嘉禎京氏（かてい・きょうし）の権限で、体育大会を有利に運ぼう大作戦執行……そして、ついに決戦の時来たる！
天四斗（あまよと）、銅鑼言（ドラゴン）中学・グラウンド
生徒「宣誓！我々選手一同は……警察沙汰にならない程度にお互い張り切って潰しあいを行います」
※そんな選手宣誓あるかいッ！！ってかそれ体育大会じゃないし……
生徒「プログラム１番、１００ｍ走に出る生徒は直ちに集合してください……」
馬鹿「おっし！とっとと行くか……」
種目その１、１００ｍ走
生徒「では、位置について……用意……」
ダアンッ
ドッ
と一斉に走り出す一行の中……
生徒「何で本物の拳銃を使っているんだぁあ！！！」
突っ込む生徒が１人
生徒「いや、嘉禎（かてい）先生がコレ使えって……」
一同「……ってかそんなことはどうでもいいからとっとと走れ！！」
※素人が拳銃扱って反動受けないんでしょうか？
……まぁ、結果は言わずもがな……馬鹿ら超人一行が世界新記録を塗り替えるような記録を打ちたてた
奴柱（どじ）「次は……障害物競走か……」
馬脱（まぬけ）「負けねぇぞ！奴柱（どじ）！」
奴柱（どじ）「フン、望むところよ！！」
狗訴（くそ）「……同じ団員同士で争うのはやめような……」
生徒「では、位置について……用意……」
パアンッ！！
生徒「サイレンサーを付ければいいってモンじゃねぇだろ！！」
一同「だから、突っ込む暇があったら走れ！！！」
生徒「うはあ！！」
カッ
ズドグオア〜〜〜ンッ
生徒「のあああ！！？な……何だぁ！！？」
嘉禎京氏（かてい・きょうし）「フッ、障害物競走には付き物の地雷原だ！」
一同「んな命がけの障害物競走初めてです！！」
京氏（きょうし）「ちなみに障害物は地雷原、ライフル早組み立て＆射撃、迫る弓矢回避にサバイバルナイフを使った実践
　死合だ！」
一同「どんな殺し合いですか！！この競技はあ！！！」
……ちなみにこの競技、馬鹿たち以外が棄権したので結果的に赤団の勝利に終わった……
京氏（きょうし）「絶対勝利……今年も頂きだな……」
藻零離愁（もれ・りしゅう）「ひょひょひょ……やるねぇ……京氏（きょうし）ぃ！」
一同（何でこんなアブないヤツが教員でいられるんだ！！？この学校大丈夫か！？）
生徒「続きまして、プログラム５番、ドキッ☆女だらけのコスプレ総合格闘技〜萌殺し〜」
一同「どんな競技だぁあああ！！！」
生徒「ちなみにこの競技、中性的な顔やら体の男性なら参加可能です」
一同「その時点で既に『女だらけ』じゃ……ん！？あっているのか……」
※『ら』が無かったら矛盾することになりますね……
京氏（きょうし）「おい！どういうことだ！？誰も参加者なしか！？」
一同「当たり前です！！」
……結局、この競技は中断となりました……
京氏（きょうし）「チィッ……折角態々コスプレ衣装を用意させたってのに……」
一同（どこからだよ！！）
生徒「……では、続きまして、プログラム８番……午前の部最後の競技、弁当大食い大会です。なお、この
　競技は全員参加となります。是非父兄の方々もふるって参加なさってください」
一同「昼飯くらい普通に食べさせろ〜〜〜！！」
※ってかこの体育大会のプログラムを作ったのは誰だ！？……はっ……まさか……京氏（きょうし）……お前校長を
　脅してこんなプログラムを作らせたんじゃないだろうな！？
生徒「では、皆さん、席に付きましたか？この競技ではわんこそば、カレー、拉麺、ピザの４種類の中から好き
　なものを選び、たくさん食べた人が勝ち……です」
京氏（きょうし）「おし！行くぜ！！位置について……用意……」
ドウッ
ゲッ○ーブラストキャノンが火を吹く
一同「こうなったらヤケだあああ！！！」
ガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツ……
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ……
※大食いの後の運動は死ぬと思うのですが……午後の部は大丈夫なんでしょうか！？


続