Last Banisher
放浪の66 〜悪魔の最終兵器アスモデウス



ユグドラシルの駆逐に当たったオーディーンとフェンリルだったが、ジャミルのSCUに全く歯が立たない
窮地に立たされたとき、真LBが駆けつけた
ジャミル「砕け散れ!有意志超級連装砲リビング・ハイメガキャノン!」
ガギャアアアッ
グネグネと動きながら巨大なエネルギーの塊が襲い来る
ロードス「行けぇ!対星重力圧縮砲グラビトロ・サンダー」
ズゴアアアアッ
TSの粒子を撒きながら蒼き閃光が走る
タン「あれは・・・TSの光!?」
ドンッ
2つのビームが衝突し・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴッ
ユノ「そん・・・な・・・押されている!?」
ローズ「なんだって!?」
ジャミル「言ったであろう!貴様の艦の性能は我が艦の性能に遠く及ばないとな・・・消え去れ!」
ドギャアアアアアッ
ユノ「Aフィールド」
バジャアアアアッ
ジャミル「無駄だ!Aフィールドごときに遮れる熱量では無いわ!Dフィールドならば話は別だがな・・・」
アテナ「はわわわわわ・・・どうしましょぉ・・・」
ユノ「ジャミル・・・それは艦の出力が同じ場合ですよ・・・」
バシュアアアッ
有意志超級連装砲リビング・ハイメガキャノンを防ぎきる
ジャミル「何!?」
ユノ「確かにDフィールドは最強の防御力を誇るフィールドです・・・しかし、Aフィールドはエンジンの出力
  に比例して性能が上がっていくのですよ」
ローズ「・・・そうか、こっちは永久機関を積んでいるからフルパワーでフィールドが張れるんだ」
ジャミル「ぬううう・・・」
ユノ「今のうちに2点間超光速移動装置ハイパードライブを・・・」
一同「はっ」
ヴオオンッ
一同、戦線離脱する
ジャミル「・・・おのれ・・・おのれ!!」
天空龍「荒れてるなぁ・・・」
火炎鳳「・・・」
・
・・
・・・
ロードス「・・・」
フレア「どうするのですか!?トールの・・・」
フリーズ「こちらの兵装は何一つ通じない・・・」
エルモ「ま、あっちの攻撃も真ラスト・バニッシャーには通じないんだけどねん。」
タン「だが、それでは無意味だ!ケリはつかん・・・」
*「・・・仕方あるまい・・・あれを使うしかないか・・・」
*「なっ・・・本気で言っているんですか!?」
フレア「何か手があるのかね?トールの・・・」
*「・・・トールがユグドラシルに極秘で開発した・・・五大兵器をはるかに凌ぐ戦艦・・・」
タン「何!?そんな艦が!?」
フリーズ「・・・しかし、その艦は・・・」
*「ああ・・・どこに保管してあるか不明なうえ、開発に携わったものは全て殺されている・・・機密保持の
 ためにな・・・」
エルモ「じゃ、意味ないじゃ〜〜ん。」
アテナ「一縷の望みってヤツですねぇ・・・」
ロードス「しかし・・・今の俺達にはそれしか無いか・・・」
ローズ「その艦の名前は・・・?」
アンナ「ちょっと!!私も入れなさいよおお!!」
一同「あ・・・」
アテナ「そういえば、さっきは妙に静かだなぁって思っていたら、アンナさんがいなかったからだったんです
 ねぇ・・・」
アンナ「あああ?何ぃ!?」
ロードス「ちょっと、待ってろ・・・」
アンナを押さえ込む
ユノ「で、その艦の名前は?」
*「とある悪魔の名前にあやかって・・・アスモデウスと名づけられている・・・」
一同「アスモデウス・・・」
*「そして、その艦の唯一の手がかりが・・・∞地点ポイント・・・ということのみだ。」
フレア「∞地点ポイント!?」
*「ああ、私の友にして開発に携わっていた漢の唯一の情報だ・・・」
ローズ「おっし!きっとそりゃあ『8』に関係ある場所だぜ!」
ロードス「ってランスロットの聖廟かよ・・・」
アテナ「どぉしてですかぁ?8って・・・?」
ローズ「∞を90°回転すれば8になる!」
アテナ「なぁるほどぉ♪」
*「しかし、今まで数々の場所を探索したがこれまで見つかったという報告はされておらん・・・」
アスモデウスは一体・・・どこにあるのだろうか!?


END

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