Eighter -Blindness Wizard-
35ther 〜漏斗(ロウト)と旧人類の手 A〜



#0
 これは、ある新兵器に纏わる物語である。
 その新兵器は従来の兵器と一線を画する正しく新時代の兵器と言っても過言ではなかった。
 そして、アニメオタクならばこういったであろう。サイコミュ兵器の時代がついにやってきた!と……

#1
 東京都練馬区
 そこは陸上自衛隊、東部方面総監部がある場所である。
 そして、その施設のとある一角にて、今、一人の男が新兵器の開発に勤しんでいた。男の名は福井冬利(ふゆとし)。表沙汰
には出来ないが、兵器界に技術革新を巻き起こした超人である。
福井冬利(ふゆとし)「出来たぞ!遂に完成したぞ!」
 男の目の前にはまるで理科の実験で使うような漏斗(ロウト)を模したようなドローンを小型化した兵器が自在に宙を舞っ
ていた。
 これが男が開発した新兵器である。いかにも巫山戯(ふざけ)た形をしているが、それは漏斗(ロウト)が英語でファンネルと呼ばれ
るからである。
※いやいや、だからって、それはないでしょう……

 それはさておき、今、陸自は武力衝突で治安情勢が悪化する南スーダンに展開して、物資の支援などを行ってい
た。
 それはこの男にとっても無関係な話ではなかったのだ。
 この男が新兵器を開発したという噂は既に米軍も掴んでいた。
 とある光の入らない会議室の様な場所で、それは蠢いていた。
*「既に周知の事実だと思うが、日本が新兵器を開発した……」
*「アレですか……」
*「軍事力において日本がアメリカを超すことは認められない」
 だから、強奪せよ!と、いうことだ。
 強奪の命を受けたその軍人の名はユース・N・パワープラント。しかし、彼もまた、今回の事件で運命に翻弄さ
れることとなる悲しい御仁の一人となるのだ。

 そして、新兵器開発が成されてから数日後のある日……
冬利(ふゆとし)「はっ!?これは!?」
 彼が研究室に足を運ぶと、そこは既に荒らされ放題だった。
冬利(ふゆとし)「しっ、しまったッ!」
 ただ、研究室を荒らされているというだけではない。新兵器とそれに纏わる研究データが盗みだされていたのだ
冬利(ふゆとし)「……敵は……いや、俺が新兵器を開発したという情報は、既にアメリカに伝わっていたと考えるべきか」
 研究データは盗まれてしまったが、PCは破壊されてはいなかった。

#2
 こんなこともあろうかとは思っていないが、新兵器には発信機というか、タグをつけてある。それを辿ればどこ
にあるのかもわかるというものだ。
冬利(ふゆとし)「最も、敵が発信機を破壊していなければ……の話だがな……」
 そんなことを呟きながら冬利(ふゆとし)は新兵器の行方を追う
冬利(ふゆとし)「これは、馬鹿なッ!?」
 そして、愕然とした。
冬利(ふゆとし)「どうして、あんなところにあるんだ!?」
 だが、今はそんなことよりも、新兵器を奪還することが最大の目的だ!
 そして、そのためにやるべきことはただ一つ。そうと決まれば冬利(ふゆとし)の行動は早かった。すぐさま研究室を飛び出
し天四斗(あまよと)へ!
※つまりEighterに丸投げするつもりである。酷い話だ!

 天四斗(あまよと)、Eighter本部
冬利(ふゆとし)「……と、言うわけでして、奪われた新兵器を奪還してほしいのです」
梓與鷹(よたか)「話は分かった……」
雨水朧(うすい・おぼろ)「でもなんでまた南スーダンに!?」
冬利(ふゆとし)「それは分からない」
一同「……」
 そう、奪われた新兵器は今はなぜか南スーダンにあるというのだ。
 一体どうして南スーダンへ運ばれたのか……それは謎である。
與鷹(よたか)「だが、確かに、南スーダンと言えば、陸自が支援活動を行いに行っている場所ではあるな……」
 そして、そこには韓国陸軍も展開している。
 それだけではない、陸自が韓国陸軍に銃弾を提供しただの、受け取った事実はないだのと、大きな波紋を呼んで
いる。南スーダンは正に色んな意味で渦中の国なのだ。
 ちなみに、余談ではあるが韓国は今以下の状態である。
 空〜〜前ッ絶後の〜〜ッ超〜〜〜絶ッ反日ブームッ!日本を憎み、蔑んでいる国ッ!
 天剣絶刀地獄絵図ッ!天上天下念動爆砕ッ!キムチのグラディエーターッ!
 そう、(ハン)こそはッ!例え北が攻めてこようとッ!
 北方領土を求めて命を燃やしッ!燃えた炎は星となりッ!たとえ犬だって食材に変えるッ!
 みんなご存じ、そうッこの韓こそはッ!最強無敵の共和国家ッ!
 あまりのポテンシャルの高さにアメリカ、ロシア、中国から命を狙われている国ッ!
※いや、それ、どこのサンシャイン池〇だよ!
 と、とりあえず、日本から銃弾を受け取る事などありえるわけがない!というのが韓国政府の正式見解である。
 ともかく、今は奪われた新兵器を取り戻すことが先決だ。


続

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