Last Banisher
放浪の59 〜帝国プルートー最期の日!〜



ジャミル、nNを用いてカロン、研究データ、そしてラスト・バニッシャーを葬ろうとするも、艦は消滅
しなかった・・・しかし、完全停止してしまったラスト・バニッシャーはもはや棺桶である・・・
天空龍「一斉に攻撃をしかけるぞ」
火炎鳳「いいわよ・・・」
ロードス「どうする!?」
ローズ「どうするって言われてもな・・・」
天空龍、火炎鳳、大地麟、氷水龜「はああああ!!!」
ゴアアアアアアッ
4人が集まり、その前方の空間に巨大なエネルギーが集結する
ロードス「動け!動け!動いてくれよぉ!!」
ガンッ
と、プレートを叩くと・・・
ヴオオンッルルルルルルルルッ
アンナ「ちょ、アンタ一体何をしたのよ!?」
ロードス「知るかよ・・・」
ユノ「これは・・・ミョルニルシステム!?」
アテナ「なんですか?それ?」
氷水龜「何か巨大なエネルギー反応が」
天空龍「構わねぇ・・・撃つぞ!」
ドギャアアアッバヂッ
天空龍、火炎鳳、大地麟、氷水龜「何ぃ!?」
生体兵器四天王ジェネシックスが打ち出したエネルギー弾がラスト・バニッシャーの前方で弾かれる
大地麟「何よ!アレ!?」
*「ミョルニルシステム起動・・・機体の修復を開始します・・・」
ガカアアアッ
一同「この・・・光は!?」
ロードス「ユノ、そのミョルニルシステムって何だ?」
ユノ「TSを使用するためのシステムですが・・・まさか・・・これは・・・」
モニターを凝視するユノ
ユノ「ラスト・バニッシャーの完全覚醒のカギ!?」
アンナ「はぁ?何!?」
アテナ「今までよりも強くなるってことですかぁ?」
ヴァウウウンッ
前よりも一回り大きくなったラスト・バニッシャー
ユノ「これが・・・真ラスト・バニッシャー・・・?」
アンナ「真ラスト・バニッシャー!?」
天空龍「・・・ジャミル様の命令だ・・・撤退するぞ・・・」
大地麟「え〜〜」
フオッ
撤退する生体兵器四天王ジェネシックス
ローズ「何だ!?消えやがったぜ・・・」
ロードス「おっし!このまま一気に・・・」
ユノ「プルートーを、そして、ジャミルを叩きます・・・」
ゴアッ
一気に首都を目指す・・・
そのころ・・・プルートー帝国
ディスドラス「nNに耐えただと!?くっ・・・これ以上成す術が無いではないか・・・」
ブンッ
ジャミル「心配には及びません・・・」
ジャミルから通信が入る
ディグドラス「何が心配には及びませんだ!」
ジャミル「いや、心配する必要はありませんよ・・・」
天空龍「なぜなら、あなたはもう死ぬのですからね」
ディグドラス「何!?キサマ・・・何を・・・」
ジャミル「nN!」
バガガガガッ
プルートー首都にDフォールドを張り、そして、nNで消滅・・・
ディグドラス「ジャミル!!!キサマあああああ!!!」
ルーツ「なな・・・なんだああああ!?」
そして、ワーグナー家も消滅・・・思えばタイタンでのアンナへの占いはこのことを指していたんですねぇ
※んな昔のコト覚えてないって!!
ユノ「見て・・・あれ・・・」
ローズ「何だ!?あの光!?」
ロードス「nN・・・か?」
ユノ「おそらく・・・」
アンナ「え!?だって、あそこ、プルートーの首都よ!!」
ユノ「やはり・・・ジャミルは・・・帝国を利用していただけなんですね・・・」
ジャミル「フフフフ・・・その通りだよ・・・ユノ」
ユノ「ジャミル!どこなの!?」
ジャミル「私のこの世界での仕事は終わった・・・」
ロードス「この世界!?」
ジャミル「お前達も来るがいい・・・お前達にとって始まりの地であり・・・我らが故郷への門・・・」
ローズ「始まりの地?故郷への門?」
ユノ「ロードスさん、旅を始めだしたところは・・・?」
ロードス「サングリアか!」
ユノ「直ちに進路をサングリアへ・・・2点間空間移転装置ワープドライブ発動します。」
ヴオオオオオッ
急展開!(ってか展開早すぎ!!)果たしてサングリアには一体何があるというのか!?


続

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