Last Banisher
放浪の58 〜双方の”痛手”〜



いよいよプルートー帝国との最後の決戦が迫りつつある・・・んだが、なんか全然そんな雰囲気じゃないんだ
よな・・・これが・・・
アンナ「うっさいわ!!」
・
・・
・・・
アンナ・・・タラッサの全飲食店の全メニュー制覇!
ロードス「・・・とにかく、プルートー帝国まで一気に突っ込むぞ。」
ユノ「出撃準備は出来ています。」
ローズ「俺はいつだっていいぜ」
アテナ「私もですぅ・・・」
アンナ「あ〜〜〜食べ過ぎたかも・・・」
一同「『かも』じゃなくって絶対に食べすぎ!!」
一方プルートー帝国では・・・
ジャミル「帝国ここにはもう用は無いな・・・後々に私の研究を引き継ぐ者が現れる前に全データを消滅
 させるのがいいだろう・・・」
天空龍「つまり・・・?」
ジャミル「ロードス一行やつらカロンここに現れ次第nNにてカロンごと消滅を図る!」
火炎鳳「いいわね、それ!」
大地麟「ええ〜〜!?あたいがヤツラと闘いたかったのになぁ・・・」
氷水龜「・・・確かに・・・」
ジャミル「もし、やつらが生きていれば・・・」
大地麟「nNの前に生き残れるヤツなんていないよ!」
天空龍「確かにな・・・」
そのころ、ロードス一行は海王都ネプチューンとプルートーとの狭間に来ていた
アンナ「さようなら、海王都ネプチューン・・・また食べに来るからね〜〜」
ローズ「本当に喰うことしかないんかい!!」
ロードス「バカやってないでこれから敵の本拠地に行くんだぞ!」
アテナ「遠足気分じゃだめですよぉ」
ローズ「・・・お前もある意味遠足気分だと思うんだが・・・」
頭の中とかな・・・
ズバウアアッ
ユノ「来ます!これは・・・有意志収束光爆撃リビング・レーザーキャノン!」
ロードス「へっ、生きたレーザー兵器・・・だが、シューティングマスターは同じ轍は踏まないのだ!」
ガクガクガクッ
激しい動きで回避する
ロードス「・・・ゲームならどんな動きしようがなんとも無いけど、実際にやるととんでもないことになって
 るんだな・・・」
アンナ「うぇ・・・酔いそう・・・」
ローズ「その原因は間違いなく食べすぎだ!」
ユノ「第二波来ますよ・・・」
ロードス「もう当たらん!!」
ズガガンッ
天空龍「ハッ!やるじゃねえか!!」
アンナ「天空龍!?」
火炎鳳「その無茶苦茶な動き・・・さすがはゲーマーとでも言っておきましょうか・・・」
アテナ「宇宙に漂ってますねぇ・・・」
窓から外を見る
アンナ「なな・・・なんでさ!?」
ローズ「あいつら生きた兵器バイオ・アームズの一種だから真空中でも生きていられるんだろ・・・」
アンナ「な〜る」
大地麟「でも、あたいからは逃げられなんだからなぁ・・・」
氷水龜「行きますよ・・・Dフォールド!」
バヂッ
ロードス「何だ!?」
ラスト・バニッシャーとカロンをDフィールドが包み込み・・・
ジャミル「nN・・・」
ガカアアッ
ユノ「nNで消滅を!?」
ロードス「なっ」
バリバリバリバリバリバリッ
ブツンッ
アンナ「わわわわ・・・停電!?」
ロードス「も・・・もつのか!?この艦!?」
ユノ「わ・・・分かりません・・・」
シュオ〜〜〜〜
天空龍「終わった・・・な・・・」
火炎鳳「あっけない・・・」
大地麟「・・・生体反応は・・・あるよ」
天空龍「何ぃ!?」
氷水龜「でも・・・艦は機能停止しているみたい・・・」
ロードス「くそっ・・・動かない・・・」
ローズ「nNはこれほどの威力があるのか・・・」
ユノ「今の状態では亜空間シールドすら張れません・・・」
アンナ「どえええええ!?冗談きっつ〜〜〜!!」
天空龍「・・・ここは・・・」
火炎鳳「斃すしかないでしょ・・・」
大地麟「そうこなくっちゃ・・・」
氷水龜「では・・・行きますか・・・」
ロードス「くっ・・・」
絶体絶命のピンチ!?はたして艦は動き出すことがあるのか!?


続

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