Eighter -Grand Harmonise-
23rder 〜相手を求めて西走 C〜



#5
究極の殺し屋、神木火雲……彼の絶対的な力の前には成す術もないと思われたが、沢斗(たくと)は違った……?
羅喉星(らごしょう)の……鬼神解放の沢斗(たくと)は火雲と対等に……いや、それ以上の力で渡り合う……だが……!?
河上沢斗(たくと)「そろそろおしまいにしようか……ふふ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
楽しんでいるような沢斗(たくと)……その殺気は禍々しい……まるで、一昔前の萌のようである……
神木火雲「く……くくう……」
グググッ
何とか立ち上がる火雲……疲弊してはいるものの……まだ死合える
火雲(豹尾(ひょうび)神よ!今1度我に力を!!あのものを……黄幡(おうばん)神を斃(たお)す力をおおおお!!!!)
火雲「オオオオオオオッ!」
ゴアッ
一同「くっ!?」
一行を怯ませる雄たけび……と、同時に、一気に間合いを詰める火雲
ギュオンッ
兇刃が沢斗(たくと)に迫る……が、冷静に沢斗(たくと)は告げる
沢斗(たくと)「死に急ぐか……それもいいだろう……九留極天(くどきょくてん)!」
ドドドドドドドドドッ
瞬時に9回の斬撃を放つ沢斗(たくと)……全く容赦がない・・
火雲「はああああ!!!計都的殺(けいとてきさい)」
ギュゴゴゴゴゴゴゴゴッ
だが、対する火雲も火雲で、その全ての斬撃を受け流しそのまま刺突を繰り出す
火雲「殺ったりィいいいいい!!!」
ザシャアアアアアアッ
火雲「が……はっ!?」
しかし、刺突は決まらず……沢斗(たくと)の横薙ぎによって刀もろとも叩ききられてしまう
火雲「……フ……フフフ……」
ドシャアアアッ
かくてここに豹尾(ひょうび)神の使いこと、神木火雲は沈んだ……
安村蛟(みずち)「やった!!」
安村蟒(おろち)「何をウかれてやがる!蛟(みずち)!」
蛟(みずち)「え!?」
斎藤弐(そう)「……来るぞ……」
沢斗(たくと)「フフ……フフフフ……フハァ〜〜〜〜ッハッハッハッハッハ!!!!」
これまた、いつもの沢斗(たくと)とは思えない高笑い……
くるり
ひとしきり笑った後、沢斗(たくと)は後ろを振り向く
沢斗(たくと)「さて……残り3人……か!?」

#6
今の沢斗(たくと)にとって……目に映る動くものは全て敵であり……悉く切り捨てないと気が済まない……これが
羅喉星(らごしょう)の力を借りた反動なのか……
※ちなみに、沢斗(たくと)曰く、この解放状態を『星降(しょうごう)』と言う。また、星降(しょうごう)は羅喉星(らごしょう)以外にもまだ
 いろいろと……それこそ星の数だけあるという。(『星』だけに!?)
蛟(みずち)「く……来るよ……」
蟒(おろち)「分かってる……そんなこと……」
ゆっくり……じっくりと……しかし、確実に距離を詰める邪神・沢斗(たくと)……
弐(そう)(斃(たお)せ……だと!?あんな力と速さ見せられて……そんなことできるわけが無い……沢斗(たくと)……)
一体……どうすればいいんだ!?と弐(そう)が戸惑っていると……頭の中に声が聞こえる……
*(だったらお前もあの者と同じく我が力を受け入れればよい……)
弐(そう)「……は!?」
突然の出来事に、若干パニックになる弐(そう)……だが、声は続く……
*(あの男を止めたくば……我が力を使え……そう言っている……)
弐(そう)(誰……だ!?お前……)
*(……計都星(けいとしょう)……あ奴の羅喉星(らごしょう)と対を成す存在(もの)なり……)
沢斗(たくと)「誰から殺ろうか……フフフ……」
コツコツコツコツ……
更に、無情に沢斗(たくと)は迫る……
弐(そう)「……ええい!我、計都星(けいとしょう)の名の下に誓う、人に赦(ゆる)しを、神に救いを!」
ゴギャウウウッ
蟒(おろち)「何!?」
弐(そう)の殺気も膨れ上がる
弐(そう)「いい加減に目を覚ませ沢斗(たくと)ぉお!!!」
ゴギャイインンッ
そのまま一気に斬り込む
ギリギリギリギリギリギリギリギリギリッ……
蛟(みずち)「す……すごいや……お姉さん……」
蟒(おろち)(……計都(けいと)と羅喉(らごう)……2つがそろった……?)
シュウウウ〜〜〜〜〜〜
沢斗(たくと)「……やっほ〜〜〜、弐(そう)ちゃん……覚醒し(めざめ)たんだね?」
弐(そう)「……沢斗(たくと)……?」
……そして、いつの間にか2人とも元に戻っている……
弐(そう)、沢斗(たくと)「……」
ザザザッ
その後、距離を取る両雄……
沢斗(たくと)「……さて……どうしようか?弐(そう)ちゃん……続ける?」
弐(そう)「……絶対にキサマは殺す!!!」
蛟(みずち)「あ!」
ゴギャインンッ
沢斗(たくと)「げふんっ!!?」
と、そんなとき……背後から何かがぶつかる
元石美鈴(ウォンソ・メイリン)「沢斗(たくと)ォ!私ヲ置いて1人デさっさと行っテ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴッ
弐(そう)「……沢斗(たくと)……お前は絶対に殺す!」
デンジャラスな弐(そう)
蛟(みずち)「うわぁ……お姉さん怒ってるねぇ……」
蟒(おろち)「愛の修羅場……」
美鈴(メイリン)「ン……何ダそこノイノシカ女……師ニ用か!?」
弐(そう)「……ブチ殺す!!」
沢斗(たくと)「うん……殺さない程度にお願い……」
弐(そう)「我、計都星(けいとしょう)の名の下に誓う、人に赦(ゆる)しを、神に救いを!」
ゴゴゴゴゴゴゴッ
殺気が膨れ上がる
沢斗(たくと)「あはははは〜〜〜、血気盛んだなぁ……もう」
弐(そう)「死ねぇえええ!!!」
ゴアッドギャッズドンッ
美鈴(メイリン)「のああう!!?」
ギュオアアアンッ
沢斗(たくと)に引っ張られて何とか攻撃を躱(かわ)す美鈴(メイリン)
沢斗(たくと)「今日はこの辺でお開きにしようか……」
弐(そう)「逃がさん!!そこの中華女ぁあああ!!!」
……と、いうわけで、やっぱり、いつもの2人(とオマケ)……沢斗(たくと)と弐(そう)……やっぱり喧嘩するほど仲が
いいってことなのかなぁ?


END

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