Last Banisher
放浪の60 〜本当の世界へ!〜



プルートーとの戦いは終わった・・・しかし、それはジャミルが帝国を消滅させただけであり、本当に戦いが
終わったわけではなかった・・・ジャミルが言い残した言葉・・・サングリアには何があるというのか!?
ヴオアアッ
ワープアウト、サングリアに来たロードス一行・・・
ガカアアッ
ローズ「くっ・・・この光は!?」
ロードス、ユノ「nN!?」
シュオアアアアッ
ロードス「あ・・・ああああああああ!!!!」
サングリア、消滅・・・
ジャミル「遅かったな・・・いや、ちょうどいい頃合か・・・」
ロードス「ジャミル!キサマ!!」
ジャミル「何を怒る?私とユノ・・・そして、お前達の本当の故郷への門が開くのだぞ」
ロードス「本当の故郷!?」
ローズ「どういうことだよ?」
ヴゴゴゴゴゴゴゴッ
アンナ「何?あれ?」
ブラックホールのようなものが出来上がる
ジャミル「この世界と別の世界を繋ぐゲイト・・・」
アテナ「つまり、ワープみたいなものですかぁ?」
ユノ「・・・違っちゃ居ないんだろうけど・・・」
シュンッ
ジャミルはいち早くゲイトをくぐる
ロードス「あ、待て!ジャミル!!」
ユノ「私達も・・・行きましょうか・・・」
アテナ「そうですねぇ・・・」
ヴオオオンッ
と、言うことでゲイトをくぐる一行・・・その先で待ち受けるものとは・・・
シュオンッ
ロードス一行がゲイトをくぐり終わった後、ゲイトは自動的に閉じてしまう
一同「うわああああああ!!!!」
・
・・
・・・
ロードス「・・・ここは・・・」
アンナ「見たことも無い星がいっぱい・・・」
ローズ「ここが・・・ジャミルの言う俺達の本当の世界!?」
アテナ「なんだか実感が湧きませんねぇ・・・」
ロードス「これは・・・トール!?だと!?」
モニターに写る星・・・そして確かにトール皇国との説明が出ている
ユノ「・・・間違いなく・・・トール皇国・・・故郷です・・・」
ローズ「・・・ジャミルは・・・居ないようだな」
ロードス「どこに行ったんだ?あいつ?」
ユノ「・・・」
ロードス「とりあえず、トールに行くか?ユノ?」
ユノ「え?・・・そうですね・・・」
ユノ(なんだろう・・・この気持ち・・・何か・・・重大なことを・・・忘れているような・・・)
トールでは・・・
*「何だ?あの艦は?」
*「ラスト・バニッシャーか!?」
*「何を!?ラスト・バニッシャーはもっとスリムで・・・いや、それよりもあの艦はイワノフの反乱の後、
 異世界へと送り込まれたはずだ・・・」
アンナ「うっひゃ〜〜〜人が集まってきてるわよ・・・」
アテナ「とりあえず降りてみましょぉか」
タタタッ
ローズ「あ、おい・・・」
プシュンッ
勝手に外に出るアテナ
*「縮退刃・・・アレは・・・皇帝の側近か!?」
ローズ「待てってアテナ!!」
*「それに・・・虐殺の鉾ジェノサイド・ピーク・・・」
*「間違いない・・・皇帝陛下がお帰りになられたのだ!!」
一同「おおおおおお!!」
アンナ「わ〜〜〜、何か盛り上がってるわねぇ・・・」
ユノ「じゃ、行きましょうか・・・」
ロードス「そうだな・・・」
と、言うわけでユノとロードスが艦から出て行くと・・・
一同「お帰りなさいませ・・・皇帝陛下」
ロードス「ななな・・・なんだぁ!?」
ローズ「だから、皇帝なんだろ?お前」
ロードス「えええ!?」
*「ユノ皇女・・・?」
*「ユノ皇女だ!・・・イワノフに追放されてしまった悲運の皇女・・・」
*「さ、皇帝陛下、皇女様、それに側近の方々、こちらです。こちらに・・・」
ロードス「ちょ・・・おい・・・」
誘導・・・ってか連れ去られる
アンナ「おまたせ〜〜〜!ワーグナー家のお嬢様!アンナただいま参じょ・・・」
ヒュ〜〜〜〜〜
誰も居ない
アンナ「ちょっとおおお!!!!私への歓迎はどうなってるのよお!!!」
所詮はお嬢様・・・皇女様には敵わないのである・・・


続

前の話へ 戻る 次の話へ