Eighter -Practical Era-
59ther 〜我笑う肯定我撃つ A〜
#0
IFOの一大イベントが一つ、バランスブレイカービュレット、通称BBB
これはガンマン達の祭典とか言っておきながら参加資格は銃を持っていることのみという緩い条件で、大会では
銃を使用するかどうかは自由とかいうおかしなものだ。
なお、大会のコンセプトは『戦況を覆す一発の銃弾たれ!』とかいう無駄に格好いいヤツ。
天四斗(のDr.キリコとGTRのタッグは面白そうだからという理由でコレに目を付け、早速参加、大会は始まったの
だった。
#1
*「大変です!ミロリが負傷して戻ってきました!」
カセン、シセン「なんですって!?」
敵の主要メンバーを暗殺するために送り込んだ刺客がまさか返り討ちに合うなんて……と、カセンとシセンは寝
耳に水な感じでその報告を聞いていた。
ミロリ「も、申し訳、ありません……」
腹部を抑えながらその場に現れたミロリはカセン、シセンの二人を見ると地に頭をこすりつける感じで平伏する
シセン「まさかこちらの作戦を読んでいたとでも?」
カセン「いや……だが、ありえない話ではない……か……」
*「ど、どうしますか?」
シセン「……」
さて、どうしたものか……と思案するシセン。
ただ、とりあえずはミロリは必要ないので下がらせておいた方がいいのは確かだ。
カセン「ミロリ、ご苦労だったわね。とりあえず、下がりなさい」
ミロリ「は、はい」
カセン「地獄にね!」
ズゴンッ
ミロリ「うわっ……」
唐突に斬撃が走る。
寸でのところで回避したミロリはそのまま転がるようにカセン、シセンから距離をとる
*「か、カセン様一体何を!?」
まさか、ご乱心?!とか一同がざわめく中、カセンは静かに口を開く
カセン「お前はミロリではないッ!」
一同「な、なんだってぇ〜〜〜!?」
思わずM〇R的なノリで叫ぶ一行であった。
カセン「秘巫女(の天啓能力を甘く見ないことね……」
ミロリ「あっちゃ〜、やっぱりそういうのあるんだ……」
ポリポリとこめかみを書きながら偽ミロリは呟く。
一同「貴様、いったい何者だ!」
さて、もうわかるかもしれないけど、彼女はミロリではなく、ロリだ!
※違ッミロリって未ロリってことでロリではないって意味じゃないからッ!
#2
さて、どういうことかというと……全ての発端は真ミロリが秋から斬撃を食らって逃げ出したところから始まる
実は秋。襲い掛かってくる敵に容赦は不要!ってことで武器に毒を塗っていたのだ。(えげつない……)
と、いうわけでお分かりですね?傷は浅くとも、毒は回る。忍者なんだから毒耐性とか付けとけよ!って言いた
くもなってきますが、そこはまぁ、かんなの超強運のおかげ?
※何でもかんでもかんなの超強運のおかげですませるなよ!
ミロリ「くっ……視界が……霞む……これは?!」
逃げながら自分の不調に気づいたミロリは一度立ち止まってステータスを確認することにした。
ステータスウィンドウを開くと毒アイコンとともにぎゅんぎゅんHPが減っているのがわかった。しかも、開いた
タイミングが丁度1から0になるタイミングだったので、ものすごく運が悪かった。
ミロリ「無念……」
その場に頽れるミロリはまるでSA〇でボスが倒された時に消滅するようなエフェクトともにその場から姿を消す
のであった。
※いや、SA〇みたいな例え要ります?
楸木(秋「よぉ〜し、じゃ、行きますか」
そして、秋ことアデルンは逆にミロリに成りすまして敵の本拠地に侵入して反撃してこようとか気分はピクニッ
クにでも行く感じで行動を開始したのだった。
ちなみに、余談ではあるが、かんなには別に深追いはしなくてもいいよって言われている。
これもかんなの超強運という危機察知能力のおかげで深追いしたら危険ってことを察知したがためである。
つまり、今秋が敵の本拠地でピンチになっているのは100%自業自得ということだ。
……と、言うわけで話は戻る。
いつまでもミロリの変装をしていても仕方がないので、ルパン三世が変装を解除するような感じでベリベリっと
変装を解除する秋。
*「貴様、修道の女達(の本陣に単身乗り込むとはいい度胸だな!」
すでに修道の女達(の連中に取り囲まれて秋は絶体絶命だ!
シセン「その度胸に免じて一対一の決闘を申し込もう」
しかし、シセンが一触即発の環境で一斉攻撃を禁ずる。
*「なっ、シセン様、行けません!」
*「ここは大勢でタコ殴りにして慰み者として全員で輪姦すべきです!」
いや、それはどうかと……
あと、修道の女達(はその名前の通り、全員が女性なので(ネカマという可能性もあるかもですが……)慰み者に
するって発想がおかしい。
続
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