B.B.B. 学園編
27の馬鹿 〜受験戦争の試練! その2〜



ついに馬鹿達にも高校入試の時来たる……さてさて、馬鹿一行は無事に合格できるのか!?
天四斗あまよと銅鑼言ドラゴン中学・体育館裏
阿呆「……先生……こんな場所で何をする気なんだ!?」
律儀に体育館裏で待っていると……
ブツンッ
嘉禎京氏かてい・きょうし「あ〜〜、あ〜〜、本日は北斗七死星点なり、本日は北斗七死星点なり……阿呆!今すぐ職員室まで
 来い!今すぐにだ!こなければ殺す!」
放送が鳴り響く
阿呆「ちょ!!」
ドタバタドタバタッ
職員室……
阿呆「せ、先生……何ですか!?イキナリ……」
京氏きょうし「阿呆、てめぇ今までドコにいやがった!放課後すぐ……」
阿呆「体育館裏に行けって先生が言ったんじゃないですか!」
京氏きょうし「バカたれ!どこの世界に体育館裏に生徒を呼び出す教員がいる!普通は職員室だろ!」
阿呆「で、でも先生が……」
ダンッ
銃弾1発
阿呆「す、すみませんでした……」
先生「せ、先生……嘉禎先生……」
京氏きょうし「ああ?何だ!?」
先生「……なるべく硝煙を出さないようにして……くれませんか?」
京氏きょうし「……フン、善処しよう……」
※『発砲しないでくれませんか?』とは言えない一同らしい。
京氏きょうし「……で、だな……阿呆!テメェは……教員や面接官に喧嘩売ってんのか!?」
阿呆「い、いえ、別に……」
京氏きょうし「だったらこんなフザけた答えが出てくるわきゃねぇだろ!!ああ!?あの世の高校に逝きたいか」
ガンガンガンガウンッ
阿呆に銃声4発
阿呆「も、もう逝きかけてます……」
京氏きょうし「おし!折角だから閻魔さまとヨロシクやってきな!」
ジャカッ
拳銃を突きつける
阿呆「け、結構っす!!」
しかし、死にたくないので瞬時に復活!!(底力を見せます……)
京氏きょうし「……フン……まぁいいさ……ところで阿呆……お前はどこの高校を受けるつもりなんだ?」
阿呆「そりゃもちろん天四斗あまよと第一高校っす!」
と、威張り散らして叫ぶ阿呆
ガウンッ
またも銃弾1発
京氏きょうし「ああん!?何ぃ!!?」
阿呆「ひ……ひいい……何か!?」
京氏きょうし「……阿呆……絶対に合格うかるって誓えよ!」
阿呆「え!?……あ、もうそりゃ誓いますよ!阿呆の名にかけて!」
ダアンッ
今度は天井に1発
京氏きょうし「おし!阿呆!漢と漢の誓いは絶対だ……もし破ったら……テメェの頚動脈を破るぞ!」
阿呆「うひぃえ!!」
・
・・
・・・
翌日
天四斗あまよと銅鑼言ドラゴン中学・3−B
京氏きょうし「おい、あの席、どうした!?」
生徒「高校入試っす」
京氏きょうし「なぁにぃ!この俺に黙って公欠たぁいい度胸じゃねぇか!」
一同(公欠なんだから先生にも報せが届いているんじゃねぇのかよ!!)
京氏きょうし「おい!阿呆……昨日の誓約覚えてっか!?」
阿呆「ええ、もちろん……誓いを破ったらなんたら膜を破るって……」
ダアンッ
京氏きょうし「ああ!?ふざけてんのか!貴様!!天四斗あまよと第一高校に合格るってことだろうが!!で、それが出来なかった
 場合には頚動脈を破るって誓約だろうが!」
一同「んなっ……なんで無謀な!!?」
京氏きょうし「もちろん、誓約違反の場合は……」
ドオンッ
ゲッ○ーブラストキャノン(まだあったのか……)を取り出す京氏きょうし
京氏きょうし「コレで撃つからな!」
阿呆「死ぬって!マジで!!」
京氏きょうし「だったら死ぬ気で合格ってこい!!」
阿呆「は……ハイッ!」
京氏きょうし「……おっと、時に阿呆……天四斗あまよと第一高校の入試の日っていつか分かってんのか!?」
阿呆「え?それってこっちで決めれるんじゃないんですか!?」
一同「どこの世界にそんな試験がある!!」
京氏きょうし「今日だああ!阿呆が!!」
阿呆「んなあああ!!!?どうして教えてくれなかったんですか!先生!」
ドウッ
京氏きょうし「んなモン自分で調べるのが普通だ!!!」
阿呆「……」
正論を言われ、ゲッ○ーブラストキャノンを撃たれ……もはやボロボロの阿呆……コイツに合格はあるのか
……!?
※いや、ないでしょ……

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