B.B.B. 激闘編
152の馬鹿 〜黎き悪夢は唐突に その2〜
黒帝団……ついに馬鹿一行に最終決戦を挑む……かくて、馬鹿一行は黒の墓標へと招待されたのだった
歴史の墓場、黒の墓標
照桑乗(「フッ……あれから更にパワーアップしたコンピュータウィルスの力を見ろ!」
馬脱(「……いや、だから、それ、もうコンピュータウィルスじゃねぇし……」
乗(「いくぞっ!」
バババババッ
冱壊豺犇(を天にかざして自分のコピーを作り上げる
乗(「Happy9999(」
ゴギャアアアアッ
そのまま一気に馬脱(めがけて全員が飛びかかる
馬脱(「霆虎巣窟(」
チュギョアアアアアッ
それに対し雷のオーラで複数具現化した虎で迫る乗(を全て弾き飛ばす
乗(「フンッ」
ババッ
その最中、1人だけが回避……
乗(一同「ごがああ!!!?」
馬脱((チッ……オリジナルだけが逃げたってワケか……)
乗(「そのまま消え去れ!ニガヨモギ!」
ゴゴゴゴッ
相手の存在情報を書き換える黒き塵の塊を投げつける
紺凝禰唖((アレは……ヤバそうね……)
馬脱(「うおおっ」
ズドオムッ
回避……と、同時に、感電していた乗(クローンの集団が何やら得体のしれない物体に変化していった
馬脱(「うおっ!?なんじゃこりゃ!?」
乗(「……存在情報を書き換えるこのコンピューターウィルスを回避するとは……やるじゃねぇか……」
馬脱((いや、だから、それ、コンピュータウィルスじゃねぇし……ってかてめぇはどこぞの音楽兵器の街の
人か!?)
乗(「ハッ!ニガヨモギ!」
ゴオオッ
黒き塵の塊が馬脱(めがけて飛んでくる
馬脱(「くっ……冗談じゃ……ねぇ!」
コオオオオッ
刀のブーストレベルが上がり……
馬脱(「霆虎巣窟(!」
チュギョアアアアアアアッ
複数の雷の虎が塵の塊へと解き放たれる
乗(「ハッハッハ!無駄だ!無駄ぁ!」
ゴシャッガシャンッ
次々と雷の虎が存在情報を書き換えられ、大地に落ちていく……が、全部の存在情報を書き換えることが出来ず
残った最後の1匹が乗(に迫る
馬脱(「だが、そっちも甘かったようだな……」
乗(「λ´(!」
ボシュアアアッ
馬脱(「え!?」
冱壊豺犇(を振りかざすと同時に雷の虎が消される
乗(「甘いのはそっちだ……俺にコンピュータウィルスがある限り……貴様に勝ち目はないッ」
ズズズズズズッ
そして、またもや増殖
馬脱(「チッ……キリがねぇ……」
乗(一同「消え去れ!λ´(!!」
馬脱(「くっ……消されて……たまるかってんだ!」
全削除の嵐を回避、回避、回避……
馬脱((紺凝禰唖(……)
紺凝禰唖((……私はいつでもそこにいる……)
馬脱((おお……行くぜ!!)
コオオオオッ
バリバリバリバリッ
更にブーストレベルが上がり……刃に紺凝禰唖(の紋章が現れ、更に雷を纏う。
馬脱(「乗(……これで終わりだ!」
ドッ
一足飛びにかかる馬脱(
乗(「終わるのは貴様の方だ!λ´(!」
ドッ
全てを消し去る黒き塵の塊……を雷を纏った刃が斬り飛ばしそのまま乗(へ
乗(「な……にぃ!?」
紺凝禰唖((所詮は人が作ったもの……神には通用しません)
ガギインッ
そして、そのまま組み合う両者
乗(「ぐ……ぐうう……」
ジリジリジリ……
だが、デスクワーク派の非力な乗(が有利なわけもなく、圧されていく
乗(「……だが……貴様こそ忘れているわけじゃないだろうな……俺は……コピーを量産できるってこと
をなぁ!!」
ゴバウアッ
馬脱(を囲むように一斉に乗(のコピーが襲い繰る
乗(「貴様は今、人生の袋小路にいる!!」
ババヂイッ
乗(「な……にぃ!?」
だが、迫るコピーは全て雷の氣(に阻まれる
紺凝禰唖((言ったはずだ……人が作ったものでは神に敵わない……と……)
馬脱(「おりゃあ!!」
ドンッ
乗(「ぐ……おっ!?」
ザザザザッ
そして、弾き飛ばされる乗(、そろそろ、決着がつく……のか!?
続
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