B.B.B. 激闘編
55の馬鹿 〜ヤミカリの終章! その5〜



北斗星君にて馬鹿一行VS闇夜の狩人、最終決戦始まる!
某所、北斗星君、第7部隊・破軍の間
カペラ「行くぞ!!」
ベテルギウス、アルファルド、ハマル「天関蒼刃てんがんそうは克絶かつぜつ」
ズドドドムッ
まずは破軍の3人がX字の剣閃を2つずつ、6個放ち……
馬鹿「ヘッ……そんなものぉ……」
馬鹿、狗訴くそ瑩冱天撃えいこてんげき!」
ズキョオオアアアアアッ
冷気のオーラで作った狼を光のオーラで作った龍が乗せ放ち、まず氷の狼で剣閃を凍りつかせていく
ベテルギウス、アルファルド、ハマル「な……何!?」
カペラ「フン……天関蒼刃てんがんそうは解羅かいら!」
ズドオオオムッ
続いて光の龍が襲い来るが……カペラの放った4つの巨大な蒼き剣閃にX字に斬り刻まれてしまう
馬鹿「な……!?」
カペラ「ハッハ〜〜!!どうした!?……それしきではスピカ様には及ばん!!」
ゴギャアアアアッ
すぐさま間合いを詰めて斬りかかるカペラ……
狗訴くそ「ぐ……ごおおお!!!?」
ザザザザザッ
馬鹿の隙を突いて斬りかかったカペラを受ける狗訴くそ
馬鹿「狗訴くそ!!?……」
カペラ「まずは貴様から死ね!!」
ドドドドッ
狗訴くそ「ぐ……ぐうう……」
ズズズズッ
圧され、押され……
ベテルギウス、アルファルド、ハマル「天関蒼刃てんがんそうは克絶かつぜつ!」
ドギャウオオオッ
追い討ちをかけるかの如くX字の剣閃が6つ走る
馬鹿「えええい!!なめるなぁ!!!」
コアアアアアッ
と、馬鹿のもつ刀が一際輝き……
ズドムッ
カペラ、ベテルギウス、アルファルド、ハマル「ごあああ!!!?」
破軍全員弾き飛ばされる
ベテルギウス、アルファルド、ハマル「な……何!?……何だ!?……今のは!?」
カペラ(……まさか……な!?)
馬鹿「大丈夫か!?狗訴くそ!?」
狗訴くそ「……お、おう……」
馬鹿(ちっ……これ以上はヤバイか……狗訴くそ……あと1発……これに全てを賭けるぞ!)
狗訴くそ(OK!!)
ぐぐっ
ダメージが深いがそれでも立ち上がる狗訴くそ
カペラ「まだやるか……よかろう……ならば死んでもらうぞ!」
ベテルギウス、アルファルド、ハマル「うおおおおお!!天関蒼刃てんがんそうは克絶かつぜつ!」
ドズウンッ
先ほどよりも強力なX字の剣閃が6つ走り……
カペラ「天関蒼刃てんがんそうは軋心きしるたましい」
ズドムッ
ドギュアアアウウッ
蒼きオーラを収束して錐を作り、馬鹿、狗訴くその心臓目掛けて解き放つ
馬鹿、狗訴くそ「ぬううあああ!!!瑩冱天滅えいこてんめつ」
ドゴオオアアアアッ
光と氷のオーラが絡み合い龍と狼を具現化し、破軍全てを食いちぎる
カペラ、ベテルギウス、アルファルド、ハマル「な……なあああ!!!?」
……破軍……敗北……
狗訴くそ「くっ……」
がくりっと跪く狗訴くそ
馬鹿「……大丈夫か!?狗訴くそ狗訴くそ「……馬鹿……俺のことはいいから……先へ!……スピカを!!」
馬鹿「……分かった……」
ダダダッ
馬鹿、スピカのもとへ走る……
狗訴くそ「……馬鹿……後は……頼ん……」
ドシャッ
……狗訴くそ……ダウン!!?
奴柱どじ「……お、おい、狗訴くそ……」
馬脱まぬけ「……馬鹿が居ないのは……」
偽馬鹿「……先に行ったってことか」
奴柱どじ馬脱まぬけ、偽馬鹿、嘘阿呆も合流する。
嘘阿呆「……俺達も行くか!?」
奴柱どじ「まぁ、待て、まずは狗訴くその手当てが先だ……」
偽馬鹿「……フム……」
※……あれ!?破軍のみんなは!?……既にダウンして気にも留められていないんですか!?
・
・・
・・・
北斗星君・最深層
ダムッ
馬鹿「スピカ!!」
スピカ「ほぉう……ここまで来たか!?フフフ……いいだろう……死合ってやろう!!」
ズラッ
スピカ……出陣!
馬鹿(くっ……この殺気は……)
馬鹿はスピカを斃すことが出来るのか!?


続

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