B.B.B. 外伝
14の馬鹿 〜一押し文庫のスゝメ!〜



今回は長らく不明だった馬鹿一行の部活についてを……特に金盞花こがね・せんかの部活について……(おいおい)
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・文芸部部室
金盞花こがね・せんか「文芸部へようこそ」
偽馬鹿「……は、はぁ……」
盞花せんか「まぁ、文芸部というよりラノベ愛好部と言ったほうがいいかもしれないけど……」
馬鹿「いいんか!?そんなんで……」
盞花せんか「いいのいいの」
……ちなみに、何故に馬鹿一行が文芸部にいるのかというと……
・
・・
・・・
歩駆児天あるく・じてん「最近生徒諸君の活字離れが激しくてたまらん……ヘンな漢字のミスばっかしやがって……お前ら
 何でもかんでもパソコンで済ますんじゃないよ……いいかぁ……やっぱり漢和辞典の1冊くらい丸暗記
 してきやがれ!!」
一同「不可能だぁ!!」
……とまぁ、そんなことは別に関係なく……
一同「だったら何なんだぁ今の回想はぁ!!?」
……簡単に言うと、ちょっとしたヒマな時間を有効に使うため、曼珠沙華まんじゅ・さかみたいに何か読もう……ってな
ことで文芸部へやって来たのであった……
ひや信子「ねぇねぇ、オススメの本って無いの!?」
盞花せんか「そうねぇ……ハードカバーの早乙女博士シリーズ7巻もいいけど……最近のオススメはやっぱり
 なんと言ってもコレ!!」
どどんと本を1冊……
偽馬鹿「セントラルグロウブ……」
嘘阿呆「ソルダム陛下と私と時々シャトヤーン様……」
馬鹿「リリィ・フランキー著……」
※セントラルグロウブ 〜ソルダム陛下と私と時々シャトヤーン様〜……はお近くのセルダール直営店で
 お買い求めください。……読まないとNGだ!(買えませんて……)
盞花せんか「これはねぇ……セントラルグロウブにやってきたセルダール近衛隊隊長とそこへやってきたエデンの
 姉御肌で銃器マニアなモノクルの女性との心温まる死闘を描いた本なの……」
馬鹿「いや、心温まる死闘ってどんなだよ……」
盞花せんか「他にはコードラ・ギアス 反逆のマサキ・アンドーってのもオススメよ……テュッティとリューネの
 2人に振り回される主人公の苦悩と苦労が……」
偽馬鹿「……苦悩と苦労しかないのかよ……」
信子「他には?」
盞花せんか「そぉねぇ……じゃあ、この『蝶の行方』ってのはどうかしら?『パピ・ヨン♪もっと愛を込めて!!』
 ってセリフがあってね……」
※著者は『蝶野攻爵こうしゃく』ですか!?
盞花せんか「他にはきょうじゅ著の『アルジャーノンに花束を』……ねこいらずの開発日誌みたいなものだけど
 いろいろと面白いのよ」
※ロマサガ3かよ!
曼珠沙華まんじゅ・さか「……これも、結構面白いよ」
すっと本を取り出す沙華さか
嘘阿呆「蓄電池バッテリー……?」
沙華さか「湿電池から乾電池までの開発ストーリー、それから2次電源の開発秘話。それに最新刊ではオキシライド
 電池について書かれていて、ゆくゆくは3次電源の開発も可能じゃないか……ってお話なの」
馬鹿「2次電源ってのは分かるが、3次電源って……何だ?」
沙華さか「……充電、放電に加えて発電も可能な電池……それが3次電源」
偽馬鹿「……それって……永久機関なんじゃ……!?」
沙華さか「……うん。多分」
※いやいやいや、いくらなんでも3次電源の開発は無理ですから!
すてすてすてすて……
と、そこに文芸部のドンみたいな存在、カズラが登場し……
初雪そゆきカズラ「……これもオススメ……」
と、本を1冊……
一同「……GBA・PARコード 上下巻……?」
カズラ「……なかなか面白い内容だった……」
一同「……」
盞花せんか「さて、何か気になる本あった!?……私はこれから漫研に行かなきゃ行けないから……詳しいことは
 カズラに聞いて……じゃね」
偽馬鹿「あ、おい……」
すたこらさっさ……
そして、盞花せんかは去っていく……
信子「……じゃ、とりあえず……読んでみる?ダーリン……?」
馬鹿「……むぅ……」
……さぁ!読書の時間です!


END

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