」
ジャキンッ
死兆凶星爪ミザール死兆禍星牙アルコルを装備
フーリ「な・・・それは・・・」
ブリス「いまだかつて誰も自在に扱えた者がいないという・・・伝説の生きた兵器バイオ・アームズ」
アンナ「ふふん・・・私の力に恐れをなした?」
フーリ「まさか・・・」
ブリス「だけど、こっちだってスゴイんだからねぇ!!」
チャキッ
2人とも刀を装備する
フーリ、ブリス「漆黒の目撃者ブラック・ゲイザー・・・普通の人間には扱えない衝撃と威力を兼ね備えた
 魔剣よぉお!!」
ゴロー「なっ!?」
アイ「でも、それを扱える・・・のならば、あの2人は普通の人間じゃないってことですよね?」
ゴロー「・・・そう・・・だな・・・」
フーリ「さぁ!覚悟はいい!?ボウヤ?」
ブチッ
アンナ「私は女だあああ!!!」
ブリス「ほら、言ったじゃない・・・アレは女だって・・・」
和んでないで・・・勝負を始めろよ!


続

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