B.B.B. 激闘編
75の馬鹿 〜奇病…機械マシン脳炎? その2〜



无疆むきょうともがらの新たなる策略……馬鹿のクラスメイトの半数が馬鹿一行に襲い掛かる!?
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
馬鹿「なっ……初雪そゆき……」
初雪そゆきカズラ「……彼らは无疆むきょうともがらに取り込まれては居ない……」
偽馬鹿「……しかし……」
凌霄花しのぎ・そうか「……確かに……一度にこれだけの人数を動員するってのも初めてですし……」
狗訴くそ「だったら……何?」
ドオンッ
一応鞘を付けたままで襲い来る生徒を撃退する狗訴くそ
カズラ「……彼らは无疆むきょうともがらに洗脳されているだけ……」
生徒「おおああああ!!」
ゴギャイイイイッ
馬鹿「ぐっ……」
ザザザザザッ
殴りかかってきた生徒を受けるが圧し飛ばされる馬鹿
ひや信子「ダーリン!?」
偽馬鹿「ちっ……洗脳の結果人外のパワーを引き出されているってか!?」
カズラ「違う……機械化……」
一同「は!?」
カズラ「彼らは无疆むきょうともがらの手によって機械されている……」
金盞花こがね・せんか「……つまり、今の无疆むきょうともがらは機械化帝国みたいなものと考えればいいわけね?」
カズラ「……そう」
一同「……」
台力抜君たいりき・ばつぐん「なんだぁ!?てめぇら……俺も混ぜやがれ!!」
一同「これ以上話をややこしくしないでください!!」
抜君ばつぐん「却下だ!台力たいりき流剣道、柔道、卓球……珠算に暗算……その実力、見せてくれよう!!」
ドゴンッバギャンッ
手当たり次第に生徒達をちぎっては投げ、ちぎっては投げ……
馬鹿(台力たいりき流にはまだ珠算と暗算があったんだ……)
偽馬鹿(どんな殺人術なんだろうな!?)
※そろばんと暗算を使った殺人術って……どんなだ!?
カズラ「……時間を……稼いで……」
馬脱「稼いで……どうすんだ!?」
ドッガギイイッ
カズラ「……私が機械化を何とかする……」
盞花せんか「つまり、あなたが物質復元装置になるってわけね……」
一同「……一々アニメ風な解説をしなくていいんだけど……」
馬鹿「……ってぇこった……行くぜ!」
偽馬鹿ら5人「おうよ!!」
ドッガガッガッ
生徒「しゃあああ!!!」
そして……馬鹿一行VS機械化生徒の攻防は始まり……
ジャリッ
某所
*「……何だ!?アレは!?」
その頃、怒零湖ドレイコ工業の屋上から无疆むきょうともがらの使徒が1人その風景を見下ろしていた……
*「……我らの邪魔をする……破滅の因子に組する愚か者が……まだいるのか!?」
※ちなみに……今までの話の流れからして今回やってきた无疆むきょうともがらの使徒はアレフ−04フォーっす(そんな情報
 別にいらないから……)
アレフ−04フォー(……馬鹿な!?……任務成功率がどんどん下がっていくだと!?……アレは何だ!?
 ……何の力を持っている!?……何故……破滅の因子に組し、我ら无疆むきょうともがらに歯向かう!?)
馬鹿「おおりゃああ!!」
ドガアンッバギャアッ
偽馬鹿「おう、馬鹿……はじめはちょっと戸惑ったが慣れてくると結構簡単だな……」
馬鹿「おう……」
嘘阿呆「格ゲーをリアルでやっている……みたいな感じですよね?」
狗訴くそ「おう……格ゲーとの違いはヘンな技を使ってこないってなところだけだな……」
生徒「しゃああ!!!」
奴柱「遅いんだよ!!」
スカアアッ
馬脱「ハッ!」
ドオオンッ
最初は梃子摺っていた馬鹿一行も徐々に形勢を逆転させ、今では機械化生徒の方が苦戦を強いられている
アレフ−04フォー「な……何故だ!?……何故……」
カズラ「……これで、終わり」
バシャンッ
一同「くっ……」
と、次の瞬間、辺り一面を光が包み……
・
・・
・・・
一同「……」
ドシャリッバタリッ
偽馬鹿「お?……終わった!?」
馬鹿「いや……まだだ……出て来い!!无疆むきょうともがらの使徒ぉ!!」
キッと屋上を睨みつけるカズラ
馬鹿「そこか!!」
アレフ−04フォー「……」
バッ
……アレフ−04フォー……参戦!


続

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