Last Banisher
放浪の32 〜アリエナイ同盟〜



プルートー帝国
*「ユピテルが敗れた・・・」
*「何!?生きた兵器バイオ・アームズの暴走にでもあったのか?」
*「分からん・・・だが・・・一刀両断されて死んだらしい・・・」
*「相手は?」
*「ローズとかいうキチガイと虐殺の鉾ジェノサイド・ピークだ!」
ジャミル「虐殺の鉾ジェノサイド・ピークまでもがヤツラの手に渡ったか・・・」
ディグドラス「どういう意味だ?」
ジャミル「黄金銃、虐殺の鉾ジェノサイド・ピーク、そしてあと1つ・・・トールが作り上げた生きた兵器バイオ・アームズの最高傑作だ・・・そして
 トール皇帝とその側近のみが使用できるという武器でもある」
*「何だと!?」
ジャミル「生きた兵器バイオ・アームズだけに武器が選んだ者以外は使うことは出来ん・・・残りの1つまでもがヤツラの手に
 渡ればいくら帝国でも厄介なことになるな・・・」
ディグドラス「だったら・・・その前にこちらに引き込めばよかろう・・・」
ジャミル「・・・そうだな・・・それもそうだ・・・」
*「それはそうと、皇帝陛下・・・ウラヌス王国キングダムに謎の艦隊が終結しております」
ディグドラス「何だと!?」
*「これがその映像です・・・」
パッ
映像をスクリーンに映し出す
*「ほぉう・・・サングリア一の大富豪・・・ワーグナー家ではないか・・・」
ジャミル「丁度いい、やつらを丸め込め」
*「はぁ?何を言っている?」
ジャミル「研究資金が足りん・・・これでは最強の盾も屈強の矛も完成せんぞ・・・」
ディグドラス「・・・良かろう・・・ネプテュヌス・・・ルーツ・ワーグナーを帝国に引き込め」
ネプテュヌス「ははっ・・・」
・
・・
・・・
一方アトラス
ローズ「なぁ、そろそろ出発しようぜ・・・」
アンナ「イ・ヤ!私にピッタリの生きた兵器バイオ・アームズが見つかるまで絶対に出ない!!」
ローズ「どうするんだよ!!ロードス!!」
ロードス「ま・・・いいんじゃないの?」
ユノ「そうですよね」
ローズ「おいおい・・・」
ロードス「だったら一応虐殺の鉾ジェノサイド・ピークをメンテナンスしてもらったら?」
ローズ「おい!・・・っていいか・・・はぁ・・・」
*「このスターダストなんてどうせすかい?」
アンナ「生きた兵器バイオ・アームズじゃなきゃイヤ!!」
*「困ったお嬢さんだ・・・」
*「仕方あるまい・・・アレを出そう・・・」
*「マスター・・・アレを!?」
アンナ「え?何々?」
*「我が店に代々伝わる2振りの妖刀でな・・・抜けば必ず血を吸うまで収まらんという殺人刀だ」
アンナ「スッゴイ!」
※まるで妖刀紅桜だな・・・
*「おいおい・・・」
*「死兆凶星爪ミザール死兆禍星牙アルコルだ!」
アンナ「へぇ・・・いい刀ねぇ・・・」
シュランッ
抜刀
*「わぁわぁ!!!」
アンナ「へ!?何!?」
ドクン・・・
*「血を・・・吸わせろ・・・」
アンナ「ああああ!?たかが刀が何様のつもりよ!?黙って私の言うとおりにしなさい!!」
ザワッ
*「・・・何も・・・起きない!?」
*「まさか・・・力尽くで従えさせた!?」
*「馬鹿な・・・そんなこと・・・ありえん!!」
アンナ「じゃ、これ、貰っていくわね!」
*「・・・好きにしろ!!」
アンナ「わ、ラッキ〜」
ラスト・バニッシャー内
ローズ「いっそのこと置いてっちゃおうぜ・・・」
ロードス「まぁ、別にいいが、追ってきて半殺し・・・いや全殺しの目に逢っても俺は知らん」
ローズ「・・・」
アンナ「ただいまさ〜〜〜ん」
ユノ「遅かったですね。」
アンナ「レディの買い物はいろいろとあるのよ!」
ローズ「兵器を買うレディなんぞお前ぐらいなもんだよ」
アンナ「ああ?早速試し斬りしてみようかしら?」
シュランッ
抜刀して突きつける
ローズ「うひぃいい・・・」
※お〜〜〜い、『アリエナイ同盟』ってのはどうなった!?
一同「あ・・・」
・・・ってなわけで続きます。


続

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