B.B.B. 学園編
126の馬鹿 〜世にも隠微な『水泳』〜
怒零湖(工業トンでも授業シリーズ……その38!!季節外れのDIE水泳大会!!
……旻天(だった季節ももう終わり……幽天を眺めることの出来る季節へと変わりました……
一同「やたらめったら難しい語句を使うな!!一体今、いつなのか分からないじゃねぇかあ!!!」
天四斗(、怒零湖(工業・J3
台力抜君(「おっし!てめぇら……次の体育は……水泳だぁ!!」
一同「待て!何で……11月も始まろうとするような時期に水泳なんてやるんだ!」
抜君(「うるせぇ!!精神修行だと思え!!」
一同「イヤです!!」
抜君(「なお、水着は学校で用意する指定のものを着用すること。ビキニなど持ってきた奴は軽く辱める!」
一同「マテ!!」
抜君(「ちなみに、男子はこんなのだ!!」
バッと水着を見せる抜君(
一同「いっ!!?」
……それは……ルパンがよく着ていそうな……白と黒のしましま模様の囚人服の手足の部分を切り取り、
黒を赤に置き換えたようなものであった……
金盞花(「ルパンじゃないんだから……」
※あの水着、売っているのかなぁ?
抜君(「これ以外の水着を来た奴ぁ……ビキニを着て街中を駆けずり回ってもらう」
男子一同「どんな拷問だ!!」
抜君(「黙れ!」
ブオンッ
アロンダイトでみなを鎮める抜君(
馬鹿「……あれ!?先生……それ、破壊されたんじゃ!?」
抜君(「作り直してもらったんだよ!!」
一同「……あっそう……」
抜君(「さて、次……女子は……これを着てもらう!!」
女子一同「ちょっ……」
それは……肌色水着だった……
盞花(「それ、どこのThis is my master(ですか!?」
※This is my master……本来はHe is my masterが正しいのだが、登場する3人があまり敬っているように
は見えないので……Thisを使ってみた。
初雪(カズラ「……」
じ〜〜〜っと肌色水着を見るカズラ
馬鹿(……何だ?……興味あるのか!?)
そして、開口一番
カズラ「この水着は赤外線カメラの前では無意味に等しい……」
女子一同「なっ!?」
女子生徒「赤外線カメラで盗撮するつもりだったんですか!?このヘンタイ教師ッ!!」
ガタタッ
女子一同が修羅の形相で抜君(を睨む
抜君(「ま、マテマテ……これは俺が作ったものじゃない……確かに注文したのは俺だが……そうか……
そんなことが出来てしまうのか……メーカーめ……後で地獄を見せてやる!!」
女子一同「……」
メーカーに責任転嫁でもしたんじゃないか……と疑う一同……
カズラ「……あと……どうしてこの素材を選んだのか知りたい……」
カズラが続ける……
風(信子「どういうこと!?」
カズラ「あの繊維は特殊なバクテリアの働きで分解される……」
一同「……ほぉう……」
ジロリッ
一同、抜君(を睨む
抜君(「おのれ!メーカー!!俺の女子生徒を辱めようなんざ……1000万年早いわ!!」
※いつから女子生徒一同がアンタのものになったんだ!?
アロンダイトを片手に怒りを露にする抜君(
カズラ「……ちなみに、こんなことを思いつくのは2人しかいない……」
抜君(「ほ、ほぉ……なるほど……たった2人か……俺がとっちめるべきは……2人なんだな……」
ダラダラ……と冷や汗をかきながら、抜君(が言う
カズラ「……アナタの代わりに私たちが始末を付ける」
抜君(「ま、まてまてまてまて……ことは穏便に済ませよう……な、な……そうだ……カズラ……
何ならお前のためにすっごいパッド入りのを……」
ゴドガンッ
抜君(「ほんげはああ!!!?」
キラァ〜〜〜ン
カズラ「そんなもの、私には不要ッ!!」
こんな水着を作らせた1人、抜君(は空の彼方へと飛んでいった……
……ちなみに、もう1人とは……そう、アノ人ですよ……うんうん。
続
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