B.B.B. 激闘編
52の馬鹿 〜ヤミカリの終章! その2〜



闇夜の狩人、アジト・北斗星君にて始まった最終戦争!はたして、馬鹿一行は闇夜の狩人を撃滅することが
出来るのだろうか!?
某所、北斗星君、第5部隊・廉貞れんちょうの間
ドドドッ
奴柱どじ馬脱まぬけに蒼き横薙ぎの剣閃が3つ走る
奴柱どじ「ヘッ……そんなものぉ!飆獅燼踊ひょうしじんよう!」
ゴゴヒュアアアアッ
無数の風の刃が蒼き剣閃を斬り刻んで掻き消す
アルタイル、アケルナル、デネボラ「ぬ……お!!?」
馬脱まぬけ「これはオマケだぁ!霆虎墜戟ていこついげき!」
チュギョオアアアアッ
さらに雷雲を呼びよせ雷を落とす馬脱まぬけ
デネブ「フン……丹元蒼刃たんげんそうは命猖みことぐるい」
ドドオンッ
巨大な蒼き剣閃が2つ、X字を描きながら風の刃、雷を打ち消し奴柱どじ馬脱まぬけへと飛ぶ
奴柱どじ馬脱まぬけ「ぬ……なああ!!?」
ドギャオオアアアアアッ
ガードしつつも吹き飛ばされる2人
奴柱どじ馬脱まぬけ「ぬ……ぬうううう〜〜〜」
ザザザザザザザッ
アルタイル、アケルナル、デネボラ「さすが……デネブ様……」
デネブ「フン……感心している暇はない!とっととトドメを刺すぞ!」
アルタイル、アケルナル、デネボラ「はっ……」
ゴゴゴゴゴゴッ
邪気が高まる廉貞れんちょう部隊
奴柱どじ「ちちぃ……大丈夫か!?馬脱まぬけ馬脱まぬけ「もち!」
奴柱どじ「……さて……じゃ、こっちもやるとするか……」
馬脱まぬけ「ですね……」
ドドドドドドッ
負けじと殺気を吊り上げる奴柱どじ馬脱まぬけ
アルタイル、アケルナル、デネボラ「丹元蒼刃たんげんそうは殲景せんけい!」
ドドドンッ
デネブ「丹元蒼刃たんげんそうは命猖みことぐるい」
ズドアアアッ
3つの蒼き横薙ぎの剣閃とX字の蒼き剣閃とが奴柱どじ馬脱まぬけに迫る
奴柱どじ馬脱まぬけ「ハッ!飆霆荒濫ひょうていこらん」
ズドムアアアアッ
雷を伴った激しい風の刃が廉貞れんちょう部隊に襲い掛かる
デネブ、アルタイル、アケルナル、デネボラ「の……ごがあああ!!!?」
……廉貞れんちょう……敗北!!
さて、奴柱どじ馬脱まぬけ廉貞れんちょう部隊と死合っていた頃、偽馬鹿、嘘阿呆はと言うと……
北斗星君、第6部隊・武曲むごくの間
*「闇夜の狩人、第6部隊・武曲むごくへようこそ……ベガ以下アルデバラン、アルキバ、アルフェッカの4人で
 歓迎するぜ?」
偽馬鹿「フッ……そうかよ……」
嘘阿呆「だったら……こっちも迎撃してやるぁ!」
偽馬鹿「真空ч斬しんくうとうかいざん!」
嘘阿呆「火流線壱牙かりゅうせんいつが!」
ドドギャウウッ
真空の刃と炎の刃が武曲むごくへと迫る
アルデバラン、アルキバ、アルフェッカ「北極蒼刃ほくごくそうは死獄しごく!」
ドドドドドドンッ
蒼き十字の剣閃が3つ、偽馬鹿、嘘阿呆に飛ばし、真空と炎の剣閃を相殺する
偽馬鹿、嘘阿呆「おおう!?」
ベガ「北極蒼刃ほくごくそうは殺遭とりあい」
ズゴウンッ
そして間髪居れずに蒼きオーラを纏った刃をもって突撃、斬撃を繰り出すベガ
偽馬鹿、嘘阿呆「ぬ……ぐおおああ!!?」
ザガガガガガガガッ
直撃をガードしつつも弾き飛ばされる2人
ベガ「ハッ!」
バッ
そしてベガが退くと同時に
アルデバラン、アルキバ、アルフェッカ「北極蒼刃ほくごくそうは死獄しごく!」
ゴズドオオンッ
すぐさま十字の剣閃が襲い来る
偽馬鹿「ちいい……真空滅斬しんくうとうめつざん!」
ドギャアアアッ
それに対し無数の真空の刃を放って応戦する偽馬鹿
嘘阿呆「ハッ!火流貫焼牙かりゅうかんしょうが!」
ドゴウッ
そしてベガにむかって炎を纏った刃で貫きにかかる嘘阿呆
ベガ「ぬううあ!北極蒼刃ほくごくそうは殺遭とりあい!」
ドギャアアアッ
だが、突撃してきたベガと激突し、そのまま両者、組み合うことに……
嘘阿呆、ベガ「おおおおおおお!!!!」
ドオオオオオオンッ
技のぶつかり合いによって生じた爆発で両者飛ばされる
偽馬鹿「大丈夫か!?」
アルデバラン、アルキバ、アルフェッカ「ベガ様!?」
ザザザッ
……偽馬鹿、嘘阿呆VS武曲むごく……死合はこれからだ!


続

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