Eighter -Chaos Desorder-
24ther 〜闇に震える綺羅星 A〜



#0
九星団……Eighterとの最終決戦に挑む!かくて、Eighter一行はかれんの導きにて第七天廟だいななてんびょうへ赴く!……
そして、まずはかんな、いさむを除く6人とそれに対する九星団との死合が始まった……
※まぁ、でも、Eighterが圧勝しているんですが……

#1
歴史の墓場、第七天廟だいななてんびょう・入り口
海源留うみもと・るーぶる「……うふふふ……」
くるくるくるっと両手で銃を回転させているるーぶる
梔曹くちなし・つかさ「……余裕だな……」
つかさの前に陣取るはるーぶる……
るーぶる「ええ、前回は銃に頼って敗北したけど……今回は腕にも頼ってみることにしたの!!」
つかさ「『にも』って……まだ銃に頼っているってことか!?」
すかさず突っ込んでみるつかさ
るーぶる「……う……うるさい!!とにかく!腕に頼っていたら普通の銃じゃあ、満足できなくなったから、
 銃もパワーアップさせたのよ!!」
ジャカッ
両手でまわしていた銃を構える
るーぶる「この……RUSPルスプ55は凄いわよ……」
それは……双身銃とでも言うべき変わった銃だった……
つかさ「……またおかしなものを……」
※双身銃って結構無理があると思うんだよね……まず、どうやってマガジンを交換するのか……次に
 双身にする意味があるのか(オイオイ、双身銃を否定してどうするんだよ!!)ちなみに、今回はグリップが
 真ん中で2つに分かれてマガジン交換できるってな感じにしてみました。ついでに言うとマガジンは2列に
 なっております。総弾数は(13+1)×2……であります。
お互い……距離を保って静寂が訪れる……
るーぶるつかさ「はっ!」
ダダダンッ
そして、暫く対峙した領両雄は……瞬時に双方撃ち合う
ガガガンッ
つかさ「なっ!?これは……」
それに驚いたのはつかさ……
るーぶる「そ、3連射トリプル・バースト……頑張って習得したんだからね……うふふふ……」
つかさ「……確かに腕も上がったみたいだな……」
るーぶるへの侮りを捨ててみるつかさ……
るーぶる「さらにこんなことも出来るんだから……」
ダダダダンッ
自慢げに……見せ付けるように近くの岩に4連射を行うるーぶる……
つかさ4連射クワドゥプル・バーストってわけか……」
るーぶる「そ、そういうこと……じゃ、行くわよ……はあっ!」
つかさ「手の内を先に敵に見せたのは失敗だったな……俺だって4連射クワドゥプル・バーストできるんだよ!」
ダダダダァンッ
お互いに4つの弾丸が火を吹く
るーぶる「な……何ですって!?」
次に驚いたのはるーぶるの方であった……
るーぶる(くっ……4連射クワドゥプル・バーストが切り札にならないなんて……とんだ誤解だわ……これだったら違う技を身に着けて
 おけばよかったかも……)
るーぶる「でも……負けないわよ!!」
ダダンッ!!
カカチッ
既にマガジンには2発しか残っていなく、2連射ダブル・バーストで止まってしまうるーぶる
るーぶる「なっ!!?」
始まったばかりだと言うのに焦りの色が……

#2
つかさ「そこだ!」
ダダダンッ
そして、その隙を見逃さないつかさは……3連射トリプル・バーストで猛反撃
るーぶる「甘いよ!!」
くるりっ
すぐさま銃を反転、もう一方の銃身で応戦
つかさ「させんよ!」
ダダダンッ
ダダダンッ
るーぶる「くっ!!?」
ギャギャキィ〜〜ン
3発ずつを2回撃ってRUSPルスプ55を弾き飛ばした後、隠れるつかさ……マガジンの交換の時間が来たのだ……
※どうやらつかさは何発撃ったのか理解しつつ銃を扱っているけど、るーぶるは行き当たりばったりなところがあるみたい
 ですねぇ……をいをい……
るーぶる「……仕方ないわね……」
ババッ
と、言うわけで、るーぶるるーぶるで物陰に隠れて、マガジン交換……
るーぶる(かれん……アナタにもらったこの紺碧の虐殺者ネイビー・スローター……早速使わせて貰うわよ)
紺碧の虐殺者ネイビー・スローター……それは青生生魂アボイタカラで出来た銃弾……
早々にケリをつけるべく、るーぶる紺碧の虐殺者ネイビー・スローター装填しRUSPルスプ55を構え直す
つかさ(……ここは短期決戦で決める!穿ちし黄金の刃ゴールデンセイバーで、いく!!)
一方のつかさも短期決戦を決め、オリハルコンで作られた銃弾をワルサーP-99に装填していく
そして……
・
・・
・・・
ババッ
お互い、銃を構えて対峙……
ダダダダァンッ
そして、4連射クワドゥプル・バースト……
ギギギギンッ
るーぶる「なっ!!?」
つかさ「俺の穿ちし黄金の刃ゴールデンセイバーを……」
るーぶる紺碧の虐殺者ネイビー・スローターを……」
つかさるーぶる「弾いた!!?」
つかさるーぶる(くっ……相手の使用する銃弾も……特別製か!?)
るーぶる「……どうやら……勝負は振り出しに戻ったみたいね……」
つかさ「……」
るーぶる「いや、この場合双身銃で、しかも2挺ある私の方が有利か……ふふん……」
ダダダダンッ
ダダダダンッ
双方の拳銃が4発火を噴く
つかさ「甘いぜっ!」
ダガガガガガンッ
ガキュイ〜〜〜ンッ
るーぶる「くっ……なっ!!?」
つかさ、とりあえず、一方の4連銃弾を回避し、5連の銃弾にてもう1方の銃弾を弾き、さらにRUSPルスプ55を片方弾き飛ばす
るーぶる5連射クィントゥプル・バースト……!?まさか……そんな!?」
つかさ「……どうやら、俺のほうが一枚上手だったようだな……」
ガウンッ
ギャキュイ〜〜〜ン
戦意喪失のるーぶるに(もう片方のRUSPルスプ55に)トドメの一撃……はじけ飛ぶRUSPルスプ55……
るーぶる「……私の……負けよ……」
両手をあげて降参のポーズ
つかさ「……フン……」
……やっぱり、今回も銃に頼っていたるーぶるは敗北を喫することとなる……


続

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