B.B.B. 学園編
47の馬鹿 〜世にも異常な美術!〜



怒零湖ドレイコ工業トンでも授業風雲録!(何だ!?この名前)……第14段の今回は……美術♪
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J1
木美きび椎造「あ〜〜、てめぇら……今日は授業変更で美術をやってもらう」
一同「ちょ、先生……」
椎造「何だ!?」
凌霄花しのぎ・そうか「美術なんて私たち、J科のカリキュラムにはありませんよ」
椎造「ああ、知っている……だがなぁ、こんな言葉もある『マニュアル通りに操作するのはアホのすること
 です』とな……」
一同「……」
椎造「ってぇワケだ……とっとと美術室へ来い!!」
と、言うわけで、美術室へと移動する一堂
怒零湖ドレイコ工業・美術室
*「あ、はい、どうも、始めまして。私が美術担当の銅振璃屡夢どうぶる・りるむです」
馬鹿「ど……ドーブル……」
偽馬鹿「リルム!?」
※スケッチにピクトマンサーですか!?
銅振璃屡夢どうぶる・りるむ「じゃ、早速スケッチの授業を始めますよ〜〜だれか体を張ってモデルになりたいっていう人は
 ……いませんよねぇ?……はぁ……」
一同(やっぱりか!?)
椎造「あ〜〜、ちなみに銅振どうぶる先生の特技は『黒い眼差し』だ」
一同「最悪だ!」
璃屡夢りるむ「あは〜〜、じゃ、いきますよ〜〜」
ズズ〜〜ン
黒い眼差しで逃げられなくした上、電光石火でスケッチ
生徒「ほごえああああ!!!?」
璃屡夢りるむ「はい、この通り♪」
生徒「せ……先生……」
璃屡夢りるむ「はい?もう一度ですか?困ったMさんですね〜」
生徒「ち、違います!!……先生の隣に恰好のモデルが居ると思うんですが……」
璃屡夢りるむ「ん〜〜?」
くるり……
椎造を見る
椎造「うっ……私はこれで……」
璃屡夢りるむ「あは〜〜〜」
ズドオオンッ
しかし、黒い眼差しの方が早かった
椎造「げふぉあああ!!!?」
一同「先生!俺たちがいつも……でも無いけど味わった苦しみ……分かったか!」
椎造「ぬぅ……おのれぇ!てめぇら!マジで許さん……隠しニ刀双身刀!!」
ばば〜〜〜んと如何見ても長尺刀をどこからともなく取り出し……
椎造「双小太刀二刀流……その秘技見せてくれるわ!」
スラッスララッ
……長尺刀にみえたその刀は小太刀ほどの長さの刃の双身刀2本を納めた刀であった
金盞花こがね・せんか「……先生、ビームソード使わないんですか?」
椎造「ああ?いいか、よく聞け……世の中には例えばレーザーブレ○ドよか強いエターナルソ○ドみたいに
 ビーム兵器よりも強力な通常兵器が存在するんだよ!」
盞花せんか「それはゲームの中の話です!」
椎造「うるせぇ!!喰らえ!!蔭燿爻差おんみょうこうさ!」
ドギュオンッ
2本の双身刀を回転させながら十文字斬りを放つ
一同「うはああ!?」
馬鹿「くそっ……マジで殺しにかかったぜアイツ……本当に教師する気あるのかよ!?」
椎造「逃がさん!逃がさんぞ!!蔭燿八死おんみょうはっし!!」
バババババッ
五芒星の形に切り裂く椎造
一同「はっ!?」
そして何とかそれを回避する一行
椎造「ええい、ちょこまかちょこまかと……ウゼェやつらだ……」
生徒「それが教師の言うセリフかよ!!」
椎造「うるさいわ!うおおおお!!死ねぇええ!!」
ドッ
そして飛び掛る椎造
馬鹿「おい、頭冷やしてもらおうぜ……」
狗訴くそ「そりゃいいや……氷砕魔覇閃ひょうさいまはせん!」
ガキ〜〜〜ン
冷気の波動を纏った刃で突きかかり椎造を氷付けにする狗訴くそ
椎造「!!!?」
狗訴くそ「ざっとこんなもんだな……」
・
・・
・・・
璃屡夢りるむ「じゃ、スケッチを再開しますよ〜〜〜」
一同「え!?スケッチ!?……授業じゃなくって!?」
璃屡夢りるむ「あは〜〜〜」
ギ〜〜〜ン
一同「うはあああ!!!!?」
……後日談……急遽美術になったのはもともと受け持っていたクラスの生徒たちが再起不能っぽくなった
からであった……璃屡夢りるむ……アンタ、少しは手加減しろよ!!
璃屡夢りるむ「あは〜〜〜?」


END

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