B.B.B. 学園編
34の馬鹿 〜世にも奇妙な『国語』〜



怒零湖ドレイコ工業のトンでも教師陣による超絶フザけた授業伝説!その2……今回は国語に関する授業の伝説を
お届けするとしよう……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業
木美きび椎造「おおっし!野郎ども!今日も死なない程度に頑張れよ……じゃ、HRを終了する!」
一同(……)
※ちなみに、もう木美きびの『今日も死なない程度に頑張れよ』に対して突っ込む生徒はいない。(いやいや、それは
 それでどうかと思うよ……)
一時限目……国語……
ガラガラッ
*「さて、国語の授業は始めてだから自己紹介をすっぞ!!!」
生徒「先生!!国語の授業は今日が始めてじゃないっす!」
*「うるせぇ!こうやって劇中に登場するのが始めてなんだよ!」
一同「……ああ、そうですか……」
一同、呆れる……
*「おっし!じゃ、早速……俺の名は歩駆児天あるく・じてん、娘は口紅くく昶留えるの2人である!!」
※オカしな名前なのは……まぁ、ちょっといろいろありまして(何だ!?その色々って!?)
歩駆児天あるく・じてん「おっし!じゃ、今日も恒例のテストすっぞ〜〜〜」
生徒「……って先生……またどこその国語辞典の何ページには何が書かれているか書き記せってなテスト
 なんでしょ?……前にも言いましたがそんなもの暗記している人物なんて先生以外にいませんよ!」
児天じてん「ああぁ!?何ぃ!?テメェラ、俺の作ったテストがうけられねぇってのか!?」
奴柱どじ「そんな『俺の注いだ酒が飲めないのか?』みたいなノリで言わないで下さいよ……」
※うわぁ……すごいノリだ……
児天じてん「大体てめぇら……国語辞典を暗記しない、漢和辞典を暗記しない、国語の教科書を暗記しない……
 本当にそんなんで授業を受ける気があるのか!?ああ!!?」
一同「そういう先生こそ普通に授業をする気があるんですか!?」
うがぁ!っと叫び出す生徒
児天じてん「『普通』!?……おい、今、『普通』と言ったな……」
妙に食いついてくる児天じてん
馬鹿「は、はぁ……それが……何か!?」
児天じてん「いいか、てめぇら……世の中にはたくさんの『普通』があるんだよ!分かるか?」
凌霄花しのぎ・そうか「……はぁ?」
児天じてん「例えば極端な話、悪魔の言う『普通』と天使の言う『普通』とじゃあ話が全く違う!だから、いいかぁ!
 これからは相対的な言葉を使わず絶対的な言葉を使え!!」
生徒(いや、どんなんだよ……)
馬脱まぬけ「……例えば!?」
と、そこで馬鹿がすかさず切り返す……
児天じてん「む……例えば……東○○○○○○○てみたいに『ありえね〜〜〜、絶対ありえね〜〜〜』って叫びたく
 なるほどの異常さ……とか、よくわからないことに対してはチェ○ゲで竜馬が『俺にも分かるように説明しや
 がれ!』と叫ぶみたいにだとか、あるいは、正体不明の相手にはSDSEED DESTINYのシンみたいに『アンタは一体何なんだ
 ぁあ!!!!』と叫ぶとかなぁいろいろあるだろ?表現は?」
一同「……」
おかしなたとえに一同は……唖然、呆然……
※ってか『東○○○○○○○て』の伏せ字で分かる人いないから!いたら見てみたいから!
児天じてん「……おっし!じゃ、時間もおしてきているので宿題!!教科書に載っている殺生門を読破し、その続きを
 面白おかしく書く事!!」
一同「んな!!?」
児天じてん「言い作品は直木賞やら芥川賞、さらにコミック化、アニメ化、ドラマ化などの特典がついているぞ!」
一同「どんな権限もっているんだアンタはぁ!!!」
児天じてん「どんなって……普通に国語教師の権限しか持ってないんだが……」
狗訴くそ「先生、その普通は……どんな普通なんですか!?」
児天じてん「そう、それだ!その切り返しがほしかったんだ!」
一同「いや、そんなのこの際どうだっていいですから……」
児天じてん「と、いうわけで、宿題をやってくるように……」
一同「いや、あの、先生……?」
・
・・
・・・
……そして、こんな風に怒零湖ドレイコ工業の授業は進んでいくのだ……


END

前の話へ 戻る 次の話へ