B.B.B. 激闘編
54の馬鹿 〜ヤミカリの終章! その4〜



北斗星君にて闇夜の狩人VS馬鹿一行の最終決戦が開幕!奴柱どじ馬脱まぬけ、偽馬鹿&嘘阿呆がそれぞれ出合った
部隊と死合っているころ、馬鹿、狗訴くそもまた……
某所、北斗星君、第7部隊・破軍の間
カペラ「……良くぞ来たな……我らが第7部隊、破軍の庭へ……」
狗訴くそ「ヘッ……」
カペラ「ベテルギウス、アルファルド、ハマル!!丁重にもてなしてやれ!」
ベテルギウス、アルファルド、ハマル「ハッ!」
ザザっと登場する破軍部隊
馬鹿「狗訴くそ……とっとと斃してスピカとやらを斃しに行くぞ!」
狗訴くそ「ええ……」
スラッ
刀を構える馬鹿、狗訴くそ……
カペラ「フン……そう簡単に行くと思うな!?……我ら破軍は闇夜の狩人7の部隊……斗杓とひょう3の部隊の
 中でも特異な部隊……その役目は……組織に反するものの撃滅!」
狗訴くそ「ハッ……そんなものどこだって同じだろ!」
※……確かに……カペラ……何か言い回しが間違っていると思う……
ベテルギウス、アルファルド、ハマル「……言わせておけば……」
カペラ「……フン……どうした!?かかってこんか!?」
馬鹿「お望み通りに!!光破十文字こうはじゅうもんじ!」
ドキュウオッ
光のオーラを纏った十文字斬りを放つ馬鹿
ベテルギウス、アルファルド、ハマル「天関蒼刃てんがんそうは厭魁えんかい!」
ドドドンッ
蒼きオーラを纏った刃を逆手で持ちそのままジャンプして突きかかる
馬鹿「おおっとぉ……あたるかよ……そんなモンッ!」
バッ
回避……と同時に
狗訴くそ氷砕漆黒閃ひょうさいしっこくせん!」
ドドドドドドドッ
氷の刃を7つ飛ばす狗訴くそ
カペラ「フン……天関蒼刃てんがんそうは克絶かつぜつ!」
ドドドドンッ
蒼きX字の剣閃を2度放ち相殺する
狗訴くそ「ぬぅ……」
カペラ「貴様らの力はこの程度か!?……この程度ならばスピカ様には遠く及ばん!!」
馬鹿「ヘッ……そうかい……だったら……」
狗訴くそ「こういうのはどうだよ!!」
ゴゴゴゴゴッ
殺気を吊り上げる馬鹿、狗訴くそ
狗訴くそ冱狼鎗凍ころうそうとう!」
バキバキバキバキバキバキッ
凍れる槍を地面からせり出させて破軍へと襲わせる
ベテルギウス、アルファルド、ハマル「ハッ!天関蒼刃てんがんそうは厭魁えんかい!」
ズッ……バキバキバキバキッ
ベテルギウス、アルファルド、ハマル「な……にぃ!?」
突き刺した部分からも氷が広がり氷付けにされていく
カペラ「……天関蒼刃てんがんそうは克絶かつぜつ」
ドドドドンッ
その氷を打ち砕くべく蒼きX字の剣閃を2つ放つカペラ
馬鹿「そこで、瑩龍輝刃えいりゅうきじん!」
ズドウウンッ
光を収束させた一閃を放って応戦する馬鹿
カペラ、ベテルギウス、アルファルド、ハマル「ぬ……ぬううう!!!?」
ザガガガガガガッ
X字の剣閃は2つとも掻き消され、さらに氷付けになったベテルギウス、アルファルド、ハマルと供に吹き飛ば
される
ベテルギウス、アルファルド、ハマル「カペラ様!!」
カペラ「フン……少しはやるようだな……」
カペラ(……だが……この程度ではスピカ様には勝てんぞ!!)
カペラ「お前らとっとと来い!」
カペラ、ベテルギウス、アルファルド、ハマル「はッ!」
ザザッ
体勢を立て直す破軍
馬鹿(……ちぃ……どうやらあまりダメージを受けてないみたいだな……)
狗訴くそ(……どうします!?馬鹿……?)
馬鹿(……仕方あるまい……この先、スピカも控えているんだ……とっとと終わらせるぞ!)
狗訴くそ(はい!馬鹿!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
殺気を吊り上げる馬鹿、狗訴くそ
カペラ「フン……」
ドドドドドドドドドドッ
破軍も負けじと邪気を増幅させる
カペラ(行くぞ……)
カペラ、ベテルギウス、アルファルド、ハマル(はっ……カペラ様……)
……馬鹿VS破軍……この戦いは……どう決着つくのだろうか!?


続

前の話へ 戻る 次の話へ