B.B.B. 学園編
112の馬鹿 〜朔氣さっきの修学旅行! その4〜



木美きび椎造プロデュース……独断と偏見とデストラップ塗れの修学旅行。(なんかパワーアップしてない!?)
温泉天国・登別のお風呂に仕掛けられた罠を前に一行は椎造を処罰することに!
北海道、登別・登別グランドホテル
従業員「はい。木美きび椎造様でしたら305号室にいるかと……」
一同「おっしゃ!行くぜ!」
305号室
ドンドンドンッ
生徒「そこにいるのは分かっているんだ!出て来い!!」
ガチャッ
木美きび椎造「ああ?うるせぇな……てめぇら……少しは教師を気遣え!」
馬鹿「……先生、俺たちは……単刀直入に言うと男湯、女湯にイロイロと細工をしたお礼に来ました……」
椎造「は!?何を言っている……俺がそんなことをする人間に思うか!?」
一同「どの口がそれを言う!?!」
曼珠沙華まんじゅ・さか「この部屋中のモニターは何ですか!?」
椎造「うむ、女湯に忍び込むようなバカタレが出ないか監視しようと……」
一同「それはテメェだ!!」
凌霄花しのぎ・そうか「しかもなんでインターネットに繋がったパソコンまであるんですか!?」
一同「まさか……オンエアするつもりだったんですか!?」
椎造「ハッ!何を言う!これだけ生徒がいるんだ!中には濃ゆ〜〜い百合を行う女子もいるに……」
ドゴスバキャッ
一同「なに期待しとんじゃい!!!」
……と、言うわけで……椎造のフザけた野望(の1つ)は完全に潰えたのであった……
椎造「ぐ……こ、これで終わったと思うなよ……」
ボコボコにされながらもまだ懲りないある意味天晴れな椎造……
馬鹿「はぁ……まだ懲りてないのか……」
一同「カズラさん!お願いします」
初雪そゆきカズラ「……分かった……」
ジリジリ……
そこへ最終兵器降臨!
椎造「ちょ、ちょっと待て……分かった!俺が悪かった……だ、だから……頼む……命だけは……」
カズラ「心配ない。あなたならたとえこれを喰らっても死に至らない。……」
椎造「いや……あの……」
ジリジリっと追い詰められる椎造
カズラ「……真マッハスペシャる〜ん」
キュドゴガガガガガッズドドドドドッ
椎造「おごえあああ!!!?」
金盞花こがね・せんか「……何か今一瞬ノイエの青い紋章機イーグルゲイザーが見えた気がする……はっ……そうか
 ゲッターだからイーグル号が出てくるからそれなのね!」
※何だ!?そりゃ!?
一同「……」
ぷっしゅ〜〜〜と消し炭っぽくなった椎造……
カズラ「これで当分は安全」
一同「……」
暫く沈黙の後……
馬鹿「おっし……じゃ、風呂にでも入るか……」
一同「おう!」
すたすたすた……
女子一同「ちょ、ストップ!ストォップ!!信子アンタはこっち!!」
信子「あぁん、ダーリン♪」
ズルズルズルズル
馬鹿と一緒に行動していた信子が連れて行かれる
馬鹿「……あまりに普通に行動していたんで気がつかなかったぜ……恐ろしい……」
一同「……全くだ……」
と、まぁ、そんなこともありまして……
・
・・
・・・
その日の深夜……
椎造「く……くそう……今度こそ……今度こそ……次こそは……成功させてやる!!フフフ……
 まだこの修学旅行は終わったわけじゃねぇぞ!無に帰るまでが修学旅行だ!」
何とか復活した椎造……
椎造「フフフ……フハハハハ……ぎゃぴ〜〜〜!!す、すみませんでしたぁ!カズラ様あああ!!」
※無に帰らすな!!
……夜の登別に不気味な笑い声が木霊し……そのチョット後には悲鳴……が夜通し響き渡った……
カズラ「無に帰るのはあなた……」
椎造「……い……いやだ……まだ死にたくないッ!!!」
……椎造に明日はあるのか!?……と、言うか……カズラさん……椎造の夜の相手(←凄まじく意味が
違う)ありがとうございます……


続

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