B.B.B. 激闘編
155の馬鹿 〜黎き悪夢ブラック・オーメンは唐突に その5〜



歴史の墓場、黒の墓標にて始まった黒帝団VS馬鹿一行最終決戦……馬鹿一行は無事に黒帝団を撃破して帰る
ことができるのか!?
歴史の墓場、黒の墓標
ここで、話の視点は點才馬区段間てんさいば・くだんま狗訴くそに移行します
狗訴くそ「……貴様のことだ……そこいらじゅうに爆弾を仕込んでいることだろう……」
點才馬区段間てんさいば・くだんま「よく分かっているじゃねぇか……さっそく爆発景品を進呈してやろう!」
狗訴くそ「いらね……」
ガカアッ
ズムグオオオオオオオオムッ
答え切る前に爆発が巻き起こり……まさかの狗訴くそここで敗北か……!?
区段間くだんま「……ちぃっと火薬の量が多かったかな……」
ガラガラッ
バキバキッ
狗訴くそ冱狼牙鐫ころうがせん!」
ズオンッ
と、思いきや爆発を氷で遮り、無傷で乗り越えた狗訴くそは爆煙が晴れ、区段間くだんまが出てくるや否や冷気の波動で
具現化させた狼を襲わせる
区段間くだんま「ハッ」
パアンッ
そこで、歪曲破壊爆弾。氷の狼は破壊される
狗訴くそ冱狼牙鐫ころうがせん!」
バキバキバキッ
区段間くだんま「フンッ!」
パアンッ
狗訴くそ「おおおお!冱狼牙鐫ころうがせん!」
バキバキバキバキッ
区段間くだんま「無駄だっ!!」
パアンッ
休む間もなく氷の狼を解き放つ狗訴くそ……だが、それはことごとく破壊されていく
区段間くだんま「無駄だと分かっていて……よくもまぁ……」
狗訴くそ「だが、爆弾が無限にあるわけじゃねぇだろ……」
区段間くだんま「……」
図星をつかれる区段間くだんま……
狗訴くそ「はあっ!冱狼牙鐫ころうがせん」
コオオオッ
ズドオムッ
かくて、ブーストレベルを上げての氷の狼を解き放つ
区段間くだんま「ハッ!炎砕掌えんさいしょう!」
ゴバウウアアッ
炎を纏った拳で殴り、氷の狼を溶かそうとする区段間くだんま
バキバキバキバキッ
区段間くだんま「な……にぃ!?」
だが、炎ごと凍りついていく
狗訴くそ「そんな程度の炎で波吼趨パークスの氷を溶かせると思わないことだ!」
区段間くだんま「くっ……なめやがってぇ……輝炎衝きえんしょう炸巖鬼さくがんき!」
ゴバッ
ズゴムウオオオオアッ
氷の狼に火薬をばらまいて、炎の刃で焼き切り爆破させる
区段間くだんま「だが……炎光烈蹴拳えんこうれっしゅうけんの前に氷など無力だ!」
狗訴くそ(ぬ……う……)
波吼趨パークス(LODで強化させた炎か……なかなか……)
区段間くだんま「消えろ!」
バアッ
火薬をばらまく区段間くだんま
狗訴くそ「そんなもの……あたるかよ!!!」
バッ
上空に回避する狗訴くそ……と、同時に
区段間くだんま輝炎衝きえんしょう炸巖鬼さくがんき!」
ズオオオンッ
ドオンドオンドオンドオンドオオンッ
炎の刃が火薬を爆破させ、更にまだ残っていたあらかじめ仕掛けておいた爆弾も次々誘爆させていく
狗訴くそ冱狼旋舞ころうせんぶ!」
ゴバヒュウアアアアアッ
冷気の波動で具現化させた無数の狼で竜巻を作り上げる
区段間くだんま輝炎衝きえんしょう爆神智ばくしんち」
火薬では竜巻に吹き飛ばされると考え、爆弾を投げつけ、そして炎の刃で斬りかかる区段間くだんま
ガッ
ズドグオオオオオオオオムッ
氷の竜巻が爆発、炎上し、溶けて砕けていく
狗訴くそ(くそっ……まだ爆弾を隠し持っているのかよ……)
波吼趨パークス(だが、それも直になくなる……)
狗訴くそ(……)
区段間くだんま「逃げているだけじゃ勝ち目はねぇ!」
狗訴くそ「爆弾を使わなきゃ死合えないヤツに言われたくはねぇな……」
ダダンッ
狗訴くそ区段間くだんまを通り越して着地し……
区段間くだんま「ハッ!輝炎衝きえんしょう爆神智ばくしんち!」
その隙をついて区段間くだんまの攻撃……
狗訴くそ冱狼旋舞ころうせんぶ!」
バキバキバキバキバキッ
だが、炎の刃が爆弾を斬り裂く前に氷にて爆弾を包みこみ炎を遮断する
狗訴くそ「そろそろこんな茶番も終わらせる!」
ズオオオオオッ
冷気と殺気が増幅する
区段間くだんま「茶番……!?フン、よかろう……だったら茶番はこれにて終了だ!貴様は次で死ぬ!!」
ズズズズズズッ
対する区段間くだんまも殺気を吊り上げ……この死合……どう展開する!?


続

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