B.B.B. 激闘編
49の馬鹿 〜球技場スタジアムでの死合! その4〜



天四斗あまよとスタジアムで行われている馬鹿一行VS闇夜の狩人、文曲もんごく……双子パワーの前に馬鹿達は
苦戦し……
天四斗あまよと天四斗あまよとスタジアム
ポルックス、カストル「消えろ!カスども!!玄冥蒼刃げんめいそうは靈廃みたますだれ」
ズドオオオムッ
2人が刀に蒼きオーラを纏わせ、そのまま横に斬り抜ける
馬鹿、狗訴くそ「ぬおおあ!瑩冱天撃えいこてんげき!」
ゴギュオアッ
冷気のオーラで作った狼を光のオーラで作った龍が乗せ、そのままポルックス、カストルに突撃する
ポルックス「フン……そんなものがぁ!!!」
バキバキバキバキッ
カストル「ぬ……なあ!!?!」
だが、まず氷の狼が襲い掛かり、2人の周りを凍らせていく
ポルックス「ぬ……ぬぅ!?な……」
キュドゴッ
ポルックス、カストル「う……ごああああ!!!?」
続いて光の龍がポルックス、カストルに襲い掛かる
ドオオオオンッ
馬鹿「はぁ……はぁ……」
狗訴くそ「どうだ!!!」
・
・・
・・・
ポルックス、カストル……敗北!
ポルックス「馬鹿な……」
ミザール「……我らの……双子パワーが……何故……負けた!?」
アルコル「……貴様……まさか……」
カストル「本当は同調していなかったのではないのか!?」
ポルックス、カストル「何ぃい!!?」
ミザール、アルコル「言わせておけばぁ!!!」
ジキッ
双子同士での喧嘩に発展
馬鹿「……」
偽馬鹿「……どうするよ……コレ!?」
狗訴くそ「いや……どうするってったって……」
台力抜君たいりき・ばつぐん「実にいい死合だった!!」
と、そこへ抜君ばつぐんがJ1連中を引き連れてやってくる
ひや信子「ダ〜〜リンッ」
抱きッ
馬鹿「ちょ……信子!!」
※さすがにこんな大勢の前で抱きつかれるのは恥ずかしい馬鹿……
ポルックス、カストル、ミザール、アルコル「ぬおおあああ!!!」
ピタリ……
と、イキナリ争っていた4人の動きが止まり……
馬鹿ら6人「……来る……」
ツカツカツカツカツカツカ……
スピカ「内輪もめとは……情けないことだな……」
ポルックス、カストル、ミザール、アルコル「スススス……スピカ様……こ……これは……あの……」
スピカ「……敗者には死を……忘れたわけではあるまい!?」
ポルックス「スピカ様……お許しを!!」
ミザール「……ここは……我が生命に変えて……アルコルを!」
アルコル「ミザール……何を言う!俺の生命と引き換えに……ミザールを!!」
ポルックス「俺の生命はどうなってもいい……だが、カストルだけは……」
カストル「スピカ様……どうか、我が生命と引き換えに……ポルックスを!!」
スピカ「……いいだろう……」
グオオオオオッ
スピカ「全員まとめてあの世へいけ!洞明蒼刃どうめいそうは熄骸やみがら!」
ズドムッ
蒼き剣閃を瞬時に5つ放って4人をたちどころに斬り刻む
ポルックス、カストル、ミザール、アルコル「ス……スピカ……様!!?」
馬脱まぬけ(……また……か!?……また……)
スピカ「フフフ……馬鹿諸君……」
馬鹿「……何……だ!?」
スピカの異常なる殺気に一同動けず
スピカ「……斗魁とかい全部を斃した……その褒美だ……我がアジトにお前達を案内しようではないか……」
一同「……」
スピカ「フフフ……だがな……闇夜の狩人、斗杓の連中は斗魁とかいとは出来が違う……同じだと思ってナメて
 かかると死ぬぞ……フフフ……フハハッハ……ハッハッハッハッハ!!心しておくのだな!馬鹿よ!!
 お前達が……我がアジト、北斗星君へ来る時を……そして、お前が我が前に現れることを楽しみに待って
 いるぞ……ハハハハ……ハァ〜〜〜〜ッハッハッハッハッハ!!」
……そして……スピカは去っていく……
一同「あ……嵐が……過ぎ去った……」
……馬鹿一行は……闇夜の狩人に勝てるのか!?
……ちなみに、抜君ばつぐんは死合の観戦に満足したのか、そのまま野球の試合を観戦せずに、一行とともに帰路に
つくのであった……
一同「ちょ、何のために野球観戦にいったの!?」


END

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