B.B.B. 学園編
31の馬鹿 〜はぢめての高校! 後編〜



馬鹿一行、無事怒零湖ドレイコ工業へと入学する……も、そこは中学と変わらぬような教師のいる学校だった……
そして、遅れてやってきた生徒に馬鹿は驚き……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J1
馬鹿「き……貴様は!!?」
やってきた4人の中には偽馬鹿、嘘阿呆がいた……
木美きび椎造「ほぉう……しょっぱなから間違えるとはいい度胸じゃねぇか……」
ズカズカズカズカッ
馬鹿、偽馬鹿、嘘阿呆「なぜ貴様がここにいる!!?」
先生を無視して2人が入り、馬鹿と叫ぶ
3人「ハッ、そんなもの受験したからに決まっているだろうが!!」
狗訴くそ「……しかし、試験会場でお前らを見かけなかったと思うんだが……」
嘘阿呆「こっちだってテメェらの顔は見かけてないんだよ!!」
凌霄花しのぎ・そうか「でしたら、面接か一般かの違いではありません?」
3人「……」
一同釈然としないながらも……何とか納得……
3人「フッ……まぁいい、ここで逢ったが100年目だ!今こそ決着を付ける死ぃ……」
スララッと抜刀し死合おうとしたその瞬間
ドバシュアアッ
緑の閃光が放たれ……3人の動きが止まる
3人「な……何!?」
椎造「ああ?俺の目の前で死合おうなんざいい度胸だなぁ!!?」
手にビームサーベルを持って威圧する椎造
生徒「……先生……ソレ、何すか!?」
椎造「ああ?見て分からんか!?ビームソードだよ!ビームソード!!しかもただのビームソードじゃねぇぞ!
 コレはぁ……あの『次の』を示すガンダムの持つ戦艦すら叩き斬るビームソードなんだよ!」
※『次の』を示すガンダム=ガン○ムエピオンね……
一同「だから、そんなの見れば分かる!!問題はなんでそんなものを持っているかってことだ!!!」
※最もな突っ込み炸裂
椎造「ああ!?趣味で作ったんだ!文句あっか!」
一同「趣味の範疇で作れるような代物じゃねぇだろ!」
一同は最もな猛反論を繰り出すのだが……
ビシッ
ビームソードを突きつける椎造
椎造「いいか、テメェら……この俺の目の前で喧嘩しようなんてバカなヤツラは閻魔の元で罪状を吐く事に
 なる!分かったか!!」
一同「は、はいッ!!!」
偽馬鹿「……だったら違うことで勝負をつけようじゃねぇか……」
馬鹿「ヘッ面白い……」
バチンッ
納刀する3人
嘘阿呆「題して、俺の彼女自慢〜〜〜!!!」
偽馬鹿「ハッハッハ!馬鹿!いくら貴様でもないものは自慢できまい!!」
ひや信子「いるよ〜〜」
抱きっ
馬鹿「わっ……だから……」
偽馬鹿、嘘阿呆「んなに!!?」
霄花そうか「……と、いうことでこの勝負、引き分けですね」
入ってきた4人のうち2人は偽馬鹿と嘘阿呆、もう2人は見知らぬ女子で……嘘阿呆の彼女自慢という話から
それらが彼女だと推定した霄花そうかが言う……
3人「ぬぬぬ〜〜〜」
霄花そうか「……と、言うか……いがみ合う必要はあるのかしら?」
3人「……む!?」
*「ホラ、世の中には『強敵』と書いて『とも』と読む人だっているんだし……」
と、嘘阿呆の彼女の金盞花が言い
*「昨日の敵は今日の友……そんな言葉だってあるんです」
と、偽馬鹿の彼女の曼珠沙華が言う……
信子「ダ〜リンッ」
そして抱きつく信子
馬鹿「……」
※あれ!?放さないんですか!?馬鹿……
3人「フッ……いいだろう……ここは彼女に免じて和解してやってもいいぞ……」
3人……お互いに顔を見合わせ……
3人「……だ〜〜〜〜!!!やっぱその言い回しすっげぇムカつく!!ええい!やっぱりケリつけ……」
と、一斉に死合おうとした瞬間に……また……
ズバシュアッ
椎造「だから、俺の目の前で喧嘩をするなと言っただろ!!?」
3人「す……すみません……」
・
・・
・・・
こうして……馬鹿、偽馬鹿、嘘阿呆は彼女らの計らいと椎造の威圧により、無事に和解することが出来たので
あった……
そして、伝説は……始まる!


END

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