Eighter -Extra Voyage-
62nder 〜偉大なる剣の智慧 A〜
#0
要人警護組織、アルス……それは端的に言うと刀剣男子が人間を守るってな組織だ
※をい
そして、今回はそんなアルスにまつわるエスターク
※エ『スタ』ー『ク』ゃなくエ『ピソ』ー『ド』だから!……DQ4中ボス、あるいはDQ5裏ボスかよ!!……ってか
『エ』と『ー』しかあってねぇし!
#1
東京、郊外某所
そこにある豪邸の一つ……劉造時(家
その屋敷には今は喪服を着た少年、劉造時壊人(と、老執事、秦野始皇(のみが住んでいた。
秦野始皇(「坊ちゃま……こんな時に何ですが、哀しみに明け暮れている場合ではございまんせんぞ」
劉造時壊人(「分かって……いる……だげど、今は……」
今、劉造時(家では立て続けに不幸に見舞われていた。
一週間前に父が、五日前に母が、三日前に兄が立て続けに何者かに殺されたのだ。
おそらくは劉造時(家の財産を狙う不逞の輩なのであろう……そして、最後の一人が壊人(なのだ。
無論、劉造時(家も馬鹿ではない。ボディーガードを雇い、迫りくる刺客に対して万全を期していたつもりだった
のだが、悉くボディーガードもろとも抹殺されてしまったのだ。
始皇(「安心してください。坊ちゃまのために既に新たなボディーガードは用意してあります」
壊人(「……」
入って来い!といわれて、その場にやって来たのはアルスのラージックギミとロックスケルトンだった。
ラージックギミ、ロックスケルトン「我ら、アルスの名に懸けて必ずや貴方を守って見せましょう」
壊人(「う、うん……」
ラージックギミ「ご老人、この家に襲い掛かってきた賊というのは?」
始皇(「恥ずかしながら、全くわからんのですよ……」
ロックスケルトン「マジですか!?」
壊人(「だが、奴らの目的ならわかっている、ウチの財産だ!」
劉造時(家はいわゆる旧家……財産がたんまりあるのも不思議ではない。
※本当か?それ……
始皇(「どうか、どうか、坊ちゃまを守ってくだされ!」
ぎゅっと腕を握って老執事が懇願する。
始皇(「これまでもいくつかのボディーガードに坊ちゃまの父、母、それに兄の護衛を頼んだのですが……」
ラージックギミ「それらは全て返り討ちにあったと……」
始皇(「はい……」
ロックスケルトン「そうですか……」
ラージックギミ「相手は強大で残忍ってことか……」
だが、要人警護として請け負ったからには全うして見せる。
それがアルスであり、ひいては御ь(様のためである!
#2
一方、そんな劉造時(家を遠くから観察する謎の一団があった。
言わずもがな、劉造時(家を狙う殺し屋集団、牙影裏王(である。
*「どうやら、奴ら懲りずにまたボディーガードを雇ったようですぜ……」
*「ヘッ、懲りない奴らだ……」
*「今度はアルスなんてな要人警護の団体らしいですぜ」
*「あるすぅ!?」
聞いたことのない組織だ……
どうせ大したこともないボディーガードですぜ……とアルスを見下す一行。
その言葉にハハハハと笑い声が漏れる
*「だが、劉造時(の一族も残り一人……」
*「奴を殺せば、全てが終わる!」
その言葉を受けて、オオ!と叫ぶ一行。
*「我らが野望のために、必ず劉造時(の奴らは一人残らずブチ殺す!」
*「そして、劉造時(の遺産を我らが手に!」
一同「おお!」
*「作戦結構は今夜……」
そして、運命の夜が来る……
始皇(「ぼ、坊ちゃま!」
勢いよくドアを開けて壊人(の部屋に入ってくる血に濡れた始皇(。
そして、そのままガクリと頽れる。
ラージックギミ「来たか!」
*「ヘッ!」
始皇(を足蹴にしつつ、牙影裏王(の一団が部屋に入り込む
*「子供はもう死ぬ(時間ですよ!」
ロックスケルトン「貴様ら、指一本たりとも触れさせん!」
ラージックギミが壊人(のそばにつき万が一の護衛を行い、ロックスケルトンが遊撃を行うという布陣だ。
※布陣も作戦もあったもんじゃないような気もしますが……
*「馬鹿が!たった二人で俺達をどうにかできると思うなよ!」
ロックスケルトン「だったら、やってみろ!」
*「馬鹿が!殺せ!」
ズガガガガガガガガガッ
号令と共にマシンガンを斉射する牙影裏王(。
*「なっ、馬鹿な!?」
通常ならば、今の一撃で全ては終わっているはずだった。
しかし、刀剣男子(違ッ)たるアルスの連中にそんなものは通用しないッ!
迫りくる銃弾という銃弾を全て切り払って見せるロックスケルトン。
ロックスケルトン「まだやるかい?」
なんだか、バ〇の最強死刑囚篇のステゴロ最強の人みたいな言い回しだった。
*「クソが!巫山戯(やがって!」
*「やめろ!」
今にも襲い掛かろうとした一人を止めるリーダー格、蒔切錘漸(。
*「時間をかけ過ぎた、今回は撤収だ!」
一同「イエス、ボス!」
蒔切錘漸(「おい、劉造時(のガキぃ!執事のジジィは預かっていく!」
壊人(「なっ!?」
ボウンッ
その次の瞬間、煙幕と共に牙影裏王(は逃げ去るのであった。
初戦はアルスの勝利……このまま守り続けることはできるのか?!
続
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