B.B.B. 学園編
46の馬鹿 〜世にも横暴な『剣道』〜



怒零湖ドレイコ工業トンでも授業シリーズ……今回は柔道に引き続いては剣道……また何かよからぬことが
起きそうですが……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・武道館
台力抜君たいりき・ばつぐん「あ〜〜〜、と、言うわけで今回は剣道をやってみることにした。みんな自前の竹刀は持ってきたか?
 先生はな、真剣と木刀を仕込んである竹刀を用意した」
生徒「何仕込んどんねん!!」
※ってかどういう構造だよ!!
抜君ばつぐん「では、これより一本勝負を行いたいと思う……誰か死にたいヤツぁいねぇか!?」
一同「いねぇよ!」
ものの見事に誰も行かない
抜君ばつぐん「何だ!?お前ら6人に任せおってそんなんで本当に授業を受ける気あるのか!?」
一同「なんか以前誰かにいった気がするが先生こそ本当に授業する気あるんですか!?」
抜君ばつぐん「ある!!」
一同「うそつけぇ!!こんな死を伴うような授業、どこにあるんだぁ!!!」
抜君ばつぐん「ハッ、何をほざく……現にここにあるじゃないか……」
一同「あのなぁ!!」
抜君ばつぐん「まぁいい、狗訴くそ……来なさい」
狗訴くそ「名指しかよ!?」
凌霄花しのぎ・そうか「頑張ってくださいね」
狗訴くそ「おう!」
抜君ばつぐん台力たいりき流剣道10段のこの俺の剣の錆にしてやるわ!」
狗訴くそ「あ〜〜、そうですかい……」
抜君ばつぐん「はっ!卍文字斬り!」
ドドガッ
狗訴くそ「……」
あっさり回避!
抜君ばつぐん「ぬぅ……十字文字斬りを進化させたこの技を難なく躱すとは……」
馬鹿「間違った進化遂げてるよ……」
狗訴くそ「もらった!」
抜君ばつぐん「あまい!!抜刀燕返し」
ヒュンッババッ
無意味に抜刀した後狗訴くそが乗っている畳とその後ろの畳とを入れ替える
狗訴くそ「はい!?」
すこん!
そして面……
抜君ばつぐん「ダハハハ!!どうだ!哲也を読んでいて閃いたこの技!」
金盞花こがね・せんか「……抜刀の必要性が感じられない……だが、まぁ確かに今のは燕返しだな……」
狗訴くそ「くそっ……まさかあんなフザけた技に負ける何て……」
※ちなみにいつも闇夜の狩人とかに使う技は竹刀が耐えられないので使えません
偽馬鹿、嘘阿呆「狗訴くそ……お前の仇は俺たちが取る!」
抜君ばつぐん「ほぅ……来るか……?……だったら手っ取り早く6人全員で来い!!」
馬鹿「何ぃ!?」
奴柱どじ(……また何かヘンな技を隠し持っているんでしょうか?)
馬脱まぬけ(ハッ!どんな技がだろうが、打ちのめすのみよ!)
馬鹿「行くぞ!」
狗訴くそ奴柱どじ馬脱まぬけ、偽馬鹿、嘘阿呆「おう!」
距離を取って対峙する6人……
抜君ばつぐん「行くぞ!!台力たいりき流剣道……奥義!天翔緑一色あまかけるリューイーソー!」
ドバウンッ
抜刀、と同時に14個の雀牌が馬鹿一行に飛んでいく
一同「は!?」
一行、難なく回避……
馬鹿「そんなフザけた技でぇ」
そして、6人飛ぶ
抜君ばつぐん「甘い!台力たいりき流剣道の抜刀術はみな隙を見せぬ2段構え……そして何よりこの技はT○Pをプレイしつつ
 る○剣を読みながら閃いた技!」
盞花せんか「T○P!?……まさか……逃げて!!!」
偽馬鹿「え!?」
カッ
ズドグオオオオオオンッ
回避した雀牌が落下してくると同時に爆発を巻き起こす
一同「ごえええ!?ななな!?」
抜君ばつぐん「ダァ〜〜〜ッハッハッハッハッハッハ!!」
死屍累々……
※武道館が悲惨なことになっていると思うのですが……
初雪そゆきカズラ「……」
と、そこに……またしてもカズラ参戦!
抜君ばつぐん「ぬぅ!?またお前……チッ……ええい……きょ、今日のところはこれにて授業終了。またな!」
一同「あ、勝てないからって逃げる気か!?」
カズラ「……朱雀」
ゴオウッ
抜君ばつぐん「んな!?何だ!?か……体が……動か!!?」
ズドムッ
そして抜君ばつぐんが最後に見た光景は火の鳥が自分に襲い掛かる光景であった……
一同「……」
カズラ「……剣道って楽しい」
一同「だから、それは剣道じゃないッ!」
抜君ばつぐん「ぐっ……これで……終わったと……思うなよ!!」
ガクリッ
※ってかカズラはどこで無明神風流むみょうじんぷうりゅうを覚えたんだ!?


END

前の話へ 戻る 次の話へ