B.B.B. 学園編
125の馬鹿 〜向日むかいび…再起動す! 後編〜



カズラを愛するアブない少女、向日むかいび葵……そして全てを破壊するアブない男、手森賞万でもり・しょんまん
……そんな2人が出会ったら……トンでもないことが起こったのだ……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J3
生徒「やっぱり……何かやったんだ……」
偽馬鹿「……カズラからお前に変えたってことは……一応更生されたってことになるのか!?……いや
 ならないような……」
手森賞万でもり・しょんまん「ま、まてまて……だから、俺は何もやってない!!」
初雪そゆきカズラ「……あなたが葵のナニかを破壊した……」
一同「うわぁ……やっぱり……」
賞万しょんまん「まて……マテマテ!!」
カズラ「結果、葵の中で何かが狂った……」
賞万しょんまん「だから……俺は……いや、確かに、破壊王への道を目指し、日々特訓に励んでいたが……」
木美きび椎造「何ぃ!?……貴様、まだそんな道を目指していたのか……!?」
賞万しょんまん「はい、先生、ようやく指パッチンで鉄塊を破壊出来るようになりました」
一同「もはや人間業じゃねぇ!」
カズラ「……とにかく、葵を壊したのはあなた……それ相応の責任は取るべき……」
賞万しょんまん「ちょ……マテマテ……何故に!?」
椎造「当たり前だろコノヤロ〜!女1人をキズモノにして、責任を取らなくて如何する!!」
賞万しょんまん「だから、俺は何もやってねぇ!!」
一同「既になにか重要なものを破壊しちまったんだろうが!!」
賞万しょんまん「と、言うか……破壊しちまったんなら、直せばいいんだろうが!!」
カズラ「……それは無理」
賞万しょんまん「はい!?……ウソだろ!?カズラえもん!!」
カズラ「……植物も切ってしまえば枯れるだけ、データも破損してしまえば復元は難しい……人間の命
 だってそう。死んでしまえば黄泉帰ることは無い……」
一同「……」
カズラ「……一度壊れたものは……最早二度と直ることは無い……」
賞万しょんまん「ウソだろ……ウッソだといってよカテジナさん!!」
金盞花こがね・せんか「あなたバーニーですか!?」
※いやいや、何か間違ってますから……残念!!
賞万しょんまん「……完全に治すことは出来なくても……多少なりとも復元することはできるんだろ……なぁ?」
カズラ「……出来なくは無い」
賞万しょんまん「じゃ、じゃあ……頼む!!カズラえもん!!葵を元に戻してくれ!!このまま1日中ひっつかれて
 いたら、気が狂いそうだ!」
切実に訴える賞万しょんまん……
カズラ「……」
それに対し、カズラは無言を貫き……
馬鹿(カズラの力をもってしても無理なのか?)
ひや信子(……う〜〜ん、どうだろう……)
カズラ「イヤ……」
賞万しょんまん「はい!?」
カズラ「……どう復元されるか分からない……それはあまりに危険。お勧めできない」
訳:ヘンに復元されてこれ以上私に付きまとうのはイヤ!だから治さないッ!
賞万しょんまん「ちょ……」
はざま黒姫「はいは〜い!!そんなときこそ私の出番よぉ〜〜!!」
一同「うわぁあ!!!?」
アブない女教師、はざま先生登場
黒姫「そんなときこそ、この超ド級媚薬!『100人デッ・キルッ・カナァ』の出番よぉ!」
生徒「それ、どんなアヤしいおクスリなんですか!?」
黒姫「うふふ……そりゃもう、口では言えません♪」
一同「……」
黒姫「さぁ……おクスリの時間よぉ!!」
ズオオオオオオオッ
無限の薬製アンリミテッド・ドラッグ・ワークスを発動する黒姫
賞万しょんまん「あ……あの……先生……俺は……別に……いいんですが……」
黒姫「いいのよ、遠慮しなくても……被験体は多ければ多いほどいいんだから……」
賞万しょんまん「勘弁勘弁勘弁……」
黒姫「今ならあなたの破壊王への道も進めてあげるわよ!」
賞万しょんまん「おお!それは……じゃなくって!!!」
ぷすっと……
賞万しょんまん、葵「んぎゃっ!!?」
……その後……葵が復元されたのかどうかは不明である……また、賞万しょんまんもパワーアップしたのかは……
同じく不明だ……


END

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