B.B.B. 激闘編
161の馬鹿 〜混沌の悪夢カオス・ナイトメアは紡がれて〜



歴史の墓場、黒の墓標で行われている馬鹿一行VS黒帝団最終決戦……それぞれの決戦も終わりに近づき、
黒帝団、ここに潰えるのか!?
歴史の墓場、黒の墓標
馬鹿「うおおおう!擾悪紊靈吼じょうおぶんれいこう!」
ズドギャアアアアッ
一気に間合いを詰め、相手をX字に斬り裂き、蒼き光に包み込む
H・T「ごっ……があああ!!!!?」
H・T反撃をする暇もなく、弾き飛ばされる
・
・・
・・・
偽馬鹿「終わったな!」
鏈属帆卯鎌れんぞくほ・うかま「……ふ……フフ……」
バキャアアアッ
次々に砕け散っていく黒帝団のLODの紋章……
坂牙羅星斗らせいと「馬鹿……な……この……俺……」
ヒュオオオッ
更に……神器も第七聖典セヴンアポカリプス以外は姿を消す
狗訴くそ「お前たちの負けだ!」
照桑乗てりくわ・じょう「ぐ……ぐぐぐぐ……」
馬鹿「それとも……まだ、やるか!?」
H・T「ふ……フフフ……ハハハハ……当然だ!」
一同「何!?」
ぐおっ
立ち上がるH・T
H・T「俺はなぁ……馬鹿……貴様が憎いんだよ……貴様だけ……貴様だけがのうのうと毎日を平凡に
 暮らしている……だが、俺は……毎日が修羅場だった……毎日がなぁ!!!」
奴柱どじ「こいつ……何を言って……」
點才馬区段間てんさいば・くだんま「……H・T……アンタは……」
卯鎌うかま「なるほど……そういうことか……」
みなが疑問に思う中、卯鎌うかまだけが真実を悟る
零零奈那子ななこ「H・T……」
H・T「教えてやろう……なぜ、俺が決戦の場所をここに選んだのか……」
パッチンと指を鳴らすと……
羅星斗らせいとじょう「ごあああああ!!?」
バキバキバキバキッ
馬脱まぬけ「な……なんだ!?」
突如、大声を張り上げた両者のLOD紋章のあった部分が結晶化し、LODとなっていく
馬鹿「なっ!?」
靡錬羽ミネルヴァ(やはり……か……貴様……)
波吼趨パークス(紋章の現れないフルブースト……)
筌聚覃ウェスタ(神であるならば、フルブーストした場合紋章が現れる……)
樹塗甦ウェヌス(だが、ただ1人、紋章が現れない神がいる……)
紺凝禰唖コンコルディア(それは……深淵王アビスロード……)
一同「深淵王アビスロード!?」
四星天剣(なぜならば深淵王アビスロードは数々の邪神の怨念の集合体……それら全てを称する紋章など存在しない……)
バキイインッ
かくて、いつのまにか2人はLOD結晶とかし、H・Tの回りに……なぜか3つのLOD結晶が聳える
偽馬鹿「お、おい、何か1つ増えてないか!?」
H・T「これは……脱落した朱人章チュー・レンチャン!」
馬鹿「なっ!?」
H・T「そして……ここに……深淵王アビスロードは復活するのだ!」
ビキビキビキビキッ
一同「な……なぁ!!?」
H・TもLOD結晶と化し……
靡錬羽ミネルヴァ(破壊しろ!LOD結晶を!深淵王アビスロードが復活するぞ!)
馬鹿一行「お、おう……」
ズドゴアアアアアアッ
一同「くっ……」
だが、全ては手遅れだった……
闇の炸裂……そして……巨大な闇の氣が辺りに充満し……
*「永かった……我が滅んで幾星霜……」
馬鹿「貴様が……深淵王アビスロード……かつて……世界を滅ぼそうとした邪神か!?」
深淵王アビスロード「だとしたら……どうする!?」
馬鹿「知れたことを……貴様を倒すだけだ!!四星天剣!!」
ズオオオオオオッ
馬鹿の殺気が膨れ上がり
深淵王アビスロード「四星天剣……!?」
ふおっ
だが、唐突にブーストが切れる
馬鹿「……!?」
ズズズズズズズズズッ
偽馬鹿「な……何だ!?今度は……!?」
靡錬羽ミネルヴァ(やはり……四星天剣は……)
馬鹿の背後に四星天剣が具現化する……
四星天剣「さぁ……深淵王アビスロードよ……あの時の続きだ!」
深淵王アビスロード「よかろう!」
グニャリッ
空間をゆがめて漆黒の刃の刀を取り出す深淵王アビスロード
四星天剣「擾悪天断じょうおてんだん!」
ズオオッ
馬鹿「な……にぃ!?」
そして、四星天剣の下には……今や行方不明のはずの擾悪天断じょうおてんだんが出現する。
一体、これは何を意味するのか!?


続

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