B.B.B. 学園編
113の馬鹿 〜朔氣さっきの修学旅行! その5〜



木美きび椎造の独断と偏見とデストラップと自爆に塗れた修学旅行(何か増えてます……)最終兵器・カズラの
前に椎造はたじたじ……でもヤツは懲りないんだよねぇ……
翌日
北海道、登別・登別グランドホテル
馬鹿「……ふぁ〜〜〜、おはよう……」
ひや信子「おはようダーリン♪」
馬鹿「……信子か……おは……って待てぇい!!!なんでお前がここに!?」
信子「やだなぁ、ダーリン、愛の力の前にドアロックなんて無意味だよ♪」
紫陽花「いや、何サラっとすごいこと言っているのよ……」
ズルズルズル……
信子「ああん、ダーリン♪」
信子、退場……
馬鹿「……何だか最近信子が怖く感じてきた……」
偽馬鹿「おう、馬鹿……早いな……」
馬鹿「……あ〜〜、ちょっとあることがあったおかげでバッチリ目が覚めてな……」
狗訴くそ「……そ、そっすか……俺はまだ眠い……」
※ちなみに寝不足なのは夜通し木美きび椎造が笑い声と悲鳴をあげていたせいです。
ブツッ
木美きび椎造「てめぇら起きてるかぁ!?朝のバイキングは時間をずらして30分後に行うダァ〜〜ッハッハッハ!」
一同「ヤロウ!バイキングで一人たらふく食う気か!?そうはさせん!!」
ドダバタッ
一行、食堂へと急ぐ……が……
生徒「あれ!?」
なぜか閉まっている
従業員「すみません。あと30分お待ちください……」
一同「……やってくれたな!椎造あのヤロウ!!」
※狼少年的なことが起きたんですね……
……そして、食事の時間が始まると……
木美きび椎造「だぁ〜〜〜っはっはっはっはっは!!食って食って食い荒らせ……どぅあっはっはっはっは!!」
妙にハイテンションな木美きび椎造……
ガツガツガツガツモリモリモリモリ……
従業員「お客様、困ります……直接食べるのはご遠慮ください……」
椎造「う……る……せ……ぇええ!!……食える時に食っておかないでいつ食うってんだ!」
食いながら叫ぶので当然食べ物が飛び散り……それはもう汚い……
ドガンッ
椎造「ゲフンッ!?」
またしてもカズラの手により退場……
馬鹿「……寝不足で妙にハイテンションなんだな……アイツ……」
信子「眼の下にクマが出来ていたもんね〜〜〜」
……ちなみにみんな寝不足だったので旅行の計画をしばし中断し仮眠を取ることに……
・
・・
・・・
2時間後
椎造「おっしゃ!てめぇら!起きろ!!貞操を奪うぞ!!……女子だったら!」
一同「待てコラ!!」
椎造「おっし!眼を覚ましたな……てめぇら……じゃ、早速移動すっぞ……いざ行かん!札幌へ!」
曼珠沙華まんじゅ・さか「……札幌……城下町として発達した町ではないという珍しい町」
さらっとトリビアを交え、一行は札幌へ……
北海道、札幌
椎造「おっし!では、これより班別行動を開始しろ……集合時間は俺様のしおりに書いてあるから各自自分の
 しおりを見て判断すように……以上」
一同「ちょ!待てぇ!」
ドッヒュ〜〜〜ン
椎造「ダッハッハッハッハ!!今度こそ俺の勝ちだあ!!」
初雪そゆきカズラ「甘い……」
椎造「のはうぅ!?」
……やっぱりカズラに敵うわけも無く、一行は無事、集合場所をゲットしたのであった……
金盞花こがね・せんか「さ、ゲーマーズにいくわよ〜〜!!」
一同「おいおい、ここまで来てなぜに!?」
盞花せんか「天四斗には無いじゃない!」
一同「さいですか……」
盞花せんか「本当はアニメイトと虎の穴にも行きたいところだけど、近くにあったかしら?……」
一同「いやいやいや……それは普通に今度1人で行けよ……」
……というわけで盞花せんかのいるグループはゲーマーズ直行便!?(おいおい……)
さて……椎造の野望は……まだ潰えてないのか!?……ってかいい加減に懲りろよな……


続

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