B.B.B. 学園編
26の馬鹿 〜受験戦争の試練! その1〜



中学編という前座もいよいよ終了(ちょ、何!?それ……)遂に、馬鹿一行にも試練の時が訪れる!
天四斗あまよと銅鑼言ドラゴン中学・3−B
嘉禎京氏かてい・きょうし「お〜〜し!テメェら!そろそろ高校入試直前だコノヤロー!……いや、中にはもう既にってなヤツ
 もいるかもなぁ……ああ!?」
生徒「何でそんな怒っているんですか!?」
京氏きょうし「虫の居所がちょっと悪いだけだ!」
ガウンッ
阿呆に銃弾1発
阿呆「ごへあ!?」
京氏きょうし「あ〜〜、この中には裏口入学したいってヤツもいることだろ……」
一同「んなヤツいるかい!!」
京氏きょうし「……おっと、推薦入試の間違いだった……」
一同「どんな間違いだあ!!」
ダンダァンッ
阿呆に銃弾2発
阿呆「ちょ!!」
京氏きょうし「ああん!?」
一同「いえ、何でも……」
京氏きょうし「おし、そこでだ、今日はお前らにいいものを持ってきた……過去の面接でよく聞かれた質問や滅多に
 出ないレアな質問まで計500の質問を纏めたプリント……」
※滅多に出ないレアな質問って意味ねぇよ!
京氏きょうし「とりあえずこのプリントに答えていればOKだ!いいかぁ!明日までにこのプリントを仕上げろ!
 さもないと、軽く朝日が拝めなくなるぞ!ああ!?分かったか!!」
一同「は……はいッ!!」
・
・・
・・・
天四斗あまよと、馬鹿研究所
馬鹿「はぁ〜〜あ、全くメンドウな宿題が出たモンだぜ……」
ひや信子「大丈夫だよ、ダーリン、私が手取り足取り、口取り教えてア・ゲ・ル♪キャッ」
1人はしゃぐ信子……
凌霄花しのぎ・そうか「……『口取り』って……一体!?」
狗訴くそ「……」
阿呆「あ〜〜、何々最近読んだ本のタイトルは!?……国語の教科書っと……で、次にそれを読んだ感想を
 聞かせてください……?こんなの読むヤツの気が知れないね……」
※お前なぁ……
一同「……」
一同阿呆のとんちんかんな回答に呆然とする
阿呆「……ん!?何?プリントの丸写しはさせ……」
一同「誰が好き好んでするかいッ!」
ドゲシッ
阿呆「なんでだっ!!」
4人の鉄拳を喰らい弾き飛ぶ阿呆
馬鹿「……ま、阿呆は放っておいて……」
狗訴くそ「……奴柱と馬脱達はどうしてんのかな?」
信子「ん〜〜、きっと仙花と陽花が付きっ切りで手伝っていたりするんじゃないの?」
霄花そうか「それはありえますわね」
狗訴くそ「……さ、そんなこと考えているヒマあったらプリント埋めようぜ……先生に殺される……」
馬鹿「あ〜〜、まぁ、でも今までの経験から行くと殺されるのは阿呆なんじゃ!?」
一同「ああ、確かに……」
阿呆「ちょ!!」
馬鹿「阿呆……お前はクラス全員の命を背負っているんだ!」
阿呆「イヤですよ!そんな重っ苦しいもの!!」
霄花そうか「……ちょっと……それはそうと……みなさんドコを受験けるつもりですの!?」
馬鹿「んむ?」
一同「怒零湖工業!」
見事にハモった……
狗訴くそ「……奴柱どじ馬脱まぬけもそんなこと言っていたから……全員同じだな……」
信子「やったね♪ダーリン」
抱きッ
馬鹿「ちょ、信子!」
阿呆「え!?俺は違うんだけど……」
一同「アンタはどうでもいいの!」
阿呆「……ヒデエ……」
・
・・
・・・
翌日
天四斗あまよと銅鑼言ドラゴン中学・3−B
京氏きょうし「おっし!てめぇら!キッチリ耳をそろえてプリントを提出したな……チッ……つまんねぇ……
 くそっ……面白くない!よって阿呆!怒りの銃弾を喰らえ!!」
ダンダンダガンッ
阿呆「だ〜〜、何故にいぃ!!?」
一同(……やっぱり……)
バラララララララッ
と生徒たちのプリントを一気に見渡し
京氏きょうし「……おし!今から言うヤツだけ放課後体育館裏に来い!」
一同「呼び出す場所間違ってます!!」
ガウンッ
天井に一発
一同「ひっ……」
京氏きょうし「阿呆……以上!」
阿呆「ちょ!!」
……やっぱりか……とみんな納得……阿呆……やっぱりお前は……死亡フラグだらけなんだな……


続

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