ジャミルの正体は・・・失踪していたユグドラシルの皇帝、アージェ・エル・ルミノサ・・・１０００年ぶりに
帰還したジャミルは全宇宙相手に戦争を始めると宣言をしたのであった・・・
オーディーンでは・・・
＊「アージェが１０００年ぶりに戻ってきたかと思えば・・・世界に宣戦布告だと！？」
＊「フレア・Ｘ・プロード陛下・・・」
フレア「・・・炎の飛龍隊（フレイム・ワイヴァーン）を使うか・・・」
＊「陛下・・・何も一個大隊を使って殲滅に当たればよいのでは？」
フレア「いや、まずは偵察だ・・・ユグドラシルの戦力を分析せずに一個大隊を使うなど言語道断。」
フェンリルでも・・・
＊「フリーズ・Ｉ・スバーン閣下・・・」
フリーズ「うむ・・・氷結の虎部隊（ケルヴィン・タイガー）により、まずは戦力調査だ・・・」
＊「は・・・かしこまりました。」
かつてラグナロックを引き起こした２つの国が・・・今度はラグナロックを沈めるためにユグドラシルに挑む
一方。ユグドラシルでは・・・
天空龍「・・・団体様のお出ましだぜ・・・」
火炎鳳「数をいくら集めようが・・・私達には勝てないってことを教えてあげましょうか・・・」
大地麟「ここ１０００年、惰眠を貪っていた世界の軍隊なんて恐るるに足らないんだかんね！」
ズアアアアアッ
ユグドラシルを中心に大量のスターダストが配置されている
＊「隊長・・・」
＊「何も言うな・・・」
＊「オーディーンの部隊か・・・」
＊「そっちはフェンリルの・・・」
＊「状況は・・・ヤバそうだな・・・」
＊「ああ・・・スターダスト・・・かつてトールに飛来した隕石に付着していた生命体・・・ジャミルの
　クーデターの後、全てどこかに幽閉されていたと聞いたが・・・」
＊「まさかあれほどの数が・・・」
＊「繁殖した・・・とでも言うのか？」
＊「・・・分からん・・・」
ガカカッ
＊「第一波・・・来ます・・・」
＊「散開！！」
グニャリッ
＊「これは・・・有意志収束光爆撃（リビング・レーザーキャノン）！？」
＊「止まるな！！狙い撃ちにされるぞ！」
一同「イェッサ！！」
ズババッドオオンッガオンッ
しかし・・・回避もむなしく悉く撃墜される・・・
＊「て・・・撤退！！」
氷水龜「逃がしはしないよ・・・」
ズバアアッ
＊「第二波・・・さらに第三波・・・来ます・・・」
＊「各自２点間超光速移動装置（ハイパードライブ）で逃げ切るんだ！！」
ヴオアアアッ
天空龍「・・・逃したか・・・」
火炎鳳「まぁ・・・いいさ・・・今はまだユグドラシル圏内でしかスターダストを制御できないしな・・・」
・
・・
・・・
オーディン、フェンリル合同議会
フレア「大量の数のスターダストに・・・」
フリーズ「サイレント・チェイサーの有意志収束光爆撃（リビング・レーザーキャノン）・・・」
フレア「やはり五大兵器には五大兵器で立ち向かうしかないというのか・・・」
フリーズ「・・・零下の幽霊部隊（ヘル・ゴースト）隊長、タン・メイチャンを呼べ・・・」
＊「はっ・・・」
フレア「豪炎の八脚馬部隊（クリムゾン・スレイプニル）を・・・エルモ・ファイアを呼べ・・・」
＊「かしこまりました・・・閣下・・・」
かくして両国はおのれの持ちうる最強の部隊にて決戦を挑むこととなる・・・
タン「零下の幽霊部隊（ヘル・ゴースト）隊長、タン、只今参上仕りました。」
エルモ「豪炎の八脚馬部隊（クリムゾン・スレイプニル）隊長エルモ、同じく」
フリーズ「タンよ・・・お前はエルモと協力しユグドラシルを・・・アージェを討つのだ！」
タン「御意・・・」
フレア「分かっているな・・・これは世界の存続を賭けた戦い・・・」
エルモ「分かっています・・・閣下・・・」
フレア、フリーズ「出撃！！！」
一同「はっ！」
ゴウンゴウンゴウンゴウン・・・
はたして、両国の最強部隊はユグドラシルを・・・ジャミルを斃すことができるのだろうか！？


続