B.B.B. 激闘編
74の馬鹿 〜奇病…機械マシン脳炎? その1〜



某所
*「……今度の作戦は……うまく行きますよ……」
*「……どうだかな……」
*「心配なく、99.82%の確立で破滅の因子を葬り去ることが出来ると計算されました……」
*「フン……100%にならないのはもはやいつものことか……」
*「今回こそ……无疆むきょうともがらが……宇宙を救うのです!!」
・
・・
・・・
无疆むきょうともがら……また……馬鹿を斃しに地球へやってくる……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J2
馬鹿「おう!偽馬鹿……」
偽馬鹿「おはようさん……」
凌霄花しのぎ・そうか「……はぁ今日もまた1日死と隣り合わせの授業が始まるのね……」
ひや信子「う〜〜ん、私はダーリンがいるから大丈夫だよ」
抱きっ
馬鹿「……」
ガラガラッ
椎造登場……
木美きび椎造「あ〜〜、今日も1日、死なない程度に……」
*「うごおおあああ!!!?」
一同「なっ!?」
突如苦しみだす1人の生徒
椎造「おいおい、どうした!?苦しいか!?だったた一思いに殺してやろうか?」
バビ〜〜ン
ビームソードを展開する椎造
一同「マテコラ!!」
尋常じゃない苦しみ方の生徒は急遽病院へ運ばれることとなった……
天四斗あまよと天四斗あまよと総合病院
医師「こ……これはああ!!?」
レントゲン写真を見て驚きの声を出す医師
看護士「先生……どうしました!?」
医師「この症例……かつて一度だけ見たことがある……こいつぁ……機械マシン脳炎だ!」
看護士「は!?麻疹……脳炎!?……ってあの……」
医師「たわけ!その麻疹じゃない……機械マシン機械マシン!頭脳をはじめ全身のあらゆる部分が機械化され、最終的
 には人の心を失ってしまうという極めて恐ろしい病気よ!」
一同「……は!?」
医師「儂はかつて熱○○○○○○○○ーにてこの症例を見たことがあり……」
看護士「誰か、先生にCTスキャンの準備を……」
医師「ちょ、マテコラ!!お前らもこのレントゲン写真を見てから語れ……これが通常の人間であるワケが
 無い!!」
看護士「……た、確かに……そうなんですが……」
看護士「あ、ひょっとしたらどこかでサイボーグ手術を行ったのかも……」
一同「……まずはコイツの頭の中を調べよう……」
看護士「わぅん……そんな……ちょっとした冗談だったのに……」
・
・・
・・・
その夜……
*「フフフフ……そろそろ実行の時か……起きろ……」
ピッ
おおおおおおおおん
機械化の進んだ人間が……ある場所に集まる
*「……最初で最後の命令だ……『破滅の因子』を……消せ!」
一同「……任務……了解……」
そして、翌日……事件は起こる……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
台力抜君たいりき・ばつぐん「うおっしぃ!てめぇら……今日はそうだなぁ……」
生徒「先生……ここはひとつバトルロワイヤルなんてどうでしょう?」
抜君ばつぐん「ほぉう……闘王とはイキなことを言うじゃねぇか……おっしゃ!乗ったぜ!」
一同「ちょ……」
生徒「フフフフ……行くぜぇえぇえええ!!破滅の因子ぃいいい!!!」
馬鹿「な……何ぃい!!?」
ドッ
昨日原因不明の苦しみで病院に運ばれた生徒を筆頭にクラスの半数以上が馬鹿に襲い来る
偽馬鹿「おい、馬鹿……こいつぁ……」
一同「のおりゃあ!!」
ドゴオッバキバキバキバキバキッ
地面に殴りかかると衝撃で亀裂が走る
嘘阿呆「ヤツラ……全員……无疆むきょうともがらに支配されたってオチか!?」
馬鹿「くっ……マジ!?」
生徒「おりゃああ!!!」
馬鹿「ちぃ……」
仕方ないと抜刀し、斬りかかる馬鹿
ガキンッ
馬鹿「んな!?」
だが、割り込んできたカズラにとめられ、さらに馬鹿に襲い掛かってきた生徒もカズラに殴り飛ばされ……
初雪そゆきカズラ「……」
……天蓋てんがいあだから来た宇宙人の眼には彼らがどう映っているのだろうか!?


続

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