B.B.B. 学園編
28の馬鹿 〜受験戦争の試練! その3〜



受験シーズン真っ只中……そんな中、阿呆は無計画にも程があり……こんなんで本当に受験戦争を生き
残れるのか!?
※絶対に無理です。だって阿呆だし……(うぉい!)
天四斗あまよと天四斗あまよと第一高校
ガラッ
阿呆「はひぃ〜〜〜、すみません!!遅刻しました!!!」
ズカズカズカッ
ストンッ
イキナリ呼ばれもしないのに教室に入り込み椅子に座りだす阿呆
※悪い見本です。みんなは真似しちゃダメだぞ?
面接官「……はい、えっと……遅刻の理由など教えていただければ……」
阿呆「いや、まさかねぇ、こっちで受験日を調べなきゃいけないなんて思いもしなかったんですよ……」
面接官(……コイツ……受験する気あんのか!?)
面接官「……で、では、お名前と出身校を……」
阿呆「おう!俺は阿呆!銅鑼言ドラゴン中学から来た!……よろしくな!!」
面接官(本名を名乗れ!本名を!!)
※阿呆……こんなときまであだ名を言うなよ……
面接官「……あ〜〜、では……えっと、今日はどうやってここまで来ましたか?」
阿呆「そりゃもうカンっす!」
※移動手段を尋ねているんだよ……まぁ、阿呆の場合走って来た可能性大だが……
面接官(そういうことじゃなくって……)
ぐぐぐぐっ
持っていたボールペンを強く握り締める
面接官「では、なぜ本校を選んだのか……その理由を教えていただけませんか?」
阿呆「そりゃもう……高校カタログを借りて……バッて開いて指差したページにあったのがこの高校だった
 んすよ……こりゃもう運命の導きっての!?」
面接官(ンな方法で選ぶな!!)
ベキンッ
ついに握ってたボールペンが折れた……
面接官「……分かりました……結果は追って報告しますので、今日はもう帰ってください。そして二度と
 来るな!!」
※本音が混じったぁあ!
阿呆「お!?もう終わり……ラッキ〜、もっと長いモンだと思ってたんだけど……」
※そして空気を読め!阿呆!!
るんたったと帰っていく阿呆
・
・・
・・・
面接官「……えっと……最初の方ですが……しばらく待っていただけませんか……このまま面接を再開
 しますと全員怒りにまかせて落としてしまいそうなので……」
一同(あの阿呆アマ!!)
阿呆……天四斗あまよと第一高校に受験に来た面々から怒りを買う……
そして、翌日……
天四斗あまよと銅鑼言ドラゴン中学
嘉禎京氏かてい・きょうし「阿呆……約束は覚えているな!?」
阿呆「は……はい!!?」
ジャカッ
ゲッ○ーブラストキャノンを額に押し付けられる
京氏きょうし「本来合格発表ってのはもっと後なんだが今回は特別に阿呆宛に通知が届いている」
阿呆「え!?マジすか!?特別……やったぁ!いや〜〜、悪いね〜〜みんな、先に合格しちゃって……」
1人合格気分な阿呆……だから、空気を読め!
京氏きょうし「本田明月あきづき……てめぇいつかぶっ殺す!ドキュン!」
阿呆「ちょ、ふざけないでくださいよ!先生……」
京氏きょうし「ああん!?てめぇ……試験会場で面接官を散々おちょくってきたみたいじゃねぇか……さらに、
 会場に来ていた生徒を無視して面接に臨んだ挙句、会場をめちゃくちゃにして帰ってきたそうじゃねぇか!
 ……覚悟は出来てんな!!阿呆!?」
阿呆「ちょ……俺には何のことだかさっぱり……」
※阿呆……お前……本当に覚えてないのか!?……
京氏きょうし「死ね!阿呆!!」
ドウッドゥ〜〜ン
吹きすさぶ銃声……
……そして、阿呆はこの世から消滅した……
阿呆「だから!勝手に殺すなって何度言えばいいんだ!!」
京氏きょうし「いいかぁ!阿呆を反面教師にてめぇら合格しろよ!!」
一同「は……はいっ!!!」
一同(……でも、ヘマしても阿呆が撃たれるんだろうなぁ……)
……そして……次回、ついに馬鹿一行が受験に望む……さて、馬鹿は無事に入試を突破することが出来る
のか!?


続

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