B.B.B. 学園編
100の馬鹿 〜世にも紊碎ぶんさいな『国語』〜



怒零湖ドレイコ工業トンでも授業シリーズ!!第32回の今回は……フザけた国語編……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J2
歩駆児天あるく・じてん「おおっし!てめぇら……今日は……今、巷で話題の言語、ルゥ誤について学ぶぞ!」
一同「どこの授業でそんな授業をする教師がいるんじゃあ!!」
児天じてん「ここにいるだろうてめぇら……何をほざいている!?」
一同「……」
一同呆れて返す言葉も無い……
馬鹿「……ルゥ誤……って……何だ?」
ひや信子「え?知らないのダーリン。……私も知らないから同じだね」
※あの、信子さん……それは……
初雪そゆきカズラ「……ルゥ誤……ルゥ大砦なる芸能人が考案した間違った英語を交えた言語……」
と、そこに淡々と説明をするカズラ
偽馬鹿「間違った……ってどんなだ!?」
カズラ「……日本語に訳すれば確かにそんな読みをするけど、意味が違う英語を交えるということ……」
金盞花こがね・せんか「ははぁ、つまり、『彼はわがままだ』ってのを『He is my mother』って訳すみたいな感じね」
※He is my mother……『彼は我がママだ』……っておい!
カズラ「……違ってはいない」
児天じてん「だが、ルゥ誤には大前提がある……まず1つだが……あまり知られていない英単語は使わない。
 これは、どう翻訳していいか分からないからだ……てめぇらもいちいち辞書で調べながら話したりするのは
 ヤだろ……」
一同(……まぁ、確かにそうだけど……)
児天じてん「次に、なるべく区切りのいい単語ずつで誤変換すること……例えばだ……そうだなぁ……」
なにやら考える児天じてん……と、暫し考えた後……
児天じてん「『勘違いするなよハゲ』を『勘違chair椅子るなaftereffect余波ゲ』などと変換してはいかん
 分かったか?」
一同「どんな例文ですか!!」
児天じてん「勘違いするなよハ〜〜ゲェ〜〜!!」
某ケンシロウみたいにセリフを吐く児天じてん
一同「うぉい!」
児天じてん「さて、ここからが本題だ……ただルゥ誤について学んでも面白くない……よって、これからルゥ誤に
 代わる新たな言語を作ってもらいたい……フランス語、ドイツ語、C言語……どれでも好きな言語を
 混ぜ込んでいいぞ……」
生徒「C言語ってどうやって交ぜるんですか!?」
児天じてん「何だ……そんなことも分からんのか……」
一同「分かりませんよ!!」
児天じてん「仕方ねぇ……例を言うぞ……例えばon gotoの変わりにswitch caseを使うとか
 だな……」
偽馬鹿「なぜにBASICとC言語を変換してるんですか!?」
児天じてん「ぬぉう!バレかた!?」
一同「バレバレです!!ってか出来もしないことをさも出来るように言わないで下さい!!」
児天じてん「ハッ……だが、最後にこれだけは言っておく……」
一同「……」
何を言うのかと一同が固唾を呑んで見守る中……
児天じてん「もう一度言う……俺は……天才だぁ!!」
金盞花せんか「あなたアミバですか!?」
児天じてん「ん!?間違ったかな!?」
※ってか間違いすぎです。
盞花せんか「だから、アミバですか!?」
児天じてん「あれはいい木人形デクになる!」
盞花せんか「お願いですから会話を成立させてください!」
児天じてん「と、まぁ、このように日本語に日本語を誤変換して組み込むというのもありだな……」
一同(今の、どこにどこを誤変換して組み込んでいたんだ!?……)
カズラ「……分かった……」
一同「って今ので分かったんかいッ!カズラさん!!」
児天じてん「おらっ!お前達も早々にnovel新奇のルゥ誤return返還を行いやがれ!……いいか!俺が良い
 と思ったgodルゥ誤は今年の流行語boss大将に抜擢させる!」
一同「だから、アンタ一体どんな権限を持っているんだぁ!!」
……そして、今日もオカしな授業は進むのであった……


END

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