B.B.B. 学園編
101の馬鹿 〜進路と退路のETC! 前編〜



天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J3
木美きび椎造「おお、てめぇら、3年に進級ご苦労さん、はい、よかったね、せいぜい高校最期の年を死なない程度
 に頑張りな!」
馬鹿一行も、気付けば無事に高校3年に進級……
一同「……明らかに『さいご』を別の方の『さいご』にしただろ!」
椎造「フッ、何のことやら……それよりもだ……まだ3年も始まったばかりだが……てめぇら、進路と退路
 をよく考えておけよ!」
一同「進路はともかく、退路って何ですか!?」
椎造「留年に決まっているだろうが!」
一同「誰が考えるかぁ!!」
椎造「はぁ〜〜面倒くせぇ……てめぇら……いっそのこと朔の夜叉に就職しないか?」
一同「犯罪組織にスカウトしないでください!!」
椎造「チッ……つまらねぇ……」
一同(つまらねぇ……ってアンタ……)
椎造「はぁ、仕方ねぇからちょっとだけ大学の紹介を行おうと思う……」
馬鹿「あ、なんかまともですね……」
椎造「じゃ、まず、銅露大ドロだい……」
一同「やめてください!!」
椎造「ぬぅ!?」
※流石に全国にあらゆる悪を排出する裏の大学、銅鑼魂露嚇ドラゴンロード大学の紹介はやめて欲しい一同
椎造「ならば、魔竜王大学は……」
偽馬鹿「……同じ系統なんじゃないですか?」
椎造「ハッハッハッハ!」
一同「笑わないで……犯罪に加担するような大学じゃないものを教えてください!!」
椎造「くそっ……どいつもコイツも……冗談の1つもウケないのかよ……」
一同「笑えませんよ!ってか笑えない冗談じゃないですか!!」
椎造「あ〜〜、分かった。分かった……そこまで言うなら普通の大学を紹介してやろうじゃねぇか……
 はぁ……」
面倒くさそうにため息をつく椎造
凌霄花しのぎ・そうか(……自分たちで探したほうが早い気がするのですが……)
狗訴くそ(……確かに……)
椎造「じゃ、まずは……怒潟湖ドラグーン大学……この大学はいいぞぉ〜〜、何せウチの息子の誣是しいぜ
 が通っている大学だからなぁ……」
馬鹿(何気に息子の通う大学の自慢かよ!?)
一同(ってか先生に子供が居たんだ……)
※そっちに驚きか!
紫陽花「先生、具体的にはどこらへんがいいんですか?その大学?」
椎造「フッ、詳しいことは業務上の秘密だ。どうしても知りたいヤツは朔の夜叉の入ることを誓え!」
一同「ちょ……マテコラ!!」
ひや信子「朔の夜叉に入ったら大学に入れないじゃないですか!」
一同「そこも何か違うぞ……」
椎造「と、まぁ、冗談はここまでにして、詳細を知りたければ息子に聞け!俺からの情報はアテにならんぞ」
一同「自分で言うセリフじゃねぇだろ!!ってかそれは教師の言うセリフでもないし!!」
椎造「さて、次に紹介する大学は……」
一同(そして、無視かい!)
椎造「銅鑼郡ドラグン大学……ここもいいぞぉ、なんてったってウチの娘、四九寝♪しくねが通っている大学だからな」
一同(また自慢かよ……)
椎造「ちなみに、言うまでも無いが、ここの詳細もウチの娘に聞いてくれ……拳で!」
一同「なんでだ!!」
椎造「あ、違った……刀で問えだった……」
一同「どっちも同じです!ってか何故に!?」
椎造「フッ、なぜならウチの娘は双小太刀二刀流皆伝の腕前だからな……生半可な腕じゃ太刀打ちできんぞ!」
一同「……あのな……」
信子(ヘンな娘さん……)
馬鹿(痴漢撃退……とかそんな感じで習わせたのか……?まさかなぁ……)
椎造「おお、そういえば……今紹介した2つだが、姉弟しまい校として有名だぞ……」
一同「へぇ、そうなんですか?」
金盞花「確かに、名前も似通ってますしね……」
偽馬鹿(いやいや、それは別問題だと思うんだが……)
嘘阿呆(……確かに……)
椎造「何せウチの娘と息子の姉弟しまいが通っているからな……これを姉弟しまい校といわずに何という」
一同「そういうことかい!!ってかそれは姉妹校でも何でも無い!」
※何の接点も無いしな……
……さて、まだまだ木美きび椎造のトンでもない大学紹介は続くぞ……
※ちなみに企業紹介はありません。(え!?)

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