B.B.B. 激闘編
156の馬鹿 〜黎き悪夢ブラック・オーメンは唐突に その6〜



歴史の墓場、黒の墓標にて始まった黒帝団VS馬鹿一行最終決戦……馬鹿一行は無事に黒帝団を撃破して帰る
ことができるのか!?
歴史の墓場、黒の墓標
點才馬区段間てんさいば・くだんま「在庫一斉処分だ!ありがたくうけとりなっ!」
ガカアッ
配置した爆弾を全部一気に爆破させる区段間くだんま
狗訴くそ「う……おおおおお!!!!」
コオオオオオッ
バキバキバキバキバキバキバキッ
区段間くだんま「な……にぃ!?」
だが、爆発するよりも早く、波吼趨パークスの力を借りた氷のが爆弾を凍結させていく
狗訴くそ「言ったはずだ!茶番は終わりだと!」
冷気を纏った狗訴くその刀には……波吼趨パークスの紋章が輝いていた……
波吼趨パークス(そうだ……我が力……それを上乗せした次の一撃で……終わらせる!)
狗訴くそ「行くっ……」
区段間くだんま「させるか!輝炎衝きえんしょう幟爆腑のぼりばくふ!」
ガカアッ
狗訴くそ「なっ!?」
波吼趨パークス(これ……はあ!?)
ズドムグオオオオオオッ
攻撃を繰り出そうとした矢先、狗訴くその足元が妖しく輝き、天高く爆煙が立ち上る
区段間くだんま「フッ……爆弾がなくとも、爆発は可能なんだぜ……そう、たとえば、水素と酸素とかな……」
キイインッ
バキバキバキバキバキッ
区段間くだんま「な……にぃ!?」
だが、次の瞬間、天に聳える爆煙は凍りつき……
狗訴くそ「はっ!娥影窮奇がえいきゅうき!」
バキバキバキバキッ
絶対零度を超えた氷点で具現化した翼を持つ虎が区段間くだんまに迫る
区段間くだんま「ぬ……ぬおおお!!?」
ドオンッ
かくて、その一撃は区段間くだんまのLODの紋章を打ち砕き……
・
・・
・・・
ここで、話の視点は嘘阿呆VS鏈属帆卯鎌れんぞくほ・うかまに切り替わります
嘘阿呆「……鏈属帆卯鎌れんぞくほ・うかま!」
鏈属帆卯鎌れんぞくほ・うかま「始めようか……炎の宴を……」
ゴアウッ
言うなり炎が嘘阿呆に飛んでくる
嘘阿呆「うおお!?」
ボボッ
すかさず筌聚覃ウェスタの力を借りて炎を吸収する嘘阿呆
嘘阿呆(ちっ……以前よりさらにパワーアップしてねぇか!?)
筌聚覃ウェスタ(……驚異だな……いや、脅威だ……あれほどの使い手が……闇に手を染めるとなると……)
嘘阿呆(……だが、勝つ見込みはあるんだろう!?)
筌聚覃ウェスタ(当然。我は神よ!)
卯鎌うかま「神との話は纏まったか!?……だったら行くぞ!炎華蝕えんかしょく!」
ゴバウアッ
巨大な炎のチャクラムを投げつける卯鎌うかま
嘘阿呆「ハッ!爍蠍葬爛しゃっかつそうらん!」
ボゴウアアアッ
炎ので具現化した蠍の尾にてチャクラムを貫き破砕。
卯鎌うかま「ほう!?」
だっ
眉ひとつ動かさずに次の行動へ移る卯鎌うかま……まずは一気に間合いを詰め……
嘘阿呆「爍蠍葬爛しゃっかつそうらん!」
ゴアッ
だが、先に嘘阿呆が動く……
卯鎌うかま炎星殺えんせいさつ!」
ボボボボボッ
嘘阿呆「んなっ!?」
炎の弾を5つ作りその炎で炎の蠍を包みこみ、焼き尽くす
卯鎌うかま「お前の神の力はそんなもんじゃないはずだろう?」
嘘阿呆「ぐっ……」
筌聚覃ウェスタ(……やはり、あの者は他の者と一線を画した存在か……)
嘘阿呆「つまり、遠慮はいらないってことだろ!?」
コオオオッ
ブーストレベルを上げる嘘阿呆
卯鎌うかま「そうだ!もっと神の力を見せてみろ!輝炎衝きえんしょうU膩絲イグニート」
シャアアアアッ
炎のワイヤーが嘘阿呆に迫る
嘘阿呆「見える!!爍蠍葬爛しゃっかつそうらん!」
ドドドドドッ
炎の蠍の尾が迫る炎のワイヤーを貫きはたき落とす
卯鎌うかま「フッ……輝炎衝きえんしょう潤火竊ウルカヌス」
ズドドドドドンッ
闇の炎を集めて創った刃を投げつける卯鎌うかま
嘘阿呆「はあっ!爍蠍竈滅しゃっかつそうめつ!」
ドギャギャギャギャギャッ
炎ので具現化させた蠍で迫る炎の刃を貫き飛ばし、そのまま卯鎌うかまに襲い掛かる
卯鎌うかま「面白いが……まだだっ!」
……卯鎌うかまVS嘘阿呆……双方の死合の行方は……そして、卯鎌うかま……アンタは一体……!?


続

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