アスモデウスはどこにあるのか！？その議論の最中、突如所在不明だったクロノ・ギャロッパーが現れた。
・・・アスモデウスは異世界にあるのか！？
アイ「つまりねぇ・・・簡単に言うと魔王を斃すために勇者は伝説の剣を探してるってわけ。」
ゴロー「分かりやすいような分かりにくいような説明だな・・・」
ユノ「・・・あれ？この艦、ちょっと設定と変わってますね・・・」
ロードス「うん！？」
エンジン部分を見ているユノがつぶやく
ゴロー「あ〜〜、元々あったエンジンが効率悪いヤツだったんで付け替えたんだよ・・・オヤジが造った・・・
　いや、残したタキオン粒子推進装置・・・ダイゴドライブ」
ローズ「普通子供にエンジンを託す親なんて居ないぞ・・・」
＊「何と！トール科学を超える技術でもあったのか！？」
アテナ「ほえええ〜〜」
ロードス「ま、おしゃべりはここまでにして、アスモデウスを探しにいくか・・・」
ゴロー「アスモデウス！？」
アイ「だからさっき説明したでしょ」
ローズ「いや、あんな分かりにくい説明でもな・・・」
アンナ「って、今度は私を置いていかないでよね！！」
ローズ「悪ぃ・・・定員オーバー」
アンナ「ああああん！？今の今まで普通に乗っていたでしょうが！！」
ローズ「・・・いや、その・・・あ、そうだ。違う艦に乗りたいとか思わない？」
アンナ「・・・おし！乗った！！」
ローズ（ほっ・・・）
アンナ「ってなわけで、ヨロシク！」
ゴロー「え！？」
アイ「・・・」
じ〜〜〜っとある部分（胸）を見つめ
アイ「はい、いいですよ。」
アンナ「ああ？何？今の判定の仕方！」
アイ「だってゴローは私だけのものですからね！誰にもあげません！」
ゴロー「おいおい・・・」
アテナ「愛ですねぇ・・・」
ロードス「ってか二次元萌え！？」
ユノ「・・・まともな人間じゃないですね・・・」
アイ「うっさい！！」
ローズ「んじゃ、アンナよろしく」
アイ「はいな〜〜〜」
ユノ「あ、キッチンに入れちゃダメですよ・・・」
アイ「へ？何で？」
ロードス「料理させれば分かる・・・」
アンナ「へへん・・・なんたって特級厨師の一つ、キッチン・デストロイヤーの称号を持っているんだからね！」
一同「特級厨師にキッチンを破壊する称号なんて無いわぁ！！！」
バカな話はさておいて、２つの艦は旅立った・・・
一方・・・
ジャミル「・・ほぉう・・・ユグドラシルに極秘で造られていた戦艦・・・アスモデウスか・・・」
大地麟「ああ、そうさ、あたいのスパイの情報は確かだよん。」
氷水龜「ソレがヤツラの手に渡ったら・・・ちょっと厄介ですね。」
ジャミル「・・・ならば・・・私が先に頂こうではないか！」
天空龍「留守はお任せください。」
ジャミル「うむ、任せる・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
ジャミルもまた、アスモデウスを探してロードスを追撃するのであった・・・
ゴロー「なぁ・・・どこででも門（ゲイト）を開くことできないのかよ？」
アイ「出来ないから探しているんです！！」
アンナ「どうでもいいいけどゴミだらけじゃないの！！」
ゴロー「ああ、アイに片付けろって言ってるんだけどね・・・」
アイ「私ホログラムだから触れないんですよ・・・」
アンナ「バカやってないでとっとと片付けんかい！！」
ゴロー「俺は艦を操作しなきゃいけないし、アンナ、手が空いているんだったらお前が・・・」
ドゴスカッ
ゴロー「ギャース！」
ロードス「おいおい・・・艦の掃除なんてな後回しだ・・・今は・・・」
ピッピッ
アイ「見つけた！」
ユノ「ここは・・・ユミル・・・？」
ローズ「何でもいい！とっとと門（ゲイト）開けようぜ！」
ジャミル「見つけたぞ！」
キラ〜〜〜〜ン
ローズ「げっ！ジャミル！？」
ゴロー「ななな・・・何だよ！？この展開！？」
ジャミル、急追・・・果たして、アスモデウスを手に入れるのは・・・どっちだ！？


続