B.B.B. 学園編
38の馬鹿 〜世にも横暴なスキー!〜



怒零湖ドレイコ工業トンでも授業シリーズ……第6段……なんだかどうにもスキー編……
※ってか季節がオカしいような気がするのだが……ま、いっか……いざとなったら北の大地でスキーをした
 ってことにすればいいんだし(ちょ、そんなんでいいんかいッ!)
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J1
木美きび椎造「あ〜〜、あと2週間−(1週間+6日)で待ちに待ったスキー合宿だな……」
一同「ちょ、待て!それって明日じゃねぇか!」
一同、猛烈に叫ぶ
椎造「各自スキーを用意しておけよ……ちなみにスノボを用意してきたヤツは先生のビームソード及び
 抜君ばつぐんのビームソードが火を吹くぞ!!」
一同「ヒィッ」
椎造「……まぁ、スノボ2枚をスキー板の変わりに使用するってんなら話は別だが……」
一同「誰がするか!そんなこと!!」
そして……翌日……
新潟、或肩あるかた温泉スキー場
台力抜君たいりき・ばつぐん「おっし!ビギナーもマスターも俺について来い!!お前達に0.02秒の世界を見せてやる!」
金盞花こがね・せんか「隼人ですか!?アナタ……」
抜君ばつぐん「フッ……ちなみに俺のスキー板を見よ!!」
ババ〜〜ン
一同「こ……これは!!?」
抜君ばつぐん「ファンスキーを見て閃き、開発したスキー……その名も……『フィン・ファンネルスキー』!!」
フィン・ファンネルのような形状のスキー板……
抜君ばつぐん「無論ミノフ装備で……展開すれば空を飛ぶことが可能だ!」
一同「ソレはスキーじゃねぇ!!」
抜君ばつぐん「さらにオールレンジ攻撃アタックも可能という優れもの!」
一同「どんな兵器ですか!!」
※ってかたった2個でオールレンジ攻撃アタックも何も無いと思うんですが……
抜君ばつぐん「ちなみに今回、予算をケチ……あ、いや、怒零湖ドレイコ工業の方針でインストラクターはいない」
一同(予算をケチって!?……まさか……ケチってフィン・ファンネルスキーの開発に回したんじゃない
 だろうな!?)
抜君ばつぐん「おっし!各自適当に滑れ……ただし!!」
一同「ゴクリ……」
抜君ばつぐん「受験では滑るなよ!」
一同「こんなところで言うなぁああ!!!」
・
・・
・・・
しかし……当然の如く滑れない人もいるわけで……
凌霄花しのぎ・そうか水瓶すいへい!!」
水瓶すいへい英司「お呼びでしょうか、お嬢様!?」
霄花そうか「インストラクターを雇うわ」
英司「はっ……かしこまりました……少々お待ちください……」
……凌財閥の力を得てインストラクターを雇うことにしたJ1
馬鹿「スキーなんて久しぶりだぜ……」
偽馬鹿「あ、俺もなんだよね……」
ドオッザガアアアアアアッ
一同「な……何だ!?」
抜君ばつぐん……中空を舞いながらやってくる
抜君ばつぐん「おっし!てめぇら!今からジャンプあり、崖あり、山あり、何でもありのスキー競争を行う」
生徒「ちょ、先生!まだレクチャーが……」
抜君ばつぐん「ああ!?インストラクターのレクチャーと俺の授業……どっちが大切なんだぁ!?」
一同「……授業っす……」
抜君ばつぐん「よろしい。では……行くぞ!!」
バラバラバラバラバラッ
一同「なぜにヘリ!?」
抜君ばつぐん「決まってるだろ!これで真の山頂に行ってそこから滑るんだよ!」
一同「ちょ……」
……と、言うわけで、一行は真の山頂(本来滑ることの出来る最高値よりも高い場所)へと向かう
抜君ばつぐん「おっし!じゃ、俺は一足先に……待ってるぜ!」
ギュオオオオオッ
フィン・ファンネルスキーを展開させて飛んでいってしまう先生
一同「……」
初雪そゆきカズラ「……こうすればいいのか!?」
ふわふわふわ……
一同「だ〜〜〜、なんで浮いているんだ!!あの先生の真似はしなくていから!!俺達の後についてこれば……
 いいから!!」
カズラ「……分かった……」
……そして……この命がけっぽいスキー競争は開始されたのだった……果たして……優勝者は……
誰になるのか!?
※カズラに100ジンメイ!(ちょ、おまっ……それ、どこのネコミミ魔族ですか!?)

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