Eighter -Chaos Desorder-
42nder 〜月輪(がちりん)と旭陽(きょくよう)の激闘 D〜



#7
かれんは敗北……そして、歳殺陽天(さいさつようてん)がかれんを人柱(ひとばしら)にここに推参……
慟哭し、憤怒したかんなにも……異変が……
歳殺陽天(さいさつようてん)「フフ……」
ギュルギュルギュルッ
空間を歪めて刀を取り出す陽天(ようてん)……第四の力(フォース・フォース)よりも、馴染みの武器を選んだということか……
※ちなみに、第四の力(フォース・フォース)は適当に放り投げてしまっています。
歳殺陽天(さいさつようてん)「月天(げってん)……行くぞ!!」
白拍子かんな「はああ!!」
ドド
ガギインッ
そして、双方は飛び掛り、打ち込む
ギリギリギリギリ……
組み合ったまま動かぬ2人
・
・・
・・・
一方……
梓與鷹(よたか)「……月天(げってん)……これか……歳殺月天(さいさつげってん)……瑪亞癒(バーユ)亡き後、第七聖天候補に選ばれた神……だが、
 月天(げってん)は新たな第七聖天に就くことはなかった。瑪亞癒(バーユ)に敬意を表しただけでなく、自分の力を世の理のために
 使うと決めた……」
月天(げってん)とは何ぞや?という與鷹(よたか)の疑問……離れた場所で早速OCTUにて月天(げってん)を検索し、情報を入手する與鷹(よたか)。
かれんには歳殺陽天(さいさつようてん)……そして、今、かんなには歳殺月天(さいさつげってん)が……
與鷹(よたか)(……これは、奇(く)しくも元第七聖天候補と元第七獄天候補との戦い……か!?)
ババッ
その時、組み合っていた2人は距離を取り……
歳殺陽天(さいさつようてん)「はあッ!!」
ドドドンッ
刀を振るうと共に黒き剣閃がかんなに走る
かんな「神鳴舞刃(しんめいぶじん)」
チュギョドオオオオオンッ
だが、黒き剣閃は雷によって掻き消される
與鷹(よたか)「……さっきより……威力が上がっている!?」
これが……歳殺月天(さいさつげってん)……神が憑依したかんなの力か!?と與鷹(よたか)驚嘆……
歳殺陽天(さいさつようてん)「フフ……月天(げってん)……だが……神とは言え、人に憑依しただけのお前が……具現化した真性の
 神に敵うと思うか!?」
かんな「……」
ひゅおっ
歳殺陽天(さいさつようてん)「ぬ!?」
人が神に敵うと思うなよ……などと咆えていると突如、かんなの姿が消える
ズビッ
歳殺陽天(さいさつようてん)「ガッ!!?」
次の瞬間にはかんなに斬りつけられる歳殺陽天(さいさつようてん)

#8
かんな「……あまり見くびらないほうがいいですよ……陽天(ようてん)……」
チキッ
炎の記憶を構え直し、かんなが……月天(げってん)が叫ぶ
歳殺陽天(さいさつようてん)「面白いッ!!ならば……受けてみよ!!歳殺創破(さいさつそうは)ッ!!」
ババシュアアッ
瞬時に黒き剣閃が3つ、かんなに迫る
かんな「龍咬舞刃(りゅうこうぶじん)ッ!」
ゴキュオオアアアッ
具現化された光の龍が黒き剣閃を相殺する……
與鷹(よたか)「なっ!?」
歳殺陽天(さいさつようてん)「フフ……フハハハハ……」
掻き消されたにもかかわらず笑い出す歳殺陽天(さいさつようてん)
歳殺陽天(さいさつようてん)「神の力を得て……少しはマシな技が使えるようになったようだな……人の子よ……」
ちなみに、先ほどのかんなの放った技は羅神綺無(らじんきむ)流の四大奥義が1つなのだが……真性の神を前に奥義ですら
あまり効果は無いと言ったところか……
歳殺陽天(さいさつようてん)「だが……まだ甘い!!歳殺創破(さいさつそうは)ッ!」
ドギャギャギャッ
再び黒き3つの剣閃が襲い来る……だが、先ほどとは比べ物にならないくらい黒く、邪悪で禍々しい……
ガオオオオオッ
與鷹(よたか)「はっ!!?」
その襲い来る剣閃……そこに黒き邪悪な虎の爪を見た與鷹(よたか)……
與鷹(よたか)(……今のは……一体!!?)
かんな「龍咬舞刃(りゅうこうぶじん)!」
キュイイインッ
再び光の龍で応戦するかんな
歳殺陽天(さいさつようてん)「フン、さっきと同じだと思ってなめてかかると……」
バシュアアアッ
だが、先ほどは相殺しか出来なかった光の龍が、今度は黒き剣閃を掻き消し、そのまま陽天(ようてん)に襲い掛かる
歳殺陽天(さいさつようてん)「な……にぃ!?」
ズバシュアアアアアッ
歳殺陽天(さいさつようてん)「ぐっ・・ごお!!?」
人だからと侮っていた陽天(ようてん)に……かんなの放った光の龍が襲いかかる。
光の龍は陽天(ようてん)の肩を掠り、そのまま陽天(ようてん)を圧し飛ばす
ザザザザッ
歳殺陽天(さいさつようてん)(馬鹿な……今放った俺の技は……さっきよりも威力を増幅して撃った物……それをこうも簡単
 に……馬鹿な……これは……月天(げってん)の力と同等!!?……ありえん!!人に憑依しておきながら……
 そんな芸当が出来るわけがない!!)
驚き以上に、神を侮辱したことに対する怒り……そして、月天(げってん)への怒りが陽天(ようてん)を強くする。
弾き飛ばされつつも瞬時に体勢を立て直した陽天(ようてん)は、そのまま刀を上段に構える
歳殺陽天(さいさつようてん)「うおおおお!!!月天(げってん)んん!!!」
シュオオオオッ
ダメージを負った部分を闇が覆い、すぐさま回復していく。
與鷹(よたか)「なっ!?」
與鷹(よたか)(あれが……神……の力……なのか!?)
歳殺陽天(さいさつようてん)「……遊びは終わりだ!月天(げってん)!!……貴様を斃(たお)す!……いや、滅する!!!」
かんな「……それはこっちとしても同じです……陽天(ようてん)……姉さんの仇!!」
グオオオオオオオオッ
双方の殺気が高まる……
與鷹(よたか)「くっ……この死合……どう決着つくんだ!!?」
……かんなは……無事に歳殺陽天(さいさつようてん)を斃(たお)し、かれんの仇を討つことが出来るのか!?……
と、言うわけで晴れてかんなに助言や支援を行っていた謎の靄(もや)が月天(げってん)であることが判明し……死合はますます
白熱していく。
※いや、『謎の靄(もや)が月天(げってん)と判明』……ってどこにもそんな描写は無かったですよ……(をいをい)


続

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